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現地時間2026年3月15日に行われた【第98回アカデミー賞】授賞式で、ルドヴィグ・ゴランソンが『罪人たち』により<作曲賞>を受賞した。スウェーデン人作曲家として21世紀初の作曲賞3冠を達成した形で、過去には2019年に『ブラックパンサー』、2024年に『オッペンハイマー』で受賞している。
ゴランソンは受賞スピーチで、音楽の道へ踏み出したきっかけを振り返った。「父は1964年にスウェーデンで初めてブルースのアルバムを買いました。ジョン・リー・フッカーのアルバムでした」と彼は述べ、「その音楽はあまりにも力強く、父の人生を変え、父は音楽に人生を捧げました。7歳のとき、父がギターを僕に持たせてくれました。[中略] そのギターがたくさんの扉を開いてくれて、アメリカに連れてきてくれて、現代の偉大なストーリーテラーのひとりであるライアン・クーグラーと出会わせてくれました。ライアン、あなたのビジョンに感謝します。世界中の人々の心に響く映画を作ってくれてありがとう」と続けた。
クーグラーは『ブラックパンサー』と『罪人たち』の両作を監督している。同一監督との協働で<作曲賞>を2度受賞した作曲家は、2002年に『ロード・オブ・ザ・リング』、2004年に『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』でピーター・ジャクソン監督作品を連続受賞したハワード・ショア以来、ゴランソンが初となる。
ゴランソンの『罪人たち』のスコアはすでに、【クリティクス・チョイス・アワード】、【ゴールデングローブ賞】、【グラミー賞】など数々の賞を受賞していた。
今年の作曲賞の他の候補は、『ブゴニア』のイェルスキン・フェンドリックス、『フランケンシュタイン』のアレクサンドル・デスプラ、『ハムネット』のマックス・リヒター、『ワン・バトル・アフター・アナザー』のジョニー・グリーンウッドだった。
今年のゴランソンの存在感の大きさを示す指標のひとつが、<作曲賞>と<歌曲賞>の両部門にノミネートされた唯一の作曲家だったという事実だ。<歌曲賞>ではラファエル・サディークとともに『罪人たち』の「I Lied to You」でノミネートされた。また、同一年に<作曲賞>と<歌曲賞>の両部門にノミネートされたのも今回が初めてだった。
以下、ゴランソンが今回樹立した他の5つの記録だ。
◎約20年ぶりに3年以内で<作曲賞>を2度受賞した作曲家となった。これほど短期間で再受賞を果たしたのは、2006年の『ブロークバック・マウンテン』と2007年の『バベル』で2年連続受賞したグスターボ・サンタオラヤ以来となる。
◎オスカー史上2番目に若い3冠作曲家となった。ゴランソンは現在41歳。3度目の作曲部門オスカー受賞時の年齢がさらに若かったのは、1964年に『あなただけ今晩は』(原題:Irma LaDouce)で3度目の受賞を果たした、当時35歳だった故アンドレ・プレヴィンのみだ。
◎作曲部門で3戦全勝を達成した2人目の作曲家となった。初ノミネートから3連続受賞は、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』『ポカホンタス』で初ノミネートから4連続受賞したアラン・メンケン以来の快挙だ。
◎作曲部門オスカーを3回以上受賞した存命の作曲家としては3人目となった。ゴランソンは作曲部門で3回以上オスカーを受賞した16人目の作曲家だが、その多くはすでに故人だ。現在も存命の3冠以上の受賞者は、5冠のジョン・ウィリアムズ(94歳)と4冠のアラン・メンケン(76歳)のみだ。
◎スウェーデン出身で3冠を達成した4人目の人物となった。先の3人は女優の故イングリッド・バーグマン、音響・音響効果編集者のパー・ホールバーグ、音響編集・ミキサーのポール・N・J・オットソンだ。
なお、監督の故イングマール・ベルイマンは<外国語映画賞>を3度受賞した作品を手がけているが、彼自身が個人として受賞した【アカデミー賞】は1970年の<アービング・G・タルバーグ賞>のみだった。
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