X JAPANのリーダーYOSHIKIが自ら運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」（※以下YFA）は、4月21日 熊本地震の被災者支援の為の義援金として1000万円を寄付した。
ちょうど日本国内に滞在していたYOSHIKIは、熊本地震の報道を注意深く見守っていた。しかし、断続的に起きる地震とその被害の大きさに心を悼め、「少しでも被災者のためになれば」との思いで、自らの基金団体である米国非営利公益法人YFAより日本赤十字社の「平成28年熊本地震災害義援金」に1000万円を寄付した。
今回の震災に関し、1994年にロサンゼルス地震を経験しており、当時被災地の治安悪化が問題視されていたことに触れ、アメリカ在住経験が長い日本人として「東北大震災の時も同様、今回も被災地で秩序を守り、冷静な行動をとる被災地の皆様の姿にとても感動します。世界からも賞賛されるこういった日本人の心も今後世界に伝えたい」としている。
X JAPAN及びYOSHIKIは、これまでも様々な形でチャリティー活動を行っている。1995年 X JAPANとして阪神淡路大震災では被災した学校10校にピアノを寄贈。2009年 YOSHIKIは中国・四川大地震の被災地に音楽施設の寄贈。2011年 東日本大震災後にYOSHIKIはX JAPANのラストライブで使用した自らのクリスタルピアノをオークションに出し、落札額を全額寄付。同年 X JAPANとして出演した【a-nation】の出演料全額寄付。2015年 X JAPANで被災地石巻のライブハウスで東北震災復興チャリティーコンサートを行い、収益金2800万円を全額寄付。2016年3月11日には東日本大震災から5年を機にYOSHIKIは自身愛用のドラムセットをオークションに出品、落札された604万円を全額寄付。
その他にもYFAを通じてメイクアウィッシュファンデーション、米ポインツ・オブ・ライト財団、米グラミーファンデーションなどに寄付するなど、継続的にチャリティー活動を行っている。