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ここ数年で一気にスターの座に駆け上がったRAYE(レイ)は、これまで以上に厳しい目にさらされてきた。なかでも彼女が特に気になっているのが、故エイミー・ワインハウスと絡めた批判だ。そのことを、彼女は楽曲「I Will Overcome」で取り上げている。
現地時間2026年5月7日に公開された米ビルボードのカバー・ストーリーで、RAYEはスタッフ・ライターのハンナ・デイリーに、3月リリースのアルバム『ディス・ミュージック・メイ・コンテイン・ホープ』のオープニング・トラックで、2011年にアルコール中毒による事故死を遂げた英国のソウル・ポップ・アイコンと自身を比較する人々について歌うことにした理由を語った。その楽曲で彼女は、「私がエイミーを思い起こさせると言う人もいる/キーボード越しに唾を吐く人もいる、私じゃ到底及ばないと/侮辱に宿る悪意、あなたの舌から放たれる矢は/あなたが彼女を傷つけるのに使ったのと同じ悪魔だ」と歌っている。
レイはその歌詞を入れた理由について、「エイミーを“守る”と言いながら、これほどひどくて邪悪なやり方で私を攻撃できるというのが、ダークな意味で本当におかしいと思うんです。“あなたたちが私に言っていることは、エイミーが経験したことの縮図だ”(と言いたい。)エイミーは言葉によって、メディアに、大衆に、あらゆる人にののしられ、ずたずたにされたんです」と米ビルボードに語った。
「私のことが好きじゃないのは、それはそれで構いません」と彼女は続け、「ただ、これほどひどく、これほど暗く、これほど意地の悪い人がいるというその皮肉さ。同じ悪意なんです。それを言いたかった。なぜなら……美しくて、素敵で、優しい言葉もたくさんもらっています。残念ながら、ネガティブなものの方が声が大きい」と述べた。
『ディス・ミュージック・メイ・コンテイン・ホープ』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”に11位でデビューし、英国では1位を獲得した。レイにとって初のNo.1アルバムとなる。この快挙は、2021年に最初の所属レーベルであるポリドール・レコードと決別した後、インディーズ・アーティストとして名を上げるために続けてきた長い険しい道のりの末に実現した。
米ビルボードのカバー・ストーリーではほかに、メンタルヘルスや性的暴行にまつわる体験、そして再び人生に光を見出すことについても語っている。また、ヒット・シングル「WHERE IS MY HUSBAND!」で愛を求める気持ちを宣言したことについて、現在の恋愛に対する心境も明かした。同曲はこれまでのところ米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で11位を記録している。
「本当に何年も経っているので、もはや自分には縁遠いことのように感じます。自分の人生に十分な自信と幸せを感じていることもあれば、ラブコメを観ながら“どこにいるの?どこ?”ってなる日もある。でも深刻に考えているわけじゃないんです。毎晩泣きながら眠っているわけじゃないから。まあ、泣く夜もありますが」と彼女は語っている。
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