【米ビルボード・ソング・チャート】エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」通算23週目の首位、首位最長単独記録を達成

2026年9月22日 / 09:30

今週(2026年9月26日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が通算23週目の首位を獲得し、史上首位最長単独記録を達成した。同曲は、その他の各チャートでも様々な記録を更新している。

 2025年10月にリリースされたエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は、同年11月1日付のチャートで初登場し、今年の1月10日付でTOP10入りした後、2月14日付で1位に到達。以降5回の首位奪還をして、今週で通算23週目に記録を更新した。

 1958年8月に集計が始まったソング・チャート“Hot 100”史上、16週以上首位を記録したのは以下の7曲で、「チュージン・テキサス」は同22週で並んでいたマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」を上回り、首位最長単独記録を達成した。

・23週:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2026年)
・22週:マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(2019~26年)
・19週:シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」(2024年)
・19週:リル・ナズ・X 「オールド・タウン・ロード(feat. ビリー・レイ・サイラス)」(2019年)
・16週:モーガン・ウォーレン「ラスト・ナイト」(2023年)
・16週:ルイス・フォンシ & ダディ・ヤンキー「デスパシート(feat. ジャスティン・ビーバー)」(2017年)
・16週:マライア・キャリー & ボーイズ II メン「ワン・スウィート・デイ」(1995~96年)

 23週目の首位を獲得した「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間(9月11日~9月17日)に公式ストリーミング再生数が2,180万回(9%減)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が5,830万回(2%増)、セールスは6,000(4%増)を記録した。

 ストリーミング・ソング・チャートでも通算23週目の首位をキープして、エアプレイ・チャートでは6位から2位に上昇し、最高位を更新。ジャンル別では、アダルト・ポップ・エアプレイ(4位)、ポップ・エアプレイ(7位)、アダルト・コンテンポラリー(9位)の各チャートでも、それぞれ最高位を更新してTOP10にランクインしている。

 また、デジタル・ソング・セールス・チャートでも首位獲得記録を通算18週目に更新し、同18週を記録したBTSの「Dynamite」(2020~21年)と「Butter」(2021年)と並ぶ史上最長首位タイ記録を達成した。

 さらに、カントリー・ソング・チャートでは今週で通算41週目の首位を獲得。同チャートで1位にランクインし続けている期間の中で、カントリー・エアプレイ・チャートでも2月から3月にかけて3週間にわたり首位を獲得した。カントリー・エアプレイ・チャートにおいては、エラ・ラングレーが1位に送り込んだ全5曲のうち、「チュージン・テキサス」が3番目の首位獲得曲となる。

 「チュージン・テキサス」は、長い歴史をもつソング・チャート“Hot 100”において、これまでの最高記録を塗り替えてきた「歴代1位」の座についた過去の10曲と並び、新たな歴史の一ページを開いた。

 以下は、そんな高い壁を破ってきた歴史的な大ヒット曲のリストで、前の記録とただ並んだ(タイ記録の)曲はカットし、前の記録を追い抜いて「単独で新記録を打ち立てた曲」だけをピックアップしている。なお、ここに記載された曲は全て10週間以上1位をキープしたタイトルのみで、ボーイズ・II・メンとマライア・キャリーは、両者ともそれぞれ2曲ずつこのリストに名を連ねている。

※首位獲得週数の新記録を樹立した週:アーティスト、曲名、初の首位獲得日

・23週:エラ・ラングレー「チューシン・テキサス」(2026年2月14日付)
・20・21・22週:マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(2019年12月21日付)
・17・18・19週:リル・ナズ・X 「オールド・タウン・ロード(feat. ビリー・レイ・サイラス)」(2019年4月13日付)
・15・16週:マライア・キャリー&ボーイズ・II・メン「ワン・スウィート・デイ」(1995年12月2日付)
・14週:ホイットニー・ヒューストン「オールウェイズ・ラヴ・ユー」(1992年11月28日付)
・11・12・13週:ボーイズ・II・メン「エンド・オブ・ザ・ロード」(1992年8月15日付)
・10週:デビー・ブーン「恋するデビー」(1977年10月15日付)
・7・8・9週:ボビー・ダーリン「マック・ザ・ナイフ」(1959年10月5日付)
・6週:トミー・エドワーズ「イッツ・オール・イン・ザ・ゲーム(恋のゲーム)」(1958年9月29日付)
・3・4・5週:ドメニコ・モドゥーニョ「ボラーレ(ネル・ブルー・ディ・ピント・ディ・ブルー)」(1958年8月18日付)
・1・2週:リッキー・ネルソン「プア・リトル・フール」(1958年8月4日付)

 エラ・ラングレーに続き、ステラ・レフティの「ボストン」も現時点での最高位となる2位をキープ。モーガン・ウォーレンの「ビーン・バイ・ナウ」(最高2位)は、先週の4位から3位に上昇し、今週もカントリー・ソングがTOP3を独占した。カントリー・ソングが「1位から3位」「1位から4位」「1位から5位」のいずれかを独占したのは、今週を含めて通算16回(週)あり、そのうちの12回が今年の7月から9月に集中している。

 先週5位にランクインしていたアリアナ・グランデの「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」(最高1位)は、今週4位に再浮上。テーム・インパラ&ジェニーの「ドラキュラ」も6位から5位に、最高位復帰を果たした。同曲は、ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートでは通算37週目、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートでは19週目の首位を獲得。また、エアプレイ・チャートでは2位から1位に上昇して、同チャートにおける両者初のNo.1タイトルを獲得した(ラジオのオーディエンス・インプレッション数は6,260万回)。

 6月20~27日付の2週連続で1位を獲得したテイラー・スウィフトの「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」は、前週の3位から今週6位にランクダウン。先週のチャートで10位にTOP10入りしたカロルGの「BbY WOW(with フデリン&ルソウスキー)」は、今週7位に最高位を更新した。また、ラテン・ソング・チャートでは今週で通算5週目の首位を記録している。「BbY WOW」は、カロルGにとって2023年3月に最高7位を記録したシャキーラとのコラボ曲「TQG」に続く2曲目のTOP10入りで、フデリンとルソウスキーは、両者初のHot 100ランクインにして初のTOP10入りした楽曲となる。

 オリヴィア・ディーンの「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」(最高5位)は7位から8位、「マン・アイ・ニード」(最高2位)も8位から9位に、それぞれワンランクダウンしたが、今週もTOP10に2曲をランクインさせている。エラ・ラングレーの「ビー・ハー」(最高2位)も、前週の9位から10位に順位を下げた。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは9月24日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
2位「ボストン」ステラ・レフティ
3位「ビーン・バイ・ナウ」モーガン・ウォーレン
4位「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」アリアナ・グランデ
5位「ドラキュラ」テーム・インパラ&ジェニー
6位「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」テイラー・スウィフト
7位「BbY WOW」カロルG with フデリン、ルソウスキー
8位「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」オリヴィア・ディーンン
9位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディー
10位「ビー・ハー」エラ・ラングレー

 


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