福山雅治、「児玉清さんが背中を押してくれた」　「龍馬伝」への出演を決めた理由を告白

　「第４８回ギャラクシー賞」贈賞式に登場した福山雅治　(c)KYODONEWS

　歌手で俳優の福山雅治が２日、都内で開かれた「第４８回ギャラクシー賞」贈賞式に登場した。

　福山は、昨年のＮＨＫ大河ドラマ「龍馬伝」やＮＨＫスペシャル「ホットスポット　最後の楽園」への出演が評価され、「テレビ部門個人賞」を受賞した。

　福山は、「デビューして２０年くらい経つけど、これまでこういった賞には縁がなかった。自分にとって一つの節目になった」と喜びを語った。

　「龍馬伝」について聞かれると、「撮影中は無我夢中だった。終わってみると、たくさんのことが変化したことに気付いた」と語った。

　また、「これまでは、街で女性に声を掛けられることはあったけど、今は男性に“龍馬お疲れさまでした”と声を掛けられる」と笑わせた。

　龍馬その人については、「いつの間にか相手の懐に入るけど、嫌なやつとは思われない。僕もそういう風になりたかった」と憧れの言葉を口にした。

　最後に福山は、「亡くなった児玉清さんに受賞の喜びを伝えたい。『龍馬伝』のオファーを受けて悩んでいた時に、児玉さんが背中を押してくれた」と話し、劇中で父親を演じた児玉さんに感謝の意を表した。