【米ビルボード・アルバム・チャート】オリヴィア・ロドリゴ、2週連続の首位を獲得

2026年6月29日 / 10:50

 今週(2026年7月4日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard200”は、オリヴィア・ロドリゴの『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』が、アルバム換算ユニット180,000を記録して2週目の首位を獲得した。

 先週のチャート(6月27日付)で、ソロ・アーティストによる今年最高の週間実績485,000アルバム換算ユニットを記録して1位に初登場したオリヴィア・ロドリゴの最新作『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』は、前週から63%減少したものの、登場2週目としては高水準の180,000ユニットを記録して、2週連続の首位を獲得した。

 今週の集計期間(2026年6月19日から6月25日)で記録した180,000ユニットの内訳は、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が132,500(37%減)、アルバムセールスが47,500(83%減)、残りの数値はトラックによる換算ユニット(44%減)となっている。

 収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は1億3,714万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートでも2週目の1位を獲得。アルバム・セールス・チャートでも2週連続の1位を維持した。

 オリヴィア・ロドリゴが首位を獲得した3作(すべて初登場1位)のうち、複数週にわたり首位を記録したのは、5週間を記録したデビュー作『サワー』(2021年)に続く2作目となる。2ndアルバム『ガッツ』(2023年)は1週のみだった。

 本作が2週目の首位を獲得したことで、複数週連続1位を獲得した記録が以下に続く6作目に更新された。

・2週:ハリー・スタイルズ『キス・オール・ザ・タイム.ディスコ、オケージョナリー.』(3月21~28日)
・3週:BTS『ARIRANG』(4月4~18日)
・2週:エラ・ラングレー『ダンデライオン』(4月25~5月2日)
・3週:ノア・カーン『ザ・グレイト・ディヴァイド』(5月9~23日)
・4週:ドレイク『アイスマン』(5月30~6月20日)
・2週:オリヴィア・ロドリゴ『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』(6月27~7月4日)

 これは、1980年代後半以来で最も長く続いている「複数週連続1位を獲得したアルバム」の連続記録となる。それ以前に6作のアルバムが連続してそれぞれ複数週にわたり1位を獲得したのは、1988年9月から1989年2月までの23週間で、この期間に1週だけで首位から陥落したアルバムは1作もなかった。

・3週:デフ・レパード『ヒステリア』(1988年9月3~17日)
・3週:ガンズ・アンド・ローゼズ『アペタイト・フォー・ディストラクション』(9月24~10月8日)
・4週:ボン・ジョヴィ『ニュージャージー』(10月15~11月5日)
・6週:U2『魂の叫び』(11月12~12月7日)
・4週:アニタ・ベーカー『ベスト・ラヴ』(12月24~1989年1月14日)
・3週:ボビー・ブラウン『ドント・ビー・クルエル』(1月21~2月4日)

 なお、1991年5月に同チャートはルミネイト社による電子計測データを導入したため、それ以降は首位の入れ替わりや初登場1位の作品がより多くなった。

 今週のTOP10に初登場した作品はなく、1位から10位までが前週と同位という異例の固定状態となった。1位から6位までは、以前に首位を記録したアルバムがそれぞれランクインしている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは7月2日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位 『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』オリヴィア・ロドリゴ
2位 『アイスマン』ドレイク
3位 『ダンデライオン』エラ・ラングレー
4位 『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
5位 『ザ・グレイト・ディヴァイド』ノア・カーン
6位 『スリラー』マイケル・ジャクソン
7位 『ナンバー・ワンズ』マイケル・ジャクソン
8位 『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォーレン
9位 『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
10位 『ARIRANG』BTS


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