エンターテインメント・ウェブマガジン
米ブルックリンのバンド、トールド・スラントが、【SXSW 2017】(サウス バイ サウスウエスト)の契約書に、“出演アーティストやその代理人が、SXSWの公式ショーケースの継続に悪影響を及ぼすような行動をとった場合”に米国入国管理局に通報することもある、就労ビザなしで“非公式のショーケースでの演奏に合意、演奏した場合、即国外追放、パスポート取り消し、米国税関・国境警備局により米国入国地点で入国拒否される場合がある”と明記されてあることに気付き、出演をとりやめたことが話題になっている。
トールド・スラントは自身のTwitterに「アートがどこで、どのようにシェアやパフォーマンスされるかを規制するために入国管理局と関係を持ち、それでもって金儲けをしているような団体に寄り添う気はないです」と綴り、「この契約書をすべてのアーティストが受け取っていると追記したいです。これが【SXSW】の公式ショーケース用の契約書です。みんな読んだ?」と出演する他のアーティストたちへ呼びかけた。毎年SXSWでは非公式の場でアーティストがプレイすることもあるが、契約書の表現ではこれも含まれる余地があるのだ。
これに対し、SXSWのCEOで共同創立者のローランド・スウェンソンは声明で、同フェスティバルはこれまで海外アーティストを入国管理局に通報したことは一度もないと反論し、契約書の一文は、“非常に悪質な行為、例えばステージ上の火薬利用に関するルールを守らない、クラブで乱闘騒ぎを起こす、または深刻な安全性の問題を起こすなどの行為に対し、SXSW側が対応する手段を提供する”セーフガードだと説明した。
非公式なショーケースで演奏することを禁じる規定は、20年間SXSWの契約書に明記されていたが、「就労ビザなしでSXSWで演奏する場合、米国入管法の制限によりショーケース・イベントの出演のみが可能です」とスウェンソンはSXSWのパフォーマンス契約から引用し、これまで通報したことはないものの、「もし他の場で演奏する場合は就労ビザが必要です」と海外アーティストへ注意を促した。
◎トールド・スラントによる投稿
https://twitter.com/Felixixix666/status/837386706512986112
https://twitter.com/Felixixix666/status/837387142007570432
https://twitter.com/Felixixix666/status/837387287059173377
J-POP2024年5月2日
8月31日、9月1日に、大阪・泉大津フェニックスにて開催される【RUSH BALL 2024】の第一弾出演アーティストが発表となった。 出演アーティストは、8月31日に、[Alexandros]、クリープハイプ、にしな、そして9月1日は … 続きを読む
洋楽2024年5月2日
ドレイクはカナダ出身だが、そのアメリカン・ポップ・カルチャーへのレファレンスは相変わらず的を得ている。 現地時間2024年4月30日の朝、ケンドリック・ラマーによるドレイクへ向けた辛辣なディス・トラック「Euphoria」が公開された。 … 続きを読む
洋楽2024年5月2日
現地時間2024年4月30日の夜、ニッキー・ミナージュがカナダ・トロントで開催した【ピンク・フライデー2 ワールド・ツアー】でドレイクと共演を果たし、ヤング・マネー・ファンを喜ばせた。 ドレイクは、ニッキーとのコラボ曲「Needle」の … 続きを読む
洋楽2024年5月2日
エムドゥ・モクターが、2024年5月3日にリリースするニュー・アルバム『Funeral For Justice』から新曲「Oh France」を公開した。この曲は、フランスの植民地主義に対する激しい非難であり、彼らの曲の中でもヘヴィな曲の … 続きを読む
洋楽2024年5月2日
2024年5月1日、なかやまきんに君のYouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】」に投稿された動画にボン・ジョヴィが登場して話題となっている。 動画では、なかやまきんに君がボン・ジョヴィの「It’s My … 続きを読む