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フリートウッド・マックのメンバーでシンガー・ソングライターのクリスティン・マクヴィーとリンジー・バッキンガムが『バッキンガム・マクヴィー』(仮題)というデュエット・アルバムを近くリリースする。
「長年ずっとお互いに気の合う関係だったけれど、一緒にデュエット・アルバムを作ろうと思ったことはなかった。バンド(フリートウッド・マック)に加入する前にスティーヴィーと作ったアルバム(1973年の『バッキンガム・ニックス』)はあったけれど、それ以外はフリートウッド・マックかソロしかやってない」とバッキンガムがロサンゼルス・タイムズ紙に語った。
このニュー・アルバムは、フリートウッド・マックから独立した存在として制作されるものの、バンドのドラマー、ミック・フリートウッドとベーシスト、ジョン・マクヴィーがロサンゼルスのヴィレッジ・スタジオでのレコーディングをアシストしているようだ。このスタジオは70年代後半に名盤『牙(タスク)』がレコーディングされた場所だ。スティーヴィー・ニックスは、現在【ロッキン・24キャラット・ゴールド・ツアー】と題された自身のソロ・ツアー中のため、アルバムに参加していない。2017年まで続いているこのツアーはプリテンダーズがオープニング・アクトを務めている。
この新作は、フリートウッド・マックの現役メンバー同士のデュエット・アルバムとして初めての試みであると同時に、10年以上バンドから遠ざかったいたマクヴィーの復帰作でもある。
「自分を信じられているか疑問に思っていたかもね。でも、“やってごらん、クリス。やってみればいいじゃない”って思うようにしたの。そしたら結果としてこれまでで一番の体験になったわ。バンドと再びつながることができたし、曲作りの相性が素晴らしくいい人を見つけることができた。リンジーと私は昔から曲作りの相性が良かったけれど、今回はそれが驚くほどいい結果をもたらしたの」と彼女は明かした。
『バッキンガム・マクヴィー』のリリース日は未定だが、早ければ5月頃には聴くことができそうだ。
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