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ジャック・ホワイトが、テイラー・スウィフトの音楽に対する自身の見解について誤解を正した。少なくとも見出しだけを見る限りでは、ホワイトがスウィフトの楽曲を退屈だと思っているように受け取れるかもしれないが、本人はそうした認識を否定している。
現地時間2026年3月9日、ホワイトはインスタグラムに長文を公開した。ホワイト・ストライプスの共同創設者である彼は、この投稿を1日だけ掲載して削除すると説明していた(実際、数時間後にはすでに削除されている)。投稿の中でホワイトは単刀直入に切り出した。「テイラー・スウィフトの音楽が“退屈”だと言ったつもりはない。ネットがクリックベイトのために寄せ集めたようなことは何も言っていない」と彼は綴った。
この投稿は、日曜日に掲載された英ガーディアンのインタビューへの批判に対する直接の反論だった。自分の楽曲に完全に自伝的なものがあるかと問われたホワイトは、そうではないと答えた。「今やテイラー・スウィフト的なやり方、つまりポップ・シンガーが公になった破局をすべて歌にするスタイルが非常に流行っている」と述べ、このタイプの作曲スタイルには“まったく興味が持てない”と続けた。
当然ながら、この発言はインターネットですぐさま炎上した。インタビューが公開されてから24時間も経たないうちに、複数のメディアがこの発言を取り上げ、テイラーを“中傷した”という見出しのもとで拡散した。インサイダー・フックのボニー・スターンバーグ編集長は、「曲の書き方に“正解”はない」と題したコラムを公開した。そしてもちろん、スウィフトのファンである“スウィフティーズ”もすぐに擁護に回った。中には、ホワイトの音楽の半分は元妻のカレン・エルソンとの離婚をテーマにしているとして”偽善者だ”と批判する声もあれば、この発言が国際女性デーに飛び出したことを指摘する声もあった。「“すべての男性ではない”けれど、結局はいつも男性」と切り捨てた人もいた。
こうした批判を受け、ホワイトは削除済みのインスタグラム投稿で改めて説明した。歌詞に自分自身のことを書くのが好みではないというのが本来の主旨であり、架空のキャラクターのほうが“書き手としての自分には魅力的だ”と述べた。
さらにスウィフトをはじめとする同様のスタイルを持つアーティストたちの業界での成功を認め、「彼女たちが自分たちのやり方で多くの音楽ファンを引きつけることに成功したことを、心から喜ばしく思う」とも語った。
ソングライティングやスウィフトのスタイルについての真意を説明した後、ホワイトは矛先をジャーナリストに向けた。「こういうことが起きるたびに、インタビューを受けることへの興味がどんどん薄れていく。クリックベイトやコンテンツが大量に求められるこの時代では、少しでも面白い部分や普通と違う部分があれば、それがドラマに仕立てられて群がられ、餌のようにばらまかれてしまう」と彼は批判した。
その結果、ホワイトは、“ロマンや情熱や内省を込めた”回答をすることにも消極的になっているという。そうした言葉が曲解されてページビュー稼ぎに使われると感じているからだと説明した。
今回の投稿によって、このロック・アーティストとポップ・スターの間に新たに生み出された対立騒動に、ひとまず決着がついたことを期待したい。
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