破産申請中の50セント、札束と写る写真の説明を求められる

　破産申請をしている50セントが、現金の山と一緒に写った自身の写真について判事に説明をするためコネチカット裁判所を訪れたことが明らかになった。

　アン・ネヴィンズ判事は同ラッパー（本名カーティス・ジェームズ・ジャクソン三世）に対し、ハートフォードにある破産裁判所で3月9日に開かれる審問に出席するよう命じていた。

　自身の隣に大量のお札を“BROKE”という文字に並べて撮った写真など、インスタグラムに上げている幾つかの写真について説明するよう、ネヴィンズ判事から求められたのだ。米国管財局はネヴィンズ判事に対し、同ラッパーの資産をよく調べるために審査官を任命するよう求めている。

　なお、50セントはこれに対し、この大量の現金は本物ではなく、資産の隠ぺいはしていないとしている。

　50セントは昨年、自身のセックス・ビデオをネット上に投稿されたと主張した一人の女性に対し、700万ドル（約8億円）を支払うようニューヨーク市陪審から命じられたことを受け、破産の申し立てを提出している。