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今週のBillboard JAPAN Top Classical Albumsは、村治佳織の5年ぶりの新録音『ラプソディー・ジャパン』と、カラヤン指揮ベルリン・フィルによる『ベートーヴェン:交響曲全集/ピアノ協奏曲第3番&第5番』が同ポイントで第1位にチャートインという結果となった。
村治佳織の『ラプソディー・ジャパン』は、これで10週連続でのチャートイン。12月には吉永小百合のチャリティーコンサート出演やBSプレミアム『八百万の住む山河』が再放送されるなどしたものの、大規模ツアーなどは行われない中での10週連続は快挙。まだまだ記録を伸ばしてくれそうだ。
同ポイントで1位を獲得したのは、カラヤンの1977年ベートーヴェン・チクルス。東京・普門館ライヴをまとめたものにワイセンベルクとのピアノ協奏曲を加えてボックス化した作品だ。2014年に発売されたブルーレイ・オーディオ盤を更に調整した新リマスター音源ということで、ファン注目の決定盤仕様となっている。
そして第3位にはロヴロ・フォン・マタチッチ指揮、ミラノ放送交響楽団による『ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調』がチャートイン。マタチッチが亡くなる2年前のミラノ・ライブで、完全発出音源ということもあり注目の盤となった。text:yokano
◎【Billboard JAPAN Top Classical Albums】トップ10
1位『ベートーヴェン:交響曲全集、ピアノ協奏曲第3番&第5番』ヘルベルト・フォン・カラヤン,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1位『ラプソディー・ジャパン』村治佳織
3位『ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調』ロヴロ・フォン・マタチッチ,ミラノ放送交響楽団
4位『ピアノ・ピュア~クラシック・ファンタジー』加羽沢美濃
5位『フルトヴェングラー・イン・ヴィースバーデン』ヴィルヘルム・フルトヴェングラー,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
5位『運命&V字(1962年、ヘッセン)』ハンス・クナッパーツブッシュ
7位『0歳からの育脳クラシック』
7位『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番バガニーニの主題による狂詩曲』反田恭平
9位『フルトヴェングラー・イン・パリ』ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
10位『月の光』冨田勲
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