J.コール、3週目にしてビルボード・チャートNo.1の可能性

　1週間前、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”に2位で初登場したJ.コールの『ボーン・シナー』が、7月10日に発表されるチャートでNo.1に上り詰める可能性が大きくなった。

　2週目となる今週も2位に位置した同アルバムだが、業界筋は集計期間の最終7月7日までにおよそ6万枚ほど売り上げるのではないかと予想している。

　この数字は、R＆Bシンガーのジョーや、ポップ/ロック・バンドのリライアントK、ヒルソングのライブアルバム『グロリアス・ルーインズ』など、同週に新しくリリースされるアルバムをかわすのに十分な数字とのこと。なかでも最も強豪と思われるジョーの『ダブル・バック：エヴォリューション・オブ・R＆B』でさえ、2万5000枚前後だというのだ。

　米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”の新たなトップ10は、米時間7月10日水曜日の朝に明らかになる。

　なお、2位以下に初登場してからNo.1に上り詰めた直近のアルバムは、3月16日付チャートでのブルーノ・マーズの『アンオーソドックス・ジュークボックス』だ。2012年12月29日に2位に初登場した同アルバムは、チャートイン12週目にしてNo.1を獲得した。