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レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段(Stairway to Heaven)」のイントロが、米ロックバンド、スピリットの曲を真似たものなのか断定するには裁判を行う必要があると、連邦判事が裁定したことが明らかになった。
米国の地方裁判所判事R・ゲーリー・クラウスナーは4月8日、スピリットの元ギタリストで故ランディー・ウルフの遺産管財人の弁護士団が、「天国への階段」がスピリットの曲「Taurus」のコピーである十分な証拠を示していると裁定した。
「Taurus」は、レッド・ツェッペリンが1971年に「天国への階段」をリリースする数年前の1966年もしくは1967年にウルフによって書かれた曲だ。クラウスナーは、2つの曲に違いはあるものの、これらが明らかに類似していることをウルフの遺産管財人は証明できるかもしれないと綴っている。
レッド・ツェッペリンとスピリットはコンサートやフェスティバルでほぼ同時にパフォーマンスしていたが、同じステージには立っていない。クラウスナーは、レッド・ツェッペリンが「天国への階段」を作る前に「Taurus」を聴いた可能性があるという状況証拠を、これまでに提出されている証拠が示しているとしている。
レッド・ツェッペリン側の弁護士に問い合わせたが、回答は得られていない。また、同バンドが雇用する専門家たちは、どちらの曲も何世紀も前から使われている音を使っているだけだと主張している。
一方、ウルフの管財人であるマイケル・スキッドモアの弁護士は、今回の裁定を称賛。著作権訴訟の多くは苦しい戦いだが、クラウスナーの裁定により、ロック史上最も知られた曲を作る一助となったウルフの功績が認められる方向に一歩近づいたと述べている。
「天国への階段」のリマスター版が2014年に再発されたため、スキッドモアは時効のハードルを越えることができたそうだ。
5月10日にロサンゼルスで陪審裁判が予定されている。クラウスナーの裁定では、本訴訟からレッド・ツェッペリンのメンバー、ジョン・ポール・ジョーンズを除外し、ロバート・プラントとジミー・ペイジを被告人としている。
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