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エミネムが、長年の友人であるキッド・ロックとのコラボについて、自身の判断を擁護した。2人の政治的立場が正反対であることから、今回のタッグは一部のファンから反発を招いていた。
エミネムは、現地時間2026年10月17日にリリースされたキッド・ロックの信仰をテーマにしたニュー・アルバム『ハーフウェイ・トゥ・ジーザス』の収録曲「Heal My Faith」に参加している。アルバムの発売から数時間後、エミネムはSNSでこの組み合わせについて言及し、「どちらかの側を選ぶということじゃなく、ただ旧友と音楽を作ることを選んだだけだ。俺たちみんなのために祈ってる」と綴った。
米デトロイト出身の2人の政治的な違いはよく知られており、今回のコラボは一部のエミネム・ファンを驚かせていた。エミネムは2024年にデトロイトで開かれた集会でカマラ・ハリスへの支持を表明し、「Campaign Speech」などの楽曲でドナルド・トランプを批判してきた。一方のキッド・ロックは、音楽界で最も著名なトランプ支持者の一人として知られている。エミネムは自身のヴァースでこの溝に真正面から触れ、「ショック・ラップからロック・ラップまで、俺とダチ/あいつは俺の兄弟、政治的な敵じゃない」とラップしたうえで、党派や宗教の垣根を越えた団結を呼びかけている。
エミネムと約40年来の友人であるキッド・ロックは、米ビルボードのインタビューでこのコラボについて語った。「彼を自分の政治の世界に引きずり込みたくはなかった」と彼は話し、2人の間で政治の話は、「少しはするけど、それほど多くはない」と付け加えた。また、アルバムについては、「許しとやり直しの機会についての作品」であり、「この国の分断をいくらかでも癒やす」ための試みだと説明している。さらにキッド・ロックは、エミネムが当初は別の楽曲「7 Sins」への参加者として発表されていたものの、2人でコラボを1曲に絞ることに決めたことも明かした。その枠は最終的にリル・ウェインが務めることになった。
2人の付き合いは長い。エミネムはキッド・ロックの『デビル・ウィズアウト・ア・コーズ』に収録された1998年の楽曲「F— Off」に参加し、キッド・ロックはエミネムの2013年のシングル「Berzerk」のミュージック・ビデオに出演している。両者とも米ビルボード史上屈指のセールスを誇るアーティストであり、エミネムはアルバム・チャート”Billboard 200″で10作の首位獲得アルバムを、ソング・チャート”Hot 100″で5曲の首位獲得曲を持つ。一方のキッド・ロックは、ダイヤモンド認定を受けた1998年の出世作『デビル・ウィズアウト・ア・コーズ』でブレイクを果たし、「All Summer Long」でHot 100のTOP10入りを記録している。
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