窪塚洋介が震災復興に向けてメッセージ　「自分の得意なことをやることが復興につながる」

　映画「UGLY」の完成披露試写会に登場した窪塚洋介（左）と桃生亜希子　(c)KYODONEWS

　俳優の窪塚洋介、女優の桃生亜希子らが５日、東京都内で開かれた映画「UGLY」の舞台あいさつ付き完成披露試写会に登場した。

　本作は８月中旬からWEB上の映画館「THEATRE TOKYO」のオープニング作品として上映していた柿本ケンサク監督の最新作。

　フランスのパリでのロケについて窪塚は、「パリに行ったのは初めて。10日間くらい滞在して、どんどんなじんでいく感じがした」と話し、「本当におしゃれ。街にパワーがあって、それだけで映画になるほどで、そこに甘んじないようにした」とプロ意識をのぞかせた。

　また東日本大震災についても触れ、「今こういう状況で、自分の得意なことをやることが復興につながるし、気分も上がる。この作品からどんなメッセージを受け取るかは皆さんに委ねたい」と熱い思いを明かした。

　映画は12月10日から22日まで、東京都渋谷区のシネクイントでロードショー。