加藤登紀子が、ＫＯＢＵＤＯ－古武道－との絆を語る　「大きな気持ちで歌いたかった」

　アルバム「イツクシミ」発売記念のライブを開いた（左から）妹尾武、加藤登紀子、藤原道山、古川展生　(c)KYODONEWS

　インストゥルメンタル・ユニットＫＯＢＵＤＯ－古武道－（藤原道山、古川展生、妹尾武）が１３日、都内で、アルバム「イツクシミ」の発売を記念したプレミアムライブを開き、スペシャルゲストに歌手の加藤登紀子が登場した。

　今井美樹らのボーカリストを招いた同アルバムに、加藤は「絆　ｋｉ・ｚｕ・ｎａ」という曲で参加した。

　妹尾は、「縁が縁を結んで作ったアルバム。“せ～の”で演奏した」と振り返り、「人の命とじっくり向き合えるようなアルバムになった」と熱い思いを語った。

　一方、加藤は、ＫＯＢＵＤＯを、「心の底から信頼し合える。その友情がうれしい」と賞賛。

　「絆　ｋｉ・ｚｕ・ｎａ」については、「人がこの世を去っていく瞬間を見送る者たちをテーマにした。震災後のこの時期に、大きな気持ちで歌いたかった」と語った。