「ぶらり途中下車」の滝口順平さん死去 「おしおきだべえ」ヤッターマンのドクロベエ役も

2011年8月30日 / 11:30

 日本テレビ系の番組「ぶらり途中下車の旅」の独特の語り口で人気の高かったナレーター・声優の滝口順平(本名・滝口幸平)さんが29日午前7時33分、胃がんのため死去した。80歳だった。葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。

 ラジオ東京(現TBS)放送劇団の第1期生。1956年、外国テレビドラマ「カウボーイGメン」の吹き替えを担当、これは日本初の吹き替えとも言われている。その後、「おしおきだべえ」のセリフで有名なアニメ「ヤッターマン」のドクロベエ役など、声優として活躍。92年から始まった「ぶらり途中下車の旅」のナレーションは番組の重要な構成要素となっており、その口調をマネする人も多かった。


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