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今週(2026年7月4日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が返り咲き、通算11週目の首位を獲得した。これにより、同曲は様々な記録を達成している。
登場16週目の2026年2月14日付で1位に到達したエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は、その後6度の再浮上を経て今週のチャート(7月4日付)で通算11週目の首位を獲得した。また、カントリー・ソング・チャートでは29週目、今年のソング・オブ・ザ・サマー・チャートでは4週目の首位をそれぞれ獲得している。
初めて首位を獲得してからの入れ替わりは以下の通りで、ひとつのヒット期間中における記録としては、それぞれ5回を記録したハリー・スタイルズの「アズ・イット・ワズ」(2022年)、モーガン・ウォーレンの「ラスト・ナイト」(2023年)を上回り、史上最多記録を樹立した。
・2月14日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(1回目)
・2月21日:バッド・バニー「DtMF」
・2月28日:テイラー・スウィフト「オパライト」
・3月7日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2回目)
・3月14日:ブルーノ・マーズ「アイ・ジャスト・マイト」
・3月21日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(3回目)
・3月28日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」
・4月4日:BTS「SWIM」
・4月11日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(4回目)
・4月18日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」
・4月25日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」
・5月2日:オリヴィア・ロドリゴ「ドロップ・デッド」
・5月9日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(5回目)
・5月16日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」
・5月23日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」
・5月30日:ドレイク「Janice STFU」
・6月6日:ドレイク「Janice STFU」
・6月13日:アリアナ・グランデ「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」
・6月20日:テイラー・スウィフト「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」
・6月27日:テイラー・スウィフト「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」
・7月4日:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(6回目)
上記の通り、「チュージン・テキサス」が1位を獲得している期間中、他に8つの楽曲が交代で首位に立った。5回の入れ替わりがあった「アズ・イット・ワズ」と「ラスト・ナイト」が首位を獲得していた期間には、それぞれ6曲によって首位交代が行われている。
なお、同一のヒット周期ではなく季節限定の再浮上を含めると、2019年から2025年にかけてホリデー・シーズンに計8回を記録したマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が最多記録となる。
「チュージン・テキサス」が通算11週目の首位を獲得したことで、同曲はデビー・ブーンの「ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ」(10週)を上回り、カントリー・ソング・チャートにランクインした曲を持つ女性アーティストによるソング・チャート“Hot
100”における単独最長首位獲得曲となった。
・エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2026年/Hot 100で11週1位/カントリー・ソング・チャートで29週1位)
・デビー・ブーン「ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ」(1977年/Hot 100で10週1位/カントリー・ソング・チャートで最高4位)
記録を達成したのはカントリー・ソングではないが、原曲はカントリー・ソングのホイットニー・ヒューストンによる「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は、1992年から1993年にかけてソング・チャート“Hot 100”で14週連続首位を獲得した。同曲の原曲であるドリー・パートンの同名曲は、1974年と1982年の2度にわたり、異なるバージョンでカントリー・ソング・チャートで首位を獲得している。
11週目の首位を獲得した「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間(2026年6月19日~25日)に公式ストリーミング再生数が2,550万回、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が4,820万回(両指標ともに前週比の横ばい)、セールスは8,000(8%増加)を記録した。エアプレイ・チャートでは4位から6位に順位を下げたが、ストリーミング・ソング・チャートで通算12週目、デジタル・ソング・セールス・チャートでは通算10週目の首位を獲得している。
「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間中の6月25日に放送された【CMAミュージック・フェスティバル】でパフォーマンスされたことが注目されて、各ポイントが上昇した。同CMAフェストでは「ビー・ハー」(最高2位)も披露されていて、その反響を受けて先週の5位から3位に上昇した。また、モーガン・ウォーレンとのデュエット曲「アイ・キャント・ラヴ・ユー・エニモア」(最高7位)も前週の13位から9位にTOP10復帰を果たし、TOP10に3曲をランクインさせている。
先週2週目の首位を獲得したテイラー・スウィフトの「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」は今週2位にランクダウンしたが、週間セールスはトップを維持している(セールスの合計は41,000で、そのうち35,000はアナログ盤による売上枚数)。
両者のヒットにより、今週のTOP3は女性アーティストによるカントリー・ソングが独占するというソング・チャート“Hot 100”史上初のチャート・アクションが展開された。
今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で2週目の首位を獲得したオリヴィア・ロドリゴの最新作『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』からは、「ステューピッド・ソング」が4位(前週3位)、5月2日付のチャートで初登場1位を記録した「ドロップ・デッド」(前週4位)が5位に、2曲がTOP10(およびTOP5)にランクインしている。
5月30日~6月6日付の2週1位を記録したドレイクの「Janice STFU」は、前週の7位から6位に上昇。R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートでは、それぞれ6週目の首位を獲得した。
6月13日付でNo,1デビューを飾ったアリアナ・グランデの「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」も8位から7位に、オリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」(最高2位)も10位から8位にそれぞれ順位を上げている。
今週のTOP10を締めくくるのはテーム・インパラとBLACKPINKのJENNIEによる「ドラキュラ」で、前週の18位から10位にジャンプアップして最高位復帰を果たした。ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートで通算25週目、ロック&オルタナティヴ・ソング・チャートでは7週目の1位を獲得している。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは7月2日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
2位「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」テイラー・スウィフト
3位「ビー・ハー」エラ・ラングレー
4位「ステューピッド・ソング」オリヴィア・ロドリゴ
5位「ドロップ・デッド」オリヴィア・ロドリゴ
6位「Janice STFU」ドレイク
7位「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」アリアナ・グランデ
8位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
9位「アイ・キャント・ラヴ・ユー・エニモア」エラ・ラングレー&モーガン・ウォレン
10位「ドラキュラ」テーム・インパラ&ジェニー
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