電子書籍アワードで今日マチ子らが受賞 高田純次、賞金を全額被災地に寄付

2011年4月27日 / 19:45

 左から、大賞の森川幸人氏(株式会社ムームー)、特別賞の赤松健氏(株式会社Jコミ)、読者賞の岡田英之氏(エキサイト株式会社)、コミック・絵本賞を受賞した漫画家の今日マチ子 (c)KYODONEWS

 「ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011」発表会が27日、都内で行われた。

 「センネン画報」でコミック・絵本賞を受賞した漫画家の今日マチ子は、「この作品は、当初は個人的にブログで描いていたもの。静かに丁寧に描いている空気感を電子書籍でちゃんと再現できるか、初めは心配もあった。しかし出来上がったものを見ると、非常に満足のいくものだった。今は逆に、アプリのフォーマットから物語の発想を得る未来にワクワクしている」と受賞の喜びを語った。

 また、「適当日記」で特別賞を受賞したタレントの高田純次は、VTRで「特別賞と聞いて、大賞じゃないんだと思った。私ももう先が長くない。この間医者に診てもらったら、後50~60年生きられると言われちゃった」と得意の“適当発言”を。

 しかし、VTR後に出版社側から、今回の賞金10万円は高田本人の意向で被災地に全額寄付されることが明かされた。


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