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【グラミー賞】受賞アーティストのドージャ・キャットが、バレエとオペラの擁護に立ち上がった。現地時間2026年3月8日、映画『マーティ・シュプリーム』主演のティモシー・シャラメが2月に両ジャンルについて発言した物議を醸した発言を受け、ドージャはTikTokに動画を投稿した(現在は削除済み)。
広く拡散されたこの映像では、シャワー後にタオル姿で登場したドージャが、わざと彼の名前を言い間違えたような発音で揶揄しながら噛みついた。
「ところで、オペラは400年、バレエは500年の歴史がある。“ティムオーテイ・シャラメ”とかいう人が……ちなみにすごい大物らしいよ、カメラの前で、そんなものに誰も気にかけてないなんて言う度胸があったんだ」とドージャは切り出した。
「今や誰もこの二つを気にかけていない」と発言したシャラメに、ドージャはバレエとオペラへ対してもっと敬意を払うべきだと主張している。「今すぐオペラ劇場に入れば、客席は埋まっていて、公演中は誰一人言葉を発しない。それほど皆が敬意を持って臨んでいるから。オペラにはエチケットがある。バレエにもエチケットがある。本当にすごいものなんだ。舞台芸術として本当に素晴らしい。めちゃくちゃ美しいし、ダンス・スタジオには毎日人が通っている」と彼女は続けた。
問題の発言は、シャラメが2月にマシュー・マコノヒーと共に登壇した米バラエティとCNNのタウンホール形式のパネルで飛び出したものだ。彼は、「バレエとかオペラみたいな分野で働きたいとは思わないんです。“もう誰も気にかけていないのに、なんとか存続させよう”みたいな感じのものは。もちろんバレエやオペラに関わっているすべての人には敬意を持っています」と述べた。この発言は会場では拍手を受けた一方、SNS上では批判を浴びた。シャラメはその後、「視聴率を14セント失ったな。理由もなく攻撃してしまった」と冗談めかして付け加えている。
ドージャは、いくつかのパフォーミング・アートの業界が苦境にあったとしても、それが人々の関心の低さを意味するわけではないと主張した。「業界がどんなに苦しい状況にあっても、それは関係ない。多くの業界がそういう時期を経験している。あなたの業界だって大変な時期があるし、私の業界だってそう。でもそれは、誰も気にかけていないという意味じゃない。人は気にかけている。ダンサーも気にかけているし、歌手も気にかけている。観客も気にかけている」と話した。
そしてドージャは、「観客は今もいる。みんな気にかけている。きちんとした服を着て、席に着いて、静かにする。それがあの場でのエチケット。そこから何か学んだらどう」と締めくくった。米ビルボードはシャラメにコメントを求めているが、現時点で返答はない。
一方、各地のオペラ・ハウスはシャラメの発言を逆手に取り、彼の名前をチケットの割引コードに使ったり、直々に公演への招待状を送ったりと、話題づくりに活用している。米人気コント番組『サタデー・ナイト・ライブ』も“ウィークエンド・アップデート”のコーナーでこの件を取り上げた。コリン・ジョストは、「シャラメは自分の映画のプレスツアー中にこの発言をしたけれど、映画のテーマはなんと……卓球」と皮肉った。
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