【米ビルボード・アルバム・チャート】BTS『ARIRANG』で7作目の首位、ルーク・コムズ初登場2位

2026年3月30日 / 11:00

 今週(2026年4月4日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Billboard 200”は、BTSの復帰作『ARIRANG』が様々な記録を更新して1位に初登場し、グループ通算7作目の首位を獲得した。続く2位にデビューしたルーク・コムズの新作『ザ・ウェイ・アイ・アム』も、自身7作目となるTOP10入りを果たしている。

 帰還作となるBTSの『ARIRANG』は、初週のアルバム換算ユニット641,000を記録して、堂々のNo.1デビューを飾った。この記録は、彼らにとって過去最高の週間ユニット数で、2026年のチャートにおいても現時点での最高記録となる。BTSは、アルバム・チャート“Billboard 200”における首位獲得数を、本作で以下に続く通算7作目に更新。前作『Proof』以来約4年ぶりの快挙を達成した。

・『Love Yourself ‘Tear’』(2018年)
・『Love Yourself ‘Answer’』(2018年)
・『MAP OF THE SOUL : PERSONA』(2019年)
・『MAP OF THE SOUL : 7』(2020年)
・『BE』(2020年)
・『Proof』(2022年)
・『ARIRANG』(2026年)

 初週で記録した641,000ユニットの内訳は、アルバム・セールスが532,000、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)は95,000で、残りの端数はトラックによる換算ユニット(TEA)で構成されている。週間セールスはグループ史上最大の売上枚数を記録して、トップ・アルバム・セールス・チャートでも同7作目の首位を獲得。初週のアルバム収録曲によるオンデマンド公式ストリーミング再生数も、グループ史上最高記録となる9,910万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートでも1位に初登場した。

 『ARIRANG』が初週で記録した641,000ユニットは、2025年10月18日付のチャートでテイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が史上最高の4,002,000ユニットを記録して以来の週間最高ユニット数で、2014年12月にアルバム換算ユニットによるランキングを開始して以来、グループによるアルバムとしては史上最高の週間ユニット数を記録した。

 純粋なアルバム・セールス(フィジカルおよびデジタル・ダウンロード・アルバムの売上枚数)においては、先述の『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が初週で記録した3,479,500枚以来の週間最高売上枚数で、グループの記録としては、2013年12月14日付のチャートでワン・ダイレクションの『ミッドナイト・メモリーズ』が記録した547,000枚以来の最高記録となる。

 『ARIRANG』が初週で記録したユニット数は、主にフィジカル・セールス(516,000枚)によって支えられた。各フィジカルには全て同じトラックが収録されていて、17種類のアナログと9種類のCDがリリースされている(全てにフォトカード、ステッカー、ポスターなどのアイテムが封入されている)。516,000枚のうち、アナログ盤のみの売上枚数は208,000枚で、BTSにとって過去最高のLP週間売上枚数を達成し、ルミネイトが1991年に集計を開始して以来のグループによるLP週間売上としても、過去最高記録を更新した。1991年以降のLP週間売上枚数としては歴代6位の記録で、上位5作は全てテイラー・スウィフトのアルバムが占めている(最高記録は『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が初週で記録した1,334,000枚)。

 『ARIRANG』のリリース日(3月20日)は今年の1月1日に発表されたが、タイトルは1月16日まで明らかにされていなかった。本作のリリースと活動再開を記念したスペシャル・ライブ『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』は3月21日にNetflixで世界独占生中継され、アルバムのリードシングル「SWIM」はアルバムと同時にリリースされた。同曲のミュージック・ビデオも同日に公開され、3月25日と26日には米NBCの『ザ・トゥナイト・ショー』にも出演している。

 BTSのワールド・ツアー『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’』は来月4月9日に韓国の高陽で開幕し、4月25日には米フロリダ州タンパに上陸。その後5月28日までアメリカとメキシコを巡り、その後他の国へと向かった後8月1日に再びアメリカに戻り、9月6日にカリフォルニア州イングルウッドで締めくくる予定となっている。

 続いて今週2位には、米ノース・カロライナ州シャーロット出身のカントリーシンガー=ルーク・コムズの新作『ザ・ウェイ・アイ・アム』がデビューして、以下に続く通算7作目のTOP10入りを果たした。

・『ディス・ワンズ・フォー・ユー』(2018年/最高4位)
・『ザ・プリクエル』(2019年/最高4位)
・『ホワット・ユー・シー・イズ・ホワット・ユー・ゲット』(2019年/最高1位)
・『グロウイン・アップ』(2022年/最高2位)
・『ゲッティン・オールド』(2023年/最高4位)
・『ファーザーズ・アンド・サンズ』(2023年/最高6位)
・『ザ・ウェイ・アイ・アム』(2026年/最高2位)

 『ザ・ウェイ・アイ・アム』は、初週にストリーミングによるアルバム換算ユニットが76,000(オンデマンド公式ストリーミング再生数は7,766万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートで2位に初登場)、アルバム・セールスは23,000(アルバム・セールス・チャートで2位に初登場)を記録して、累計101,000アルバム換算ユニットを獲得した。

 本作に先駆けては、カントリー・ソング・チャートに7曲がチャートインしていて、そのうち「バック・イン・ザ・サドル」、「スリープレス・イン・ア・ホテル」、「ビー・バイ・ユー」の3曲がTOP10入りした。これら3曲はいずれもカントリー・エアプレイ・チャートでもTOP10入りして、「バック・イン・ザ・サドル」は昨年11月に2週間にわたって首位を獲得している。

 今週のTOP10に初登場したアルバムは上記2作で、残る他の8作のうち現時点で首位を獲得してないのはオリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(最高3位)のみとなっている。

 先週2位にランクインしていたモーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(76,000ユニット/前週比4%増加)は今週3位に、初登場から2週連続で首位を記録したハリー・スタイルズの『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』(64,000ユニット/前週比35%減少)は4位にランクダウンした。

 以下、ドン・トリヴァーの『オクタン』(55,000ユニット/前週比2%減少)は先週の6位から5位に、オリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(54,000ユニット/前週比2%減少)は7位から6位にそれぞれ上昇して、バッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』(53,000ユニット/前週比7%減少)は5位から7位に下降。ブルーノ・マーズの『ザ・ロマンティック』(45,000ユニット/前週比16%減少)は先週に続き8位にランクインして、モーガン・ウォーレンの前作『ワン・シング・アット・ア・タイム』(38,000ユニット/前週比7%増加)は12位から9位にTOP10復帰した。【第98回アカデミー賞】の受賞効果で先週TOP10復帰した『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』(36,000ユニット/前週比4%減少)のサウンドトラックは、今週も10位をキープしている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは4月2日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ARIRANG』BTS
2位『ザ・ウェイ・アイ・アム』ルーク・コムズ
3位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
4位『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』ハリー・スタイルズ
5位『オクタン』ドン・トリヴァー
6位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
7位『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』バッド・バニー
8位『ザ・ロマンティック』ブルーノ・マーズ
9位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォーレン
10位『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』サウンドトラック


BTS

音楽ニュースMUSIC NEWS

SEVENTEENのユニットD×S、幕張メッセ公演2日目のライブビューング決定&全国映画館で生中継

J-POP2026年3月30日

 SEVENTEENのユニットD×S(ドギョム×スングァン)が開催する初の単独ツアー【D×S [SERENADE] ON STAGE – JAPAN】のうち、4月30日の千葉・幕張メッセ2日目公演のライブビューングが決定した。 … 続きを読む

すとぷり、結成10周年記念に4都市を巡るアリーナツアー決定

J-POP2026年3月30日

 すとぷりが、結成10周年を迎えることを記念し、4都市を巡るアリーナツアー【すとろべりーめもりー Vol.10th anniversary ~すとぷり ARENA TOUR~】を開催する。  本ツアーは、東京、愛知、大阪、福岡で全13公演が … 続きを読む

中森明菜、新曲「カサブランカ」がテレ東『WBS』新EDテーマ曲に決定

J-POP2026年3月30日

 中森明菜の新曲「カサブランカ」が、テレビ東京系にて放送中の経済ニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』の新エンディングテーマ曲に決定した。  今回、番組のために書き下ろされた本楽曲。昨年2025年の自身のディナーショーで初披露 … 続きを読む

CUTIE STREET、『M COUNTDOWN』出演で韓国ストリーミング約3倍に 「かわいいだけじゃだめですか?」現地で反響

J-POP2026年3月30日

 CUTIE STREETが、現地時間3月26日に韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』に出演。披露された「かわいいだけじゃだめですか?」の翌日の韓国でのストリーミング数が前日比でおよそ3倍に伸長したことがわかった(ルミネイト調べ)。   … 続きを読む

GRe4N BOYZ、 新曲「ペリドット」が朝の情報番組『ZIP!』新テーマソングに決定

J-POP2026年3月30日

 GRe4N BOYZの新曲「ペリドット」が、水卜麻美アナウンサーが総合司会を務める日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』の新テーマソングに決定した。  本楽曲は、宝石のペリドットが持つ「希望」「幸福」という石言葉の通り、仕事や学業に励むすべ … 続きを読む

page top