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今週(2026年9月12日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が通算21週目の首位を獲得し、ホリデー・ソングを除く歴代最長首位単独記録をさらに更新した。
今年2月14日付のチャートで初めて首位を獲得してから、非連続で通算21週目の首位を獲得したエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」。1958年8月に集計が始まったソング・チャート“Hot 100”史上、21週以上首位を記録したのは、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」(22週)に続く2曲目の快挙で、その記録に並ぶまであと1週に迫っている。
・22週:マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(2019~26年)
・21週:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2026年)
・19週:シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」(2024年)
・19週:リル・ナズ・X 「オールド・タウン・ロード(feat. ビリー・レイ・サイラス)」(2019年)
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」(1994年リリース)は、2019年に初めて1位を獲得してから、ホリデー・シーズンを迎えるたびに毎年首位を獲得し続けていて、今年もその季節が巡ってくればさらに記録を伸ばす可能性がある。
21週目の首位を獲得した「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間(8月28日~9月3日)に公式ストリーミング再生数が2,450万回(1%増)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が5,810万回(2%増)、セールスは7,000(6%増)を記録した。
ストリーミング・ソング・チャートでも通算21週目の首位をキープし、最高4位を記録したエアプレイ・チャートでは5位をキープ。通算16週の首位を記録したデジタル・ソング・セールス・チャートでは、前週の7位から4位に再浮上した。また、カントリー・ソング・チャートでは通算39週目の首位を獲得している。
ストリーミング・ソング・チャートにおいては、20週で並んでいたリル・ナズ・Xの
「オールド・タウン・ロード」を上回り、単独の歴代2位となる最長首位記録を達成した。同チャートの歴代最長記録はマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」で、これまでに通算26週を記録している。
2月から3月にかけて3週連続の首位を獲得したカントリー・エアプレイ・チャートでは、ジャンルを超えたクロスオーバー・ヒットを続けており、アダルト・ポップ・エアプレイ・チャートで自己最高位となる4位、ポップ・エアプレイ・チャートでも自己最高位となる7位を記録している。
上記の通り、「チュージン・テキサス」が初めて首位に立ったのはバレンタイン・デーの2月14日付のチャートで、先週のレイバー・デー(労働者の日)にあたる9月5日付のチャートを過ぎても、未だ首位をキープしている。このままハロウィンの時期まで首位を維持し続けることかできるか、今後の動向に注目が集まる。
「チュージン・テキサス」は、31週間にわたるチャート滞留期間の中で、非連続ながら通算21週の首位を獲得した。この期間中、通算6回にわたり首位へと返り咲いていて、1つの楽曲が同一のリリース期間中に首位に返り咲いた数の最多記録も達成した。
ソング・チャート“Hot 100”において、初めて首位を獲得した週から直近で首位を獲得した週までの期間が最も長い楽曲と、それぞれの通算首位獲得週数は以下の通り。
・6年2週(2019年12月21日付~2026年1月3日付):マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(首位獲得:通算22週)
・1年4か月(1960年9月19日付~1962年1月20日付):チャビー・チェッカー「ザ・ツイスト」(首位獲得:通算3週)
・41週(2024年4月6日付~2025年2月22日付):ケンドリック・ラマー「ノット・ライク・アス」(首位獲得:通算3週)
・31週(2026年2月14日付~2026年9月12日付):エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(首位獲得:通算21週)
・25週(2022年4月16日付~2022年10月1日付):ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」(首位獲得:通算15週)
・23週(2023年3月18日付~2023年8月19日付):モーガン・ウォーレン「ラスト・ナイト」(首位獲得:通算16週)
・21週(2024年7月13日付~2024年11月24日付):シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」(首位獲得:通算19週)
「チュージン・テキサス」に続くステラ・レフティの「ボストン」は、現時点での最高位となる2位をキープ。6月20~27日付の2週連続で1位を獲得したテイラー・スウィフトの「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」も先週に続き3位にランクインして、エアプレイ・チャートでは3週目の首位を獲得した(ラジオのオーディエンス・インプレッション数は7,400万回/11%増)。
ソング・チャート“Hot 100”の歴史において、カントリー・ソングが「1位から3位」「1位から4位」「1位から5位」のいずれかを独占する現象は、ストリーミングが強化された2023年8月以降に計14週記録されていて、近年のストリーミングにおけるカントリー人気の拡大を物語っている。
6月13日付で1位に初登場したアリアナ・グランデの「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」は5位から4位、8月8日付で2位に初登場したモーガン・ウォーレンの「ビーン・バイ・ナウ」は4位から5位に順位を入れ替えて、テーム・インパラ&ジェニーの「ドラキュラ」(最高5位)は6位をキープ。ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートでは通算35週目、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートでは17週目の首位を獲得した。
オリヴィア・ディーンの「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」(最高5位)は7位をキープ。「マン・アイ・ニード」(最高2位)は9位から8位に上昇し、今週もTOP10に2曲を送り込んだ。
3月14日付のチャートで最高位の4位にデビューしたブルーノ・マーズの「リスク・イット・オール」は、前週の11位から今週9位に浮上し、約4か月ぶりのTOP10復帰を果たした。エラ・ラングレーの「ビー・ハー」(最高2位)は、前週に続き今週も10位にランクインしている。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは9月10日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
2位「ボストン」ステラ・レフティ
3位「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」テイラー・スウィフト
4位「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」アリアナ・グランデ
5位「ビーン・バイ・ナウ」モーガン・ウォーレン
6位「ドラキュラ」テーム・インパラ&ジェニー
7位「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」オリヴィア・ディーン
8位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
9位「リスク・イット・オール」ブルーノ・マーズ
10位「ビー・ハー」エラ・ラングレー
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