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海外ドラマの歴史に残る医療ドラマの名作が第9シーズンへ。グリーン先生やベントン先生が去ったERでは、カーター先生や“ER新世代”が悪戦苦闘しながら成長していく。
昼夜を問わず急患が担ぎ込まれるシカゴのカウンティー総合病院ER(緊急救命室)を舞台に、ドクターやナースの奮闘を描く医療ドラマの名作から、2002~03年に全米NBCネットワークで放送された第9シーズンを放送。
前シーズン、番組開始以来の2大名物ドクター、グリーン先生(アンソニー・エドワーズ)とベントン先生(エリック・ラ・サール)が去ったER。グリーン先生の後継者ともいうべきカーター(N・ワイリー)がERの中心的人物になる中、クロアチア出身のコバッチュ(G・ヴィシュニック)、ナースのアビー(M・ティアニー)に加え、前シーズンに初登場したプラット(M・ファイファー)、ガラント(S・アトキンス)ら、いわば“ER新世代”が、ベテランのカーター、スーザン(S・ストリングフィールド)らのもとで成長していく。
『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたドン・チードルら充実のゲスト陣も要注目。
<ストーリー>
リーダー格のグリーンを失ったカウンティー総合病院ER。その遺志を継いだカーターのもと、個性的だったり複雑な過去を持つドクターやナースは引き続いて公私にわたって忙しい毎日を送っていく。カーター自身がナースのアビーと恋におちる一方、再愛の夫グリーンを失ったコーデイ(A・キングストン)は母国の英国に戻り、スーザンは旅先のラスベガスで知り合って結婚した男性と離婚しようとする。診療部長に出世したウィーバー(L・イネス)は同性のパートナーとの間に子どもを作ろうと行動を起こす。心がすさんだコバッチュは女性関係が激しくなる。そんなある日、部下たちに厳しいロマノ(P・マクレーン)が救急ヘリのローターに左上腕を切断され、縫合手術を受ける事態に……。