古田新太「ひどい劇場にしていきたい」　シネセゾン渋谷の跡地に新劇場“シブゲキ”オープン

　新劇場「ＣＢＧＫ　シブゲキ！！」お披露目の鏡開きを行った（左から）ＣＢＧＫエグゼクティブ・マネージャーの高橋典子、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、古田新太、ＣＢＧＫ座元の北牧裕幸　(c)KYODONEWS

　東京・渋谷のシネセゾン跡地にできた、新劇場「ＣＢＧＫ　シブゲキ！！」のお披露目と鏡開きが５日、同劇場で行われ、俳優の古田新太、劇作家で俳優のケラリーノ・サンドロヴィッチが出席した。

　同劇場のスーパーマスコットにも抜てきされた古田は、「スーパーマスコットの“ふるちん”こと、古田新太です。シブゲキは、すごく乱暴な劇場にしたい。ひどいことをやっていける劇場にしたいから、皆さんもひどい企画をどんどん出して」と、独特の抱負を語った。

　ケラリーノは「この劇場は、渋谷に７０～８０年代にあった、ジァン・ジァンみたいな劇場にしたいと聞いて、面白そうだなと思った。ジァン・ジァンなら、他の劇場ともかぶらないし、自由が利くので、ここでしかできないことをやっていきたい」と意気込んだ。

　さらに「今後２年くらいでぽしゃったりしないでほしい。２、３年あたりが一番やばいから、ぜひそこを乗り越えたい」と語り、笑わせた。

　同劇場は９日、古田が座長を務め、ケラリーノが作・演出する「奥様お尻をどうぞ」のプレミアム公演で正式オープン予定。