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演劇と映像、歌とダンスが融合したステージ(http://bit.ly/1aOa3KW)で“アイドルエンターテイメントの最先端”をひた走る東京パフォーマンスドール。そのリーダーである高嶋菜七(たかしまなな)が現在の心境、そして今後の展望について語った。
<アイドルエンターテイメントの最先端 デビューシングルTOP10入り>
昨年6月 約17年ぶりに新メンバーで復活した東京パフォーマンスドールは、演劇と映像、歌とダンスを芸術的かつ革新的に融合したデビュー公演【PLAY×LIVE『1×0』(プレイライブ「ワンバイゼロ」)】でアイドル新時代の夜明けを思わせ、今日まで着々とファンを増やしてきた。結果、デビューシングル『BRAND NEW STORY』でオリコン週間ランキング8位を獲得し、最近の公演も完売御礼状態が続いている。
◎高嶋菜七(リーダー)インタビュー
--デビュー作、オリコンTOP10入りを知ったときはどんな反応を?
高嶋菜七:最初掲げた目標は結構高めにしてて、「TOP5」とか言っちゃってたんですよ(笑)。なので、せめてTOP10には入らないと格好悪いなと思っていたんですけど、リリイベを行う度に新しいお客さんが増えていくのを目にして、初めてTPDを知ってリリイベに来てくれた人がいっぱいいたんですよね。そのファンの方たちに支えられて8位という結果を頂けたことは、本当に嬉しく思っています。
--そのデビュー作『BRAND NEW STORY』、ここに来て夏の高校野球 東・西東京大会のテーマソングにも選ばれたんですよね?
高嶋菜七:そうなんです! 私自身、少年野球入ってて!
--少女なのに?
高嶋菜七:少女なのに独りだけ少年の中に入って野球してたんですよ。元々家族が野球好きで、弟も現在、野球部なんです! なので弟にもテーマソングに選ばれたことを報告したら、ツンデレながらも「おまえ、やるやん。おめでとう」って言われて(笑)。家族も喜んでくれたし、浜崎香帆とか脇あかりとか野球好きなメンバーもいるので、みんなで喜びました。
--ワールドカップの影響もあって、最近の若い子は野球よりサッカーが好きなイメージですけど。
高嶋菜七:そうなんですよね。ただ、サッカーもいいけど、やっぱり野球! 野球は“日本!”って感じがするじゃないですか。負けません!
--(笑)。今、グループ全体のムードはどうなの?
高嶋菜七:熱いですよ。新メンバーで再結成して1年経って団結も深まって、今まで以上にアドバイスし合ったり、メンバーひとりひとりが周りを見れるようにもなってきていて。私も含めて至らないところはたくさんあるんですけど、1年間にわたってPLAY×LIVE『1×0』を続けてきたり、新人なのにTVやラジオのレギュラー番組を持たせて頂いたりとか、たくさんチャレンジさせて頂いているので、そのすべてが今の私たちに繋がってるんじゃないかなって思います。
--そこに至るまでリーダーとしていろいろ大変なところもあった?
高嶋菜七:私はそんなにリーダーっぽくないというか、メンバーに「それ、ちゃんとしいや。あ、それもこれも!」ってギスギスさせるのが嫌で、どっちかって言うと「はい、やろやろ。OK、OK、はい行くよー」みたいな。穏やかな雰囲気が好きなので。その中でダンスだったら脇あかりとか、トークだったら神宮沙紀とか、それぞれの得意パートが見えてきたので、私が何もかも引っ張っていく感じではないんですよね。だからリーダーとして苦労したことはなくて、逆に自分に甘いのを何とかしたいなって。
--メンバーどうこうの前に自分を何とかしたいと?
高嶋菜七:「自分に甘えてはいけない」というのは(上西)星来のモットーなんですけど、それを見習って自分に厳しくしていきたい。リーダーである以上、そこはもっと改善していかなきゃいけないなって思ってます。
--理想のリーダー像は?
高嶋菜七:頼られたい。でも自然とみんなを引っ張っていけるリーダーになりたいなと思ってます。ガミガミ言わなくてもみんながついてきてくれるようなリーダー。メンバーだけじゃなくて、ファンの方もついてきてれる。「この娘がリーダーだから頑張って応援していきたい」って思われる存在になりたいです。
--では、最後に。今後リーダーとしてTPDをどう盛り上げていきたい?
高嶋菜七:これからもっともっと新しい人にTPDを知って頂けるチャンスがあると思うんですけど、その一回一回を大切にして、どれだけ私たちが皆さんの心を奪えるか。心を奪いたいので、リーダーとしてはそこについてみんなと話し合って、みんなでTPDの魅力を深め合いたいなって思ってます。それでたくさんの方にTPDのファンになってほしいです。
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:山田秀樹
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