斎藤工「32歳になってこれでいいのかな」 「プライベートは器用じゃない」

2013年8月24日 / 19:16

 「この作品がどう育っていくのかが本当に楽しみ」と語った斎藤工

 俳優の斎藤工が24日、写真集『斎藤工 蜷川実花』の発売を記念して、東京都内で握手会を行った。

 写真家で映画監督も務める蜷川さんが、斎藤の魅力に迫った本書は、約1年をかけて撮影された。

 「蜷川さんが監督した『ヘルタースケルター』にカメオ出演したのがきっかけで知り合った」という斎藤は「ご近所さんだったこともあり、いろんなご縁があった。仕事としてではなく、当てもなく2人で写真を撮り始めたものが自然に形になったという感じ。不思議ですね」と振り返った。

 また、箱根の温泉で撮ったショットでは上半身ヌードも披露した斎藤。「鍛えたりした?」という質問には「いやいや、それをしたら作業になっちゃうので。例えば家族旅行の写真の良さって気兼ねない相手がシャッターを押しているところ。そういう感覚だったので、完成形をまったく意識しないで、ただそこにいる姿を撮ってもらいました」と答えた。

 現在は多忙な斎藤だが「まったく仕事が無い時代が長かったので、今はどの撮影現場もキツいけど、悲鳴を上げている自分は過去の自分から見たら本当に幸せ」と語った。

 またプライベートについては「器用じゃないので、多分あれもこれもというバランスは無理。プライベートな時間は映画を見ています。だんだん社会から離れていくというか。32歳になってこれでいいのかな、海辺とかでワイワイしなくていいのかなとも思うけど、自分らしく生きてます」と笑顔で語った。


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