【米ビルボード・ソング・チャート】エラ・ラングレー通算12週1位、ブルーノ・マーズがエアプレイ通算20週目の首位に

2026年7月7日 / 09:00

 今週(2026年7月11日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が通算12週目の首位を獲得。ブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」は、エアプレイ・チャートで首位獲得週を20週目に更新し、それぞれ新たな記録を打ち立てた。

 登場16週目の2026年2月14日付で1位に到達したエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は、その後6度の再浮上を経て今週のチャート(7月11日付)で通算12週目の首位を獲得した。また、カントリー・ソング・チャートでは30週目の首位を獲得して、同チャートにおける首位獲得週が30週を超えた史上4曲目の記録を達成している。

 1958年8月に集計が始まったソング・チャート“Hot 100”史上、首位獲得週が12週を超えたのは「チュージン・テキサス」が25曲目で、そのうち男性アーティストのクレジットがない女性アーティストによる楽曲としては以下に続く5曲目、カントリー・ミュージックにカテゴライズされる曲としては最長記録となる。

・22週:マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(2019~26年)
・14週:マライア・キャリー「ウィー・ビロング・トゥゲザー」(2005年)
・14週:ホイットニー・ヒューストン「オールウェイズ・ラヴ・ユー」(1992~93年)
・13週:ブランディ&モニカ「ザ・ボーイ・イズ・マイン」(1998年)
・12週:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2026年)

 12週目の首位を獲得した「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間(2026年6月26日~7月2日)に公式ストリーミング再生数が2,580万回(1%増)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が4,970万人(3%増)、セールスは9,000(6%増)を記録した。エアプレイ・チャートでは6位をキープして、ストリーミング・ソング・チャートで通算13週目、デジタル・ソング・セールス・チャートでは通算11週目の首位を獲得している。

 今夏大ヒットを記録している同曲は、今年のソング・オブ・ザ・サマー・チャートでも今週5週目の首位を獲得した。

 「チュージン・テキサス」に続き、「ビー・ハー」(最高2位)も3位をキープ、モーガン・ウォーレンとのデュエット曲「アイ・キャント・ラヴ・ユー・エニモア」は前週の9位から6位に最高位を更新して、今週もTOP10に3曲をランクインさせている。

 これにより、エラ・ラングレーは今年「TOP10に3曲を同時(同週)チャートイン」させた週数を通算6週に伸ばし、全アーティストの合計週数を上回る大記録を達成した(その期間中、バッド・バニーとドレイクがそれぞれ2週、オリヴィア・ロドリゴが1週、それぞれ3曲以上を同時にTOP10入りさせている)。

 今週新たにTOP10入りした楽曲はないが、ブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」が先週の12位から10位にTOP10復帰を果たし、エアプレイ・チャートでは通算20週目の首位を獲得している(オーディエンス・インプレッション数は6,430万人)。

 1990年12月に集計が始まったエアプレイ・チャートにおいて、首位獲得週が20週を超えたのは「アイ・ジャスト・マイト」が以下に続く4曲目のタイトルとなる。

()の日付は初めて首位を獲得した週

・27週・アレックス・ウォーレン「オーディナリー」(2025年6月28日付~)
・27週・シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」(2024年8月10日付~)
・26週・ザ・ウィークエンド「ブラインディング・ライツ」(2020年4月18日付~)
・20週・ブルーノ・マーズ「アイ・ジャスト・マイト」(2026年2月28日付~)
・18週・マイリー・サイラス「フラワーズ」(2023年2月25日付~)
・18週・グー・グー・ドールズ「アイリス」(1998年8月1日付~)
・16週・マルーン5 「ガールズ・ライク・ユー(feat. カーディ・B)」(2018年8月4日付~)
・16週・マライア・キャリー「ウィー・ビロング・トゥゲザー」(2005年5月28日付~)
・16週・ノー・ダウト「ドント・スピーク」(1996年12月7日付~)

 上記のうち、「オーディナリー」と「アイ・ジャスト・マイト」はどちらもアトランティック・レコードからリリースされた楽曲で、同レーベルはこのわずか1年間で、エアプレイ・チャートで20週以上首位を獲得したタイトルを2倍に増やしたことになる。

  さらに、「アイ・ジャスト・マイト」はR&Bソング・チャートでも今週首位獲得週を25週目に更新した。

 初登場の6月20日付から翌27日付の2週首位を記録したテイラー・スウィフトの「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」は、今週も2位をキープ。5月30~6月6日付の2週1位を記録したドレイクの「Janice
STFU」は、前週の6位から4位に再浮上し、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートでは、それぞれ7週目の首位を獲得している。

 先週8位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」(最高2位)は今週5位にTOP5復帰し、6月13日付でNo.1デビューを飾ったアリアナ・グランデの「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」は7位をキープした。

 テーム・インパラとBLACKPINKのジェニーによる「ドラキュラ」は、前週の10位から8位に上昇し、最高位を更新。ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートで通算26週目、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートでは8週目の首位を獲得している。

 5月2日付で1位に初登場したオリヴィア・ロドリゴの「ドロップ・デッド」は、前週の5位から9位にランクダウンした。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは7月9日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
2位「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」テイラー・スウィフト
3位「ビー・ハー」エラ・ラングレー
4位「Janice STFU」ドレイク
5位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
6位「アイ・キャント・ラヴ・ユー・エニモア」エラ・ラングレー&モーガン・ウォレン
7位「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」アリアナ・グランデ
8位「ドラキュラ」テーム・インパラ&ジェニー
9位「ドロップ・デッド」オリヴィア・ロドリゴ
10位「アイ・ジャスト・マイト」ブルーノ・マーズ


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