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今年で10周年を迎え、春から【Appare!10th ANNIVERSARY TOUR~てんきゅー!!!!!!!!!~】をまわっていたアイドルグループ・Appare!(あっぱれ!)が、そのファイナル公演を7月17日 (金) 国立代々木競技場第二体育館にて開催した。
<「10周年ありがとう!」10年の物語を体現する熱狂ライブ>
2024年夏、初の日本武道館ワンマンライブが台風7号の影響で中止になってしまうも、2025年1月29日に日本武道館リベンジ公演【Appare!やったれ武道館~絶対!玉ねぎいただきます!~】を実現し、大成功を収めてみせたAppare!。同年秋には、ABEMAでの密着番組も話題となったオーディションにてりーちゃんこと坂本りさ、あむあむこと北野あむ、なちゅこと森川なつが新メンバーとして加入。以降、9人の新体制でパワーアップしたグループの姿を全国各地にお届けしてきた彼女たちが、10年分のストーリーと感謝を乗せて国立代々木競技場第二体育館にて全身全霊かつ、このうえなくハートフルなライブを繰り広げてみせた。
Appare!の歴史が分かる年表やパネル、歴代衣装などの展示を見ながら客席に着くと、そこには彼女たちのアニバーサリーをお祝いするべく集まった超満員のオーディエンス。はじまりのメンバーである朝比奈れいがスクリーンに映し出されると、この10年間で仲間になったメンバーたちが加入順に合流しながらステージへ向かい、我々の眼前に凄まじい歓声に包まれながら登場する。そして「10周年ありがとう!」の声と共に彼女たちは、今から10年前にリリースされたデビューアルバム『APPARE! WORLD』から「キミだけのワンダーランド」「超絶スーパーLOVE!」「アッパレルヤ!!」と、Appare!を愛し続けてくれた竹の子(※Appare!ファンの呼称)の盛大なコール&ミックスを受けながら全身全霊のパフォーマンスに満面の笑顔で歌い届けていく。そして「さあ、皆さん! 本日は大雨の空模様ですが、お越しくださりありがとうございます!」と挨拶しながらも、この空間では「本日は晴天なり」で天晴れないい天気を創造! 太陽の光が燦々と降り注いでいるようなポジティブパワー200%のパフォーマンスを繰り広げ、そこに熱狂と歓喜の渦を巻き起こしてみせた。
「来たぞ、10周年ツアーファイナル! 国立代々木競技場第二体育館! ありがとうございます! 私たち、Appare!です! よろしくお願いしまーす!」と元気いっぱいに本日最初の挨拶を交わすと、森川なつ(オレンジ)「なちゅって呼んでください! 今日は最高の瞬間にしましょう!」、坂本りさ(水色)「りーちゃんこと坂本りさです! 今日は出た瞬間めっちゃ涙が出そうだったんですけど! たのしくやっていきたいと思いまーす!」、永堀ゆめ(ミントグリーン)「大きな声でゆめちゃんって呼んでください! 今日は9人と一緒に熱い金曜の夜を過ごしましょう!」、七瀬れあ(黄色)「れあたんって大きな声で呼んでください! 皆さん、10年前は何をしていましたか? 10年前からいてくれたれいちゃんやファンの皆さんも、そうでない皆さんも、今日は奇跡みたいな瞬間を楽しんでいきましょう!」、朝比奈れい(赤)「みんな、大きな声でれいちむって呼んでください! 皆さん、今日は10年間成長した朝比奈れいを見ていってくださーい!」、橋本あみ(桃色)「みんなであみちって呼んでください! 今日はぷりちー笑顔でみんなのことしあわせにするねー!」、藤宮めい(白)「めいぽむって呼んでください! 11年目もAppare!がみんなのことをメロメロにしちゃうよー!」、北野あむ(紫)「みんなであむあむって呼んでください! 今日はいつも応援してくれている皆さんも、初めて来てくれたみんなも、Appare!の虜にさせたいと思います!」、藍井すず(青)「みんなで「すずぽん」もらってもいいですか! ついにやってきました、代々木競技場第二体育館! 今日は一日よろしくお願いしまーす!」
と、ひとりずつメンバーコールを浴びながら自己紹介すると、れあが「私たち、Appare!。7月2日に10周年を迎えましたぁー! いつも日々応援してくださる皆さんのおかげで迎えられた10周年だと思っています。そんな皆さんに感謝を伝えるツアー、そして、これから出会う皆さんともいっしょに! 目標としている横浜アリーナへの道を一緒に歩んでいきたい。そんな想いを込めたツアーになっています。4月から始まったツアーですが、もう16公演目ですよ。これまで15公演、各地からたくさんのパワーをいただきました。今日はそのツアーの集大成ですので、私たちらしさを最後まで見せられるように頑張りたいと思います!」と語り、その流れで「続いては、ツアーファイナルスペシャルメドレーです! Appare!が歩んできた歴史を感じながら聴いてください!」と「ハジマリのアイズ」「パレリラパレリラ」「アッパライナ」「だいきらいフューチャー」「ぱ ぴ ぷ ぺ POP!」といったキラーチューンたちをノンストップで畳み掛けていく。歴代のライブ映像やMV、オフカットなどを流しながら、共に歌い、叫び、サイリウムを全力で揺らしてはしゃぎまわる竹の子たちと10年間のストーリーを体現していくAppare!。メドレーと言っても少しずつパフォーマンスするのではなく、1曲1曲じっくりと全身全霊で届けていくところにこのチームの音楽愛、Appare!愛を感じた。
また、その直後に披露された「さんざめく」も素晴らしかった。「消えたくなるほどの夜をいくつ越えただろう こんなところで終われないな」「これからの話がしたいんだ あなたと描いた明日たちが 何度も今日を僕にくれたから」「繋ぎ合ったこの手が離れないように 結び合った思い出に報えますように 走れ最果ての未来へ」などの9人のアイドル人生やファンとの絆の物語と重なるフレーズが畳み掛けられていくのだが、そこにはAppare!の10年の重みとその先の未来への覚悟が込められていた。
<10年の飽くなき探求と挑戦、それによる進化>
こうして前半から宣言通りAppare!らしいパフォーマンスが繰り広げられたライブはインターミッションへ。スクリーンには、RPGのように9人のメンバーがラスボス的な屈強な敵と戦う幕間映像が流れてきたのだが、そのバトルは客席からの声援の熱量によって優劣が決まる仕組みとなっていた。このように休憩時間も絶え間なく飽きさせず盛り上がり続けるのもAppare!のライブの魅力だ。そして、その声援に誘われるように再登場したAppare!は、カラフルなドレスをプリンセスのようにふわふわ揺らしながら「骨格アイドル□虹ベユニコーン(※□=ハート)」「アッパーリヤ!」と新曲を立て続けにお届けし、鮮やかにポップに歌い踊ってみせると、その新衣装姿を記録してもらう為に撮影タイムも用意。さらには、この9人の新体制になって初の楽曲「きにしないっ!」では、9人の息の合ったシンクロパフォーマンスで我々を魅了していく。いつでも元気で全力のステージを届けてくれる彼女たちだが、その中でこうした芸術点の高いパフォーマンスを繰り広げられるようになったのも、この10年の積み重ねがあってこそ。また、個性も表現力も豊かなメンバーが増えたこともあって、彼女たちのライブはかつてないほどに迫力がある。要するに、Appare!は歴代最も魅力的なアイドルグループになっている。
そんなことを感じながらステージを観ていたら、その9人が思い思いに客席へ乱入! 会場内を自由に動きまわりながら、ファンひとりひとりと直接コミュニケーションを取りながら、サイン入りTシャツをバズーカで吹っ飛ばしながら「アッパレビバディ」を歌い踊っていた。ライブの自由度もめちゃくちゃ高くなっている! さらには、みんなでハンドクラップしながら「未体験 Be Alright!」でワールドカップ級の凄まじいシンガロングも創造したかと思えば、西洋人形のような麗しさで「Our Music」を表現し、すずが「揺らすぜ、代々木!」と叫ぶと、Appare!なりのオリエンタルなクラブミュージック「原宿サニーデイ」でその言葉通りにこの会場をレイヴ化してみせる。音楽性もパフォーマンスの幅もめちゃくちゃ広く、そのすべてでAppare!らしさを感じさせられるようになったのも、この10年の飽くなき探求と挑戦、それによる進化があったからだろう。
そして、ライブは本編ラストブロックへ。「皆さん、タオル持ってますかー! Appare!の夏、楽しめるかぁー!」という煽りからみんなでタオルを振りまわしながらの「あっぱれサマーっ!!」に始まり、客席から湧き上がる「世界でいちばん愛してる!」などの全力ミックスが響き渡る中での「アイネクライネ幼き恋だね」、さらには「最高の瞬間と景色をあなたと見るのだ!」と今目の前に広がる光景と重なるフレーズも歌い上げながら限界突破していく「絶対猛信デイドリーマー」。そして「宣誓! 君の期待を超えた先で 向かい合うって約束を果たすんだって決めたんだよ!」と「晴れ渡れ明日!」でここにいる全員のハートを鼓舞したところで、疾走するケルティッシュなサウンドと心地良いコーラスワークに坂本りさの汽笛のようなロングハイトーンも心地良すぎる「トゥモローアゲイン」を畳み掛けていく。そんな百戦錬磨のアッパーチューン連発の先に「新世紀ヒットパレード」で感動的なシンガロングが響き渡れば、清々しい笑顔を覗かせながら涙する観客の姿も見られ、そのあまりに劇的なクライマックスの最後に「I YOU WE OUR」が披露されれば、会場はおそらくAppare!の10年間の歴史の中で見てもこのうえなくハートフルな多幸感に包まれていた。ここまでのポジティブグルーヴを全身全霊で体現できるアイドルグループはそうそういない。
<これからも毎日元気やしあわせを届けていける、たくさんの方に愛されるグループになれるように精一杯頑張っていきます!>
こうして約2時間にわたり全力疾走してみせたAppare!だが、客席からはリズムゲームのテンポに合わせて絶え間なく「アンコール!」の声が響き渡っていた。そして、その声がスクリーン上に「1000フルコンボ」の文字を叩き出すと、メンバー9人はまさかの客席の2階エリアから登場! それぞれ「最高は終わらない」を歌いながら会場中を練り歩き、ひとりひとりのファンに花を配っていく。10周年をいっしょに盛り上げてくれたみんなへの感謝の証。そして、ステージに戻った9人はそんな愛すべき竹の子たちと最強サマーチューン「Summer spit!」でこの日最大のスパークを巻き起こすのだった。
朝比奈れい「改めまして、私たちAppare!、7月2日に皆さんのおかげで10周年を迎えることができました! グループで10年続くことって本当に奇跡なんじゃないかなと思ってて。皆さんが元気をもらってくれたり、「しあわせだよ」って言ってくださることで、私たちがこうして10年間も続いているわけで、皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当に本当にありがとうございます! 11年目も何が起こるか分からなくてワクワクしちゃっているんですけれども、私たちらしく明るくて「ちょっと、楽屋うるさいよ」って怒られちゃうぐらいの元気さを持って、初心の気持ちを忘れずね、感謝の気持ちを忘れずに、これから先もずっとずっと皆さんと一緒に夢に向かって歩いていきたいなと思っています! 皆さんがよそ見しているヒマもないぐらい、これからも毎日元気やしあわせを届けていける、たくさんの方に愛されるグループになれるように精一杯頑張っていきます!
次が最後の曲になります。この曲は、私たちが10年を迎えて、皆さんに心からたくさんの「ありがとう」を伝えられたらいいなという想いで、つくっていただいた新曲です。それでは聴いてください」──そう彼女が伝えると「スターファインダー」なるこのうえなくハートフルなナンバーが披露される。9人がここにいるみんなと歩んできたアイドル人生そのものと言えるフレーズたちを涙ぐみながらもまっすぐ届けていく中で「ステージは今、君の瞳の中」と歌えば、その曲のクライマックスで今度は9人の瞳の中に映るみんなが愛に溢れた「La La La」のシンガロングを響かせていくという、10周年ツアーの締め括りに相応しい絆の物語まで体感させてくれた。なんて美しい光景なのだろう。そんな素晴らしき特別なライブのレポートは、れあの最後のMCで締め括りたいと思う。
「10周年を迎えて、もう11年目ですよ! 11年目だからこそ届けられるものがきっとたくさんあると思うので、それを信じてこれからも皆さんの瞳にAppare!が1秒でも長く映っているように、私たちも精一杯駆け抜けていきたいと思います! みんな、本日は本当にありがとうございました! またAppare!に会いに来てください! 私たちもステージで頑張り続けます! それでは、以上!(メンバー全員で)Appare!でした! ありがとうございました!」
取材&テキスト:平賀哲雄
◎ライブ【Appare!10th ANNIVERSARY TOUR~てんきゅー!!!!!!!!!~】
2026年7月17日 (金) 国立代々木競技場第二体育館 セットリスト:
01.キミだけのワンダーランド
02.超絶スーパーLOVE!
03.アッパレルヤ!!
04.本日は晴天なり
MC
05.ハジマリのアイズ / パレリラパレリラ / アッパライナ / だいきらいフューチャー / ぱ ぴ ぷ ぺ POP!
06.さんざめく
幕間映像
07.骨格アイドル□虹ベユニコーン(※□=ハート)
08.アッパーリヤ!
MC
09.きにしないっ!
10.アッパレビバディ
11.未体験 Be Alright!
12.Our Music
13.原宿サニーデイ
MC
14.あっぱれサマーっ!!
15.アイネクライネ幼き恋だね
16.絶対猛信デイドリーマー
17.晴れ渡れ明日!
18.トゥモローアゲイン
19.新世紀ヒットパレード
20.I YOU WE OUR
MC
En1.最高は終わらない
En2.Summer spit!
MC
En3.スターファインダー
◎Appare! オフィシャルサイト
https://appare-official.jp
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