ピットブル、史上最大の“スキンヘッドのかつらを被った集まり”としてギネス世界記録に認定

2026年7月14日 / 14:00

 ピットブルのトレードマークであるスキンヘッドへのオマージュとして始まったユーモラスなトレンドが、現地時間2026年7月10日にギネス世界記録を達成した。

 この日、“ミスター・ワールドワイド”ことピットブルは、スキンヘッドのかつらをかぶった人々による史上最大の集まりを開くという自らの誓いを有言実行してみせた。宣言どおり、何千人ものファンが、映画『メン・イン・ブラック3』の「Back in Time」のミュージック・ビデオでの彼のスタイルをコスプレした、スキンヘッドのかつらにサングラス、白いシャツに黒いネクタイ、そしてつけ髭という定番の“ピット・スタイル”に身を包んで集結。これにより、ピットブルは、【BSTハイド・パーク】でのヘッドライナー公演でギネス世界記録を打ち立てた。

 NMEによると、英ロンドンのハイド・パークでの公演が始まる前、ファンたちはギネス世界記録の公式カウントのためにメイン・ステージのそばに集まった。のちに、ギネス世界記録は2万2141人が“スキンヘッドになった”新たな最高記録を打ち立てたと認定した。だが現場からは、実際にはそれよりもはるかに多くのファンが装いを凝らしていたように見えたとの声も上がった。

 BSTハイド・パークの投稿には、「やったね、ボールディーズ(ファンの名称)!アメリカン・エキスプレス・プレゼンツ@bsthydepark 2026で、@pitbullとともに、スキンヘッドのかつらをかぶった人の最大の集まりとして正式に@guinnessworldrecordsを打ち立てました」と記され、記録達成に貢献した2人のファンとともに、ステージ上で認定を祝うピットブルの写真が添えらた。

 公演に向けた1週間、ピットブルはインスタグラムでこの記録への挑戦を盛り上げる投稿を続けていた。ファンたちに正しくカウントされるための手順を伝え、大勢の女性のボールディーズ軍団が衣装に着替え、「Hey Baby (Drop it to the Floor)」に合わせて踊る動画を投稿。さらに、記録への挑戦が正式に認定された瞬間の動画も公開している。

 ギネスの担当者が最終的なカウントを発表すると、ピットブルは「やったぞ、ボールディーズ!」と喜びの声を上げた。世界記録保持者になった気分はどうかと問われると、彼は「こう言わせてくれ。今この瞬間は言葉も出ない。でも、これだけは言える。ショーでいつもボールディーズに言ってるんだ。スキンヘッドのかつらをかぶったら、人生最高の時間を過ごすことになるぞって!そして今、君たちは正式にギネス世界記録に名を刻んだんだ。ダーレ!」と答えた。

 ギネスの盾を受け取ったあと、ピットブルはバックステージで、「キューバ移民の一世が、ロンドンで記録を破り、記録を作れるなんて、誰が想像しただろう。まさに歴史が作られる瞬間だよ」と特別な瞬間のためにファンを一つにすることの大切さについて語った。

 このギネス記録に加え、ピットブルの公演は、ハイド・パーク史上最も観客を集めたライブという新記録も打ち立てた。公園当局によれば、7万7000枚を超えるチケットが売れたという。フルバンドと、“モースト・バッド・ワンズ”と呼ばれるダンサー6名を従えたピットブルの2時間にわたるショーは、彼の“ボールディー・バディーズ”と、“ハゲワシのように高く飛ぶ”ことのへの壮大なオマージュとなった。

 今年初め、彼は、女性ファンの間で特に人気となっている、この長く続くスキンヘッドのかつらをかぶるトレンドは、楽しい時間が待っているという合図なのだと英BBCの取材で語っていた。 「ライブのたびにファンに伝えているんだ。スキンヘッドのカツラをかぶったら、人生最高の時間を過ごす覚悟をしてほしいって。音楽以上の深いつながりを感じるんだ」と彼は述べ、「ステージに立って、自分が音楽に注いできた努力のすべてを目の当たりにできるのは、最高のトロフィーだ。25年間この業界でやってきたが、あらゆる年齢層の人たちが仮装してライブに来てくれるのを見るのは、本当にプライスレスだね」と続けていた。

 “ボールディー・ネイション”に加え、公演にはスペシャル・ゲストとしてケシャも駆けつけた。彼女はピンク色の髪に一緒にの上からスキンヘッドのかつらをかぶり、コラボ曲「Timber」を13年ぶりに一緒にライブで披露した。

 また、イングランド代表が【FIFAワールドカップ】で快進撃を続けるなか、その応援歌となっているオアシスの「Wonderwall」に敬意を表する一幕も設けた。彼は観客に、「ここにきてみて考えたんだ。君たちみんなを表現するのに、一番いい方法は何だろうって。そしたら、親友の一人が“この曲をやるべきだと思う”って言ってくれてね。だから、喋るのはやめて、実際にやってみようじゃないか……」と語りかけた。このカバーが披露された翌日の夜(現地時間7月11日)、“スリー・ライオンズ”ことイングランド代表はノルウェーを2対1で下した。イングランドは、現地時間7月15日に行われる準決勝で、アルゼンチンと対戦する。


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