AK-69、リスニングパーティーでアルバム『DAWN』をユニークに伝える

2016年11月24日 / 00:00

11月22日@アルバム『DAWN』リスニング・パーティ (okmusic UP's)

AK-69が11月22日(火)、米ヒップホップ名門レーベル・Def Jam Recordingsからの第1弾アルバム『DAWN』のリスニングパーティーを都内某所で敢行した。

会場に集まったのはマスコミ関係者、親交のある著名ミュージシャン、アスリートをはじめとした友人、ファンクラブからの当選者ら。都内某所のイベントスペースは開場とともに超満員の大盛況となった。

Def Jam Recordingsの数々の新旧交えたヒップホップとAK-69の代表曲がDJブースからフロアに鳴り響き、まさに“KING OF HIPHOP”のイベントらしい熱いストリートな雰囲気の中、AK-69が登場。イベントは、ニューアルバム『DAWN』からAK-69が解説を交えながらDJとVJが数曲をプレイ、パフォーマンスも挟み、歌詞もきっちり見せるという、AK-69がどれだけ想いを込めた、また自信に満ち溢れたアルバムかがわかる、非常にユニークなスタイルで進行した。

まずは、アルバムのタイトル曲「DAWN」、「Flying Lady feat.CITY-ACE, HIDE春」を解説後、「Flying Lady feat.CITY-ACE, HIDE春」をパフォーマンス。その後、先行配信でスマッシュヒットを記録している「Forever Young feat.UVERworld」の制作秘話などを交えながらプレイ。“UVERworldのTAKUYA∞の後輩がAK-69のファンで、TAKUYA∞にそのUVERworldとAK-69の世界観が似ていて“絶対合う”と言っていたのがきっかけとなり、実現した奇跡のトラック”とコメントした。

次に、同じくフィーチャリング曲として「Rainy Days feat.清木場俊介」の制作エピソードを紹介。この出会いも共通の知人によるもので、AK-69自身めったにない“やってやったぞ!”という最高のライヴを会場で清木場俊介が観て、AK-69の音楽に共感し、その後にダメモトでお願いして形になったという。

続くAK-69史上初となるドラマ挿入歌「Baby」は、恋愛の“こっ恥ずかしいことは普段口にだせないけれど、歌だとうたえるという、音楽家の特権”的な曲で、大切なひとことひとことを味わってほしい歌と説明し、パフォーマンスをした。

次の楽曲は、アルバムの肝になっている曲のひとつ「上ヲ向イテ」。“いままでは絶対またやってやるというアティテュードの曲が多かったが、この曲は、友人と負けちまったなと言いながら夕方をとぼとぼ歩くというイメージ。でも、負けても上ヲ向イテ行こうという友人でもある元中日ドラゴンズ監督谷繁元信氏の悲しいドラマがあった時に作った曲。敗れた。でも上を向いていこう。人間として大事なテーマ。リリックを聴いて欲しい”という熱いメッセージとともに、リスニングとなった。

自身のマネジメント会社名でもある「Flying B」は、マネジメントを立ち上げ、歌詞にもある《地べたから来た男にはいま羽が・・・》という独立した際、“玉砕するかもしれないけど闘う、針の穴の確率でも勝負に出たい”というこれまた重厚な想いで作られた曲としてパフォーマンスした。

そして、最後にはまさにAK-69のストリートから始まった自身のそのままを歌ったヒップホップアンセムとなっている「KINGPIN」のMVを上映して終了となった。

また、AK-69は今回のアルバム発売日11月23日からアルバム自体についても言及。11月23日はもともと自分で決めたリリース日ではなく、Def Jam Recordingsが設定した日にちとのことで、“ZEPPのツアーを終了したばかりで自分では2016年年末か年明けかと思っていた。そんな時間が明らかに短い制作スケジュールの提案となったリリース日に対し、ノーと言いたくなかった”という。実際に制作に入ると“すごいスムーズに”制作が進行、そして気づいたのが同郷の盟友、TOKONA-Xの命日11月22日の次の日が発売日だったということ。TOKONA-XがDef Jam Japanと契約を勝ち取り、嬉しくもあり悔しくもあったあの想い。そして、彼の1stシングルに“ペーペーだった”時に自信をシングルにフィーチャーしてくれたという思い出に触れ、運命的なアルバムとなったと話した。

そこからタイトルも“新章”というイメージの夜明け=『DAWN』(ドーン)と名付けた。つまりはTOKONA-Xに捧げ、散っていった仲間に捧げ、今日集まってくれたみなさん、“背負って”いる、みんなと一緒に“ドーン”を迎える、そんなアルバムと説明した。

【セットリスト】

01. Flying Lady feat. CITY-ACE, HIDE春

02. Baby

03. Flying B


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