渡辺謙、初共演の菊地凛子を絶賛 「いろんな国でいろんな監督に鍛えられている」

2011年8月16日 / 20:30

 映画「シャンハイ」の特別試写会に登場した(左から)ミカエル・ハフストローム監督、菊地凛子、渡辺謙 (c)KYODONEWS

 映画「シャンハイ」の特別試写会が16日、都内で行われ、出演した渡辺謙と菊地凛子が登場した。

 アヘン中毒の日本人女性という難役を演じた菊地は、「作品の中でキーを握る役。非常に集中力が必要だったけど、難しいからこそやりがいがあった」と話した。

 一方、日本軍情報部の“タナカ大佐”を演じた渡辺は、「監督と話して、僕の役はドイツでもアメリカでもなく、イギリス英語を話すのではないかという結論になった。だから一から英語を勉強し直した。日本刀のシーンは、日本人の精神世界や習慣を考えて、アクション監督と一緒に作っていった」と役作りへのこだわりについて語った。

 今回が初共演となった2人。渡辺は菊地の印象について、「いろんな国でいろんな監督と仕事をしているから、鍛えられているなと思った。一緒のシーンは少ないけど、仕上がりを見てそう感じましたね」と絶賛した。

 映画「シャンハイ」は8月20日から丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。


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