エンターテインメント・ウェブマガジン
横浜アリーナでのワンマンライブを目標に掲げ、日々「全身全霊で、はしゃぎ倒す」 をコンセプトに活動しているアイドルグループ・SOMOSOMO(ソモソモ)。今春、7人から6人体制となり、7月8日(水)東京・EX THEATER ROPPONGIでの7周年記念ワンマンライブ【ROPPONGI PARTY NIGHT】を控える大きなターニングポイントで、各メンバーの今抱える悩みから今後のヴィジョンに至るまでの心境を独自取材した。
今回の記事では、その締め括りとなる第六弾としてツクヨミ ケイコにフォーカス。彼女は結成時からのオリジナルメンバーであり、今日まで誰より自身と対峙しながら葛藤し、ゆえに思慮深く、ファンをはじめとした他者の気持ちとも寄り添える存在だ。そんなグループの精神的支柱とも言える彼女のアイドルとしての価値観も含め、本人の言葉とともにそのルーツや特性、魅力をここで紹介していきたい。
なお、アルティメット ミキ編、ゴゴノ コトコ編、コモレビ ヒヨリ編、シャンシャン マイ編、トマラナイ チヒロ編は先んじて公開中なので、そちらも併せてご覧頂きたい。
※SOMOSOMOアルティメット ミキ「このグループは私の人生そのもの」「 横アリで終わらせないことが私の夢」はじまりのメンバーとしての覚悟~アイドルが天職だった主人公の成長物語
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/161576
※SOMOSOMOゴゴノ コトコ「初めて青春を過ごせている。私はここで全部やりきったほうがいい」ももクロに魅せられし特攻隊長的アイドルの葛藤と人生譚~幾多数多のやりたいこと発表
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/161995
※SOMOSOMOコモレビ ヒヨリ「とにかくメンバーが好きだから続けてきた」「自分がここに居た意味を残したい」悩めるアイドルの岐路──本音と渇望と「ステラ」へ込めた想い
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/162452
※SOMOSOMOシャンシャン マイ「後悔したくないから常に挑戦していたい」「超大金持ちになりたいです!」WACKへの憧れからアイドルへ──紅白を目指す猪突猛進系女子の信条
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/162913
※SOMOSOMOトマラナイ チヒロ「自分のやりたいことをやりたい。ありのままの自分でも怖くない、それに自信を持ってライブができるようになりたい」卒業発表前に語った想い
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/163181
<自分で自分を好きになる為に頑張っているんですよね>
ツクヨミ ケイコは孤独をちゃんと知っている人だ。自身の連載コラム「大丈夫、わたしには音楽がある」などで書いている文章を読むと、自分と対峙することがあたりまえになっており、世界中の誰よりも自分との会話が多い人なんだろうなという印象を与える。という話を本人に振ってみたら「それは本当にそうです。自覚があります。」と照れくさそうに答えてくれた。そんな彼女はSOMOSOMOのメンバーとしてデビューしてから7年目。今現在、自分ではどんなアイドルになっていると感じているのだろうか。
ケイコ「アイドルっぽくないなとは思います。私はプロデューサーのサカイさんに声をかけてもらってSOMOSOMOのメンバーになったんですけど、元々「アイドルになりたい」と思ってアイドルになったわけじゃないという状況も相まって、アイドルというよりSOMOSOMOのツクヨミ ケイコを確立させようとしている。意識していたわけじゃないけど、無意識にそうやって7年過ごしてきているから、それをつくりあげてきたっていう感じですね。その結果、面倒くさいというか……(笑)、言い方を変えれば人間味があるというか。他のグループだったら言えなかったであろうことも言えているし、できなかったであろうこともできている。
ただ、文章にしても、今やっている映像系の投稿とかにしても、良い人になりたがっているけど、頑張っている途中だからなりきれていないみたいな(笑)。それがツクヨミ ケイコなんじゃないかなとは自分で思っています。「良い人になりたい」というのは、他者から良いように見られたいというのももちろんあるんですけど、それよりは自分自身で自分自身を認めたい気持ちのほうが強くて。ちゃんとやっていない自分がすごくイヤなんですよね。アイドルって人に好かれるものじゃないですか。でも、人って自分が好きじゃないものを人に薦めることはしないですよね。まずいと思っている食べ物を「あげるよ」と言っても喜ぶ人はいないわけで。それを好きなクリエイターさんがブログに書いていて「たしかに」と気付いた瞬間から「自分のことを薦められるようにしないと」って思っているから、自分で自分を好きになる為に頑張っているんですよね。まだ自分に自信がないから、そうなれるように試行錯誤している最中というか。
前の自分と比べて「歌が上手くなった」「ダンスが上手くなった」「こういうことができるようになった」という部分はあるんですけど、私が自分の中で比べているのって今の自分ともっと売れているアイドルだったり、今の自分と頑張っている他のメンバーだったりするから、だからずっと自信がないんだと思います。自分の中では「頑張った」って言えるけど、「傍から見たらそうでもないよな。みんながわざわざSNSに投稿したりとか、誰かに「こんなこと頑張ったよ」って言わないで普通にやっていることだよな」って思うから。パッと勢いで「今日の私、最高だった」みたいなことを言ったり、SNSに書いたりすることはあるかもしれないけど、あとからそれを思い出したりとか、観返したりすると「私、そんなこと言っていいレベルじゃなくない?」って思うんですよね。
でも、自分のことを認められる瞬間が来たら、それがアイドルを辞めるタイミングなんだろうなと思っていて。今、明確にあるのは横浜アリーナという目標だから、そこで自分が満足するかどうかは分からないけど、そういう数字なんじゃないかなと思いますね。自分の感覚というよりは、自分のやってきたことに対しての目に見える結果。そこでやっと満足できるんだろうなって思います。でも、今はそれに辿り着いていないし、今の状況で辞めたら後悔するなと思っているから、その時点で自分のことを認めきれていないんだろうし、逆に言えば「今、辞めても後悔はない」と思えたときがゴールなんだろうなと思います。」
どう見ても「私、売れた。SOMOSOMO、こんなにたくさんの人に愛されるようになった」と感じられる状況になったら、自分のことを認められるんじゃないか。これは彼女に限らず、もっと言えばアイドルに限らず、自分の存在や作品を世に広めようとしている者であれば、その多くが持ち合わせている感覚かもしれない。
ただ、例えば、サカナクションの山口一郎は、初めて日本武道館というシンボリックな会場でワンマンライブを実現したとき「武道館はまだ早かった」と私の取材で語っていた。集客的には大成功の公演だったが、武道館の空気に飲まれて自分たちの思い通りのライブができなかったと反省し、その数年後に再び武道館に立ったときに納得できるライブができたと。これはアスリート的な感覚だとも思うのだが、そんな別の角度の一例を提示したうえで「ツクヨミ ケイコは、SOMOSOMOが横浜アリーナに立てる存在にさえなれたら、そこで本当に満足できると思うのか」改めて訊いてみた。
ケイコ「たしかに、SOMOSOMOはZeppで3回ライブをやらせてもらったけど、1回目は終わってから「Zeppでワンマンやりました」って言えなかった。それって客席が埋まったわけでもないし、そう言えるほどのライブができなかったからだと思うんですよね。今、それを思い出しました! あとからそのときのライブを映像で観返して「こんなにヘタクソな音楽をやってたんだ?」みたいな。やっている最中とか直後とかは「やりきったー! たのしかったー!」と思ったけど、時間が経つにつれて「あんなZeppワンマンをやってしまったのか……」って思っちゃったから。そう考えると「やりきった感」って数字的なものだけじゃなく感覚的なものも重要ですよね。実際に横浜アリーナをしっかり埋めて、そのうえでライブをしてみないと「今、アイドルを辞めてもいい」と思える瞬間が来るかどうかは分からない。でも、いずれにしても「今、辞めても後悔はない」と思うまでは続けていくんだと思います。」
<SOMOSOMOが私の人生にとってのメインだったと思えたら>
ここまでのテキストを読んでもらっただけでも、ツクヨミ ケイコがいかに思慮深く自分の在り方について考え続けているアイドルであることは分かってもらえたと思うが、その自身と対峙し続ける性格ゆえに「私がアイドルでいていいのか」と考えてしまうこともあったのではないだろうか。
ケイコ「それはありますね、やっぱり。「向いてないかも」というのはずっと思っています。AKB48さんとかでんぱ組.incさんとか元々好きだったんですけど、あくまでアイドルは観る対象であって、自分が目指す道にそれがあるわけじゃなかったから。でも、まわりには「アイドルになりたい」と言ってなる子が山ほどいるし、なりたくてもなれない子もいるし、アイドルとしてすごい才能があっても何かしらの問題があって辞めなきゃいけない子も目の当たりにしてきたから、そういう子たちを見ていると、自分がどうしてもアイドルに向いていると思えないんですよね。時間をかけてアイドルとして成り立たせているだけで、それが元々あった才能とか適正かと言われたら全然そんなことはないし、なんなら元々バンドがやりたかった人なんですよ。けど、歌を仕事にしようと思ったことはない。その辺が結構ぐちゃぐちゃで、成り行きでここまで来ているから、そうなると「やっぱり向いてないかも。辞めたほうがいいかも」と思うし、それはこれまで数え切れないほどありました。
それでも続けてこられたのは、単純に意地ですね(笑)。例えば、今から何十年経ったときに、SOMOSOMOが私の人生にとってのメインだったと思えたらいいなって。メインディシュ的な。それはずっと思っていて。私、お兄ちゃんとお姉ちゃんが2人ずついて5人兄妹のいちばん下なんですけど、みんな、ちゃんと就職して、ちゃんと結婚して子供を生んでいる人も多くて。私だけがちょっと不安定というか、5人兄妹で唯一違う方向。誰も歩もうとすらしなかった道を歩んでいるから、そこへの責任感があるというか、親も「好きなことをやったらいい」ってやらせてくれているから、曖昧には辞めたくないんですよね。そういう意味での意地だったり、ミキと出逢ったことに対する意地だったり、辞めていったメンバーへの「私が残るぞ」みたいな意地だったり、いろんな方向への意地があって。「あのとき、やるって決めたしな」っていうのが「辞めたい」と思ったときに甦ってくるんですよね。
家族に限らず、仲の良かった友達も結婚したりしているから、そういう姿を見ていると「いいなぁ。羨ましいなぁ」とか思うけど、「でも、私も私にしか歩めない人生を歩んでるし!」って思うんですよ。売れてる売れてない関係なく「アイドルになれた」って、今はアイドルがいっぱいいる時代ではあるけど、ちょっとでも選ばれた存在であるというのは自信になっているし、少なからずファンの人たちがいてくれるということに対しても「人とは違う私」っていう風に思える瞬間もある。あとは「辞めようかな」と思った瞬間にちょっと良いことがあったりとか、ワンマンが上手くいったりとか。そういうことがあると「今、食い止められているのかな」って。思い込みですけど、そっち側を信じてきたから辞めずに済んでいる。それと、メンバーが辞めていってお客さんが減るのを何回も経験しているから、この気持ちを他のメンバーに与えたくないみたいな気持ちの強さもあると思います。」
人前に立つエンターテインメントの仕事をしている者であれば、ステージ上ではファンに憧れられるような強い自分を見せながらも、裏では「この道を歩んでよかったのだろうか」と考えてしまうなんてことは誰しもあると思うのだが、ケイコのように辞めない理由=続ける理由をこんなにもたくさん羅列できるアイドルは珍しい。それは彼女の性格によるところもあるだろうが、それだけSOMOSOMOが大切な場所になっているとも言えるだろう。ゆえに数え切れないほどの葛藤や苦悩を抱えてきたのだろうし、それでも7年間もSOMOSOMOのメンバーとしてステージに立ち続けてきたのだろうし、結果的にそこで得た経験則によって他のメンバーやファンを救える瞬間だってあるかもしれない。
ケイコ「たしかに、ファンの人から相談されることもあって。例えば「転職が上手くいかなくて」とか「会社でこんなことがあって」とか「彼氏と別れちゃって」とか。そういう話をされても困ったことはないというか、いつでも寄り添えるのは、もちろんこれまでの経験も活きていると思うんですけど、自分がマイナスの感情をイヤっていうほどに掘り起こしてきたからだと思うんです(笑)。みんなは誰かに言われたりされたりしたことで悩んでいるかもしれないけど、私は自分で自分にイヤなことを脳内で言いながら苦しんできたから(笑)。でも、そのおかげで誰かに何かを相談されたときに無責任じゃない「大丈夫だよ」みたいな話をしてあげられるんだと思います。」
<SOMOSOMOの中で存在意義をつくる為に──>
今や様々なスタイルのアイドルがいるけれども、アイドルとは元来その活動を通して、応援してくれているファンを元気づけたり、癒してあげたり、心の荷物を軽くしてあげたり、笑顔を生み出す存在である。自身では「アイドルに向いてない」と言い続けているし、たしかに天真爛漫なアイドルではないかもしれないけれど、その点においてツクヨミ ケイコは実にアイドル的だ。己の弱くて柔らかい部分とイヤになるほど対峙してきたからこそ、他者の悩みにも共感して寄り添ってあげることができる性質は、彼女のアイドルとしての強みと断言していいだろう。
ケイコ「私が元々好きなアーティストやアイドルはそれこそ天真爛漫ではない、苦しんできたからこそ良い歌詞だったり、良い発信だったりをできている人がすごく多くて。それに私自身もすごく救われてきたんですよね。だから、自分も人に何かを与えるときに、アイドルっぽい明るさだったり、そういうものとは違う寄り添い方で、自分がしてもらったことをファンの方たちに返したい。それがきっと根本にあるんだと思います。あとは、SOMOSOMOの中で必要な存在になりたいと思っているから、そっちを磨いているんだろうなとも思いますね。
自分がSOMOSOMOで書いた歌詞を読み返すと「暗い!」って思うことがすごく多くて、ミキとかコトコとか他のメンバーが書いてくれた歌詞を見ると「こういう歌詞のほうがアイドルとしては良いんじゃないか」と思うこともあるけど、じゃあ、そこで「私もミキとかコトコみたいに書こう」としちゃったら、私はそこにいなくていいというか、他のメンバーの二番煎じでしかないから。SOMOSOMOの中で存在意義をつくる為に、ちょっとアイドルっぽくないし、もしかしたらそれを否定的に捉える人もいるかもしれないけど、自分がSOMOSOMOでいる為に、SOMOSOMOの中でのツクヨミ ケイコを確立させる為に──孤独だったり、葛藤だったり、苦しみみたいなものを使って秀でたいみたいなところは無意識的にあったから、多分こうなったんだろうなと思います。」
そういう意味では、ツクヨミ ケイコはすでに確立されているのかもしれない。ただ、確立されていないと悩んでいるからこそ確立されているという面倒くささがある(笑)……と伝えたら「そうなんですよ! 完成形が悩んでいる状態みたいな!」と笑っていたが、それによってツクヨミ ケイコの在り方は出来上がっていると言っていいだろう。ただ、その苦悩や葛藤から何をどうアウトプットしていくのかは、彼女自身のセンスや覚悟、これから経験する出会いや別れも含めた様々な出来事、それから得た感情によって変わっていくものだから、この先もどんな表現物やストーリーがツクヨミ ケイコから生み出されるのか楽しみにしていてほしい。
<ここでぬるっとしてしまったら解散したっておかしくない>
さて、ここからは、彼女にとってのSOMOSOMO。そして、SOMOSOMOの今後についての見解を記していきたい。
ケイコ「SOMOSOMOは……なんて言うんだろう。「ない」ということが考えられないというか。例えば、呼吸をする。ごはんを食べる。寝る。そういうものと並行しているぐらいのもの。だから続けられている。もちろん、しっかり自分の中でお仕事として捉えているときもあるけど、お仕事でありつつ趣味でもあるし。でも、ずっと気持ち的には学生の文化祭のもっと大きいバージョンみたいな(笑)。青春。実際の学校生活はあんまり好きじゃなかったんですけど、あの頃、純粋に楽しめなかった気持ちを今SOMOSOMOで味わっている。大変さもしんどさも頑張ったら最終的に楽しさになるし、満足感や達成感にもなる。そういう青春を大人になった今経験できている実感はありますね。
だから、SOMOSOMOは学校みたいな感じでもあり、仕事でもあり、生活そのものでもあるっていう。そう考えると自分のすべてと言ってもいいものだから、もしここに入らなかったらどんな人生になっていたか分からないですね。極端に言うと「生きていたかな?」って思う(笑)。生きていたとしても、こんなに生き生きはいていなかったんじゃないかなって思いますね。SOMOSOMOだったから、こんなにいろいろ考えることもなかったし、それだけ考えてきたからこそ生き生きできている部分はあるんじゃないかなって、ずっと思っています。」
そんな彼女にとっても特別な居場所になっているSOMOSOMOだが、7月8日(水)にEX THEATER ROPPONGIでのワンマンライブも控えている中、新メンバーオーディションが実施され、この取材後にコモレビ ヒヨリ、シャンシャン マイ、トマラナイ チヒロの卒業発表もあり、大きな転換期を迎えている。
ケイコ「今、頑張らないとこの先も頑張れないぞと思っています。今年の春に卒業したアオイ アオネも含め、7人で過ごしてきた期間がいちばん長かったんですよ。その体制が変わるとなると、気持ちの部分でも負けそうになるというか……欲を言えば、あの7人で売れることができればそれが良かったし。でも、卒業を否定したくはないし、すごく良い気持ちでアオネを送り出せたから、あれを間違いだったとは言いたくないんです。でも、私たちが負けてしまったらアオネも可哀想だし、オーディションを受けてくれた子たちも可哀想になっちゃうから、今のこのすごく大変な時期を乗り越えなきゃいけない。それができたらまた絆みたいなものも自然と濃くなるだろうなと思うし、自分自身もひとつの経験として強くなるだろうし、ましてや横アリを目指すなら、これを乗り越えないで「横アリ、目指します」なんて言うなよっていう話ですから。ただ、今を乗り越えられたら、そういう目標に対しても自信を持てるんじゃないかなと思っています。
という状況なので、EX THEATER ROPPONGIは私たちにとって結構な試練だなって。ライブのコンセプトはめちゃめちゃ明るいんですけど、6人で初めてやるワンマンだし、対バンとかですらも立ったことのない会場だし、ここでぬるっとしてしまったら、その先もずっとぬるっといってしまうというか。なんならそのまま解散したっておかしくないだろうし、「やっぱり売れないから横アリなんてやめよう」って言われてもおかしくない。せっかくの7周年記念ワンマンライブで「おめでとう!」っていう日なのにそれはすごくもったいないし、「7年やってきた私たちが今いちばんできることはこれです!」ってちゃんと見せなきゃいけない。じゃないと、7年やってきた意味がない。だから、覚悟を持ってやらないと後悔すると思うんですよね。でも、Zeppのときよりも個人的には意識がはっきりしているというか、気持ちは強いからこの大きな試練をちゃんと乗り越えたいですね。」
今回のSOMOSOMO取材記事連載を通して、どのメンバーも自分の中に抱え込んでいた想いを解き放ってくれた印象はあるのだが、ケイコが今回語ってくれた覚悟のもとにグループが一丸となったら、そのすべての苦悩やストーリーが帰結して報われるようなワンマンライブをEX THEATER ROPPONGIでは生み出せるかもしれない。しかも今回のライブタイトルは【ROPPONGI PARTY NIGHT】。会場に集まった者たちを巻き込んでの特別なパーティー。ハッピーでホープフルな音楽空間の中で、卒業することが決まっているメンバーも、それに寂しさを感じながらも前向きに送り出そうとしているであろうメンバーもひとつになって全力で歌い踊る光景や、そこで笑顔を交わす彼女たちの姿からは、かつてないほどのエモーションを感じ取れるはずだ。
何故ならそのステージに立つ6人は、3年ものあいだ苦楽を共に歩んできた戦友であり、どのメンバーもこの体制のSOMOSOMOに青春と愛情を注いできたアイドルだから。突然の卒業発表にまだ気持ちの整理がつかないファンもいるかもしれないが、この6人にとって最後の大きなワンマンライブはきっとそんなファンの気持ちすらも前向きなものへ昇華してくれるだろう。
ケイコ「それができたら最高ですね。全身全霊で臨んで、泣けちゃうぐらいのパーティーナイトにします! 私、SOMOSOMOの中で自分が大事な存在だと思えずに過ごしてきたんですよ。でも、この取材を通して自分がSOMOSOMOにいる意味を知れた気もするし、だったら「もっと責任感を持って頑張れる」って思いました。あと、今度のワンマンを成功させて、いつか横アリに立てる日がやってきたら、そこに集まってくれた人たちに「画面上で観ていた人にやっと会える」と思ってもらえるような存在になっていたいなって。本当の意味でのアイドルであり、芸能人になれるように頑張りたいなって思います!」
取材&テキスト:平賀哲雄
◎イベント情報
7th ANNIVERSARY ONE MAN LIVE【ROPPONGI PARTY NIGHT】
2026年7月8日(水)東京・EX THEATER ROPPONGI
OPEN 18:00 / START 19:30
各メンバー別VIPチケット:30,000円
一般チケット:3,500円
後方チケット:1,500円
https://ticketdive.com/event/SOMO2PARTYNIGHT
ヒヨリ、マイ、チヒロ卒業公演
2026年7月26日(日)
詳細は近日公開予定
◎SOMOSOMOオフィシャルサイト
https://somo2.hasyagejp.com/
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