楽しんご、「人生一回きりなので、書いちゃいました」 イジメ体験や性の目覚めをつづった自叙伝発売

2011年7月21日 / 20:45

 著書「泥だらけの制服」発売記念の握手会を開いた楽しんご (c)KYODONEWS

 お笑いタレントの楽しんごが21日、都内で、著書「泥だらけの制服」の発売記念握手会を開いた。

 本書は、楽しんごが、中学時代の壮絶ないじめ体験や、思春期に受けた衝撃による性の目覚めなどをつづった自叙伝。

 内容について楽しんごは、「当時は本当につらかったけど、過去は過去。テレビじゃ言えないようなことも書いた。一時期は思い出すのもつらかったけど、人生一回きりなので書いちゃいました」と語った。

 「今、同じ(いじめの)環境にいる子どもたちに読んでほしい。勇気を与えられると思う。いじめを克服した方法も書いてある。この本はお笑いじゃない。僕の人生に共感してくれる人は、絶対にいると思います」と真剣なまなざしで語った。

 また、「楽屋で書いたり、家で朝まで書いたり…」と執筆の様子を振り返り、「できた本を自分で読み返して泣いちゃった。でも書き終えてスッキリしました」と笑顔を見せた。

 最後に、“もし、本が実写化されるとしたら誰に演じてほしいか”という質問が飛ぶと、楽しんごは、「僕です」と即答。

 俳優・東幹久のものまねでおなじみだが、「東さんは僕より年上なので、やっぱり僕が演じたいですね」と話していた。


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