“ビヨンセは心の毒”とする共和党員の意見に世論調査の結果は？

　米国政治家で共和党員のマイク・ハッカビーが自身の新書のなかで、ビヨンセのことを“心の毒”としたり、オバマ大統領が娘たちに同シンガーの曲を聴かせていることを非難している。これを受け、ハッカビーの意見に同意するか否かの世論調査がアイオワ州で行われた。

　質問は、「マイク・ハッカビーは最近出版した本の中で、ビヨンセというシンガーを“心の毒”として批判しています。あなたはこれをほぼ正しいと思いますか、それとも行き過ぎだと思いますか？」というものだ。

　これに共和党支持者たちの40％がハッカビーは「ほぼ正しい」と考えており、38％が「行き過ぎ」、22％が「わからない」と答えた。一方の民主党支持者たちの解答は、81％が「行き過ぎ」、6％が「正しい」、13％が「わからない」という結果だった。

　また、ハッカビーのバラク・オバマ大統領とミシェル・オバマ大統領夫人に対する侮辱的言動について、「マイク・ハッカビーはオバマ大統領夫妻について、自分の娘たちにビヨンセの音楽を聴くことを許す悪い育児をした罪があると言っています。あなたはハッカビーの意見をどう思いますか？」と問われた。

　こちらの質問には、大多数の人々が一致した意見を示した。61％の共和党支持者が彼を「行き過ぎ」だと考え、23％が「ほぼ正しい」、16％が「わからない」と解答。民主党支持者の95％が「行き過ぎ」とし、わずか2％が「ほぼ正しい」、3％が「わからない」と答えた。

　今回の調査は、402名の共和党支持者および401名の民主党支持者に対し行われた。同記事は元々ハリウッド・リポーターに掲載されていた。