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社会的な反響を及ぼしたアーティストを毎週1組取り上げ、Billboard JAPAN Hot 100に刻まれた楽曲データからその歩みを振り返る【Billboard Archive】。今回は、6月1日に2026日本テレビ系サッカーテーマソング「完全無欠」を配信リリースしたB’zをフィーチャーする。
B’zは1988年9月21日、松本孝弘(Gt.)と稲葉浩志(Vo.)の2人によって結成され、シングル『だからその手を離して』とアルバム『B’z』の同時発売でデビューした。1989年の「BAD COMMUNICATION」で注目を集め、1990年代以降は「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」「裸足の女神」「LOVE PHANTOM」「今夜月の見える丘に」「ultra soul」などヒットを量産。スタジアムや全国ドームを舞台にした【B’z LIVE-GYM】と称するツアーは国内最高峰のロックエンターテインメントとして定着し、ホールからアリーナ、ドーム、スタジアムへと動員規模をスケールアップし続けた。2007年には結成20周年を機に、ロックンロールへの貢献を讃える「Hollywood’s RockWalk(ハリウッド・ロック・ウォーク)」への殿堂入りを果たした。日本・アジア圏のミュージシャンとしては初めての選出であり、その音楽的評価が国際的にも認められた出来事となった。2008年にはギネス世界記録から「日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト」の認定も受けている。
Billboard JAPAN Hot 100がスタートした2008年以降も、B’zのチャートアクションは健在だ。「BURN -フメツノフェイス-」で初週首位を獲得し、2009年には「イチブトゼンブ」「MY LONELY TOWN」が連続してHot 100の首位に輝いた。なかでも「イチブトゼンブ」は月9ドラマ『ブザービート~崖っぷちのヒーロー~』の主題歌として幅広いリスナーへ届き、フル配信100万ダウンロードを記録。Billboard JAPAN Hot 100の2009年年間チャートで首位を獲得し、B’zがデジタル配信時代においても揺るぎない存在であることを示した。その後も「さよなら傷だらけの日々よ」「GO FOR IT,BABY -キオクの山脈-」「有頂天」「RED」「声明」とBillboard JAPAN Hot 100で首位を重ねている。
一方で、異なる性質のロングヒットも記録している。1992年発表の「いつかのメリークリスマス」は、クリスマスシーズンになるとダウンロード・ラジオ・カラオケ指標が毎年急伸し、年をまたいで繰り返しチャートインを記録する。2014年以降だけでも12度のチャートイン(最高位32位)を果たしており、B’zの楽曲では最多となる通算28週のチャートインを記録している。リリースから30年以上を経て今なお年末の風景に溶け込む定番曲として、Billboard JAPANのデータがその普遍性を裏付けている。
2025年には約7年ぶりとなるドームツアー【B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP-】を開催。同年11月にはニューアルバム『FYOP』をリリースし、Billboard JAPANの総合アルバムチャート”Hot Albums”で首位を獲得。6月1日には2026日本テレビ系サッカーテーマソング「完全無欠」を配信リリースするなど、B’zは昭和・平成・令和の3元号にまたがるキャリアで第一線を走り続けている。
Billboard JAPAN Hot 100のデータとともに、B’zが築いてきたヒットの軌跡を改めて振り返る。同チャートのトップ10に食い込んだ楽曲は、2026年6月6日時点で計12曲、そのうち首位を獲得したのは計8曲。その顔ぶれは以下のとおりだ。
■歴代トップ10楽曲(2026年6月6日時点)
「BURN-フメツノフェイス-」:最高位1位(2008年4月23日)
「DIVE」:最高位10位(2009年7月1日)
「イチブトゼンブ」:最高位1位(2009年8月12日・19日)
「MY LONELY TOWN」:最高位1位(2009年10月21日)
「さよなら傷だらけの日々よ」:最高位1位(2011年4月20日)
「Don’t Wanna Lie」:最高位2位(2011年6月8日)
「GO FOR IT,BABY-キオクの山脈-」:最高位1位(2012年4月11日)
「有頂天」:最高位1位(2015年1月21日)
「RED」:最高位1位(2015年6月17日)
「声明」:最高位1位(2017年6月21日)
「UNITE」:最高位9位(2021年10月13日)
「STARS」:最高位4位(2023年7月19日)
※( )内は最高位を記録したBillboard JAPAN Hot 100チャート公開日
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