【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー最新AL首位返り咲き、ブレント・ファイヤズ/チャーリーxcxがTOP10デビュー

2026年2月23日 / 10:15

 今週(2026年2月28日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、バッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』が返り咲き、2025年5月17日付のチャート以来約9か月ぶり、通算5週目の首位を獲得。TOP10には、6位にブレント・ファイヤズの新作『アイコン』、8位にはチャーリーxcxによる映画『嵐が丘』のインスパイアード・アルバム『Wuthering Heights / 嵐が丘』が初登場した。

 2025年1月にリリースされた『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』は、登場2週目の2025年1月25日付で1位に到達し、その後2週連続で首位をキープ。その後上位にランクインして、アナログ盤のリリース効果により5月17日付のチャートで返り咲き、通算4週目の首位を獲得した。

 その後、数か月間はTOP10にランクインしていなかったが、Amazon限定のアナログ盤がリリースされたことで2026年1月31日付のチャートでTOP3復帰し、翌週の現地時間2026年2月1日に開催された【第68回グラミー賞】では<年間最優秀アルバム>を受賞。さらに2月8日に開催された【第60回スーパーボウル】のハーフタイム・ショー出演を経て、2月14日~21日付の2週間2位にランクインした後、今週のチャート(2月28日付)で再びトップの座に浮上。通算5週目の首位を獲得した。

 前回(2025年5月17日付)から今週(2026年2月28日付)1位に返り咲くまでの期間は41週間で、昨年アリアナ・グランデの『エターナル・サンシャイン』が記録した54週間以来の最長記録を達成した。『エターナル・サンシャイン』は、初登場の2024年3月23日付と翌週の3月30日付の2週間首位を獲得した後、デラックス盤の再リリースによって2025年4月12日付のチャートで再び1位に返り咲き、通算3週目の首位を獲得している。

 『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』は、今週の集計期間(2026年2月13日~2月19日)にストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が106,000(前週比43%減少)、アルバム・セールスが28,000、トラックによる換算ユニット(TEA)は1,000を記録して、累計135,000ユニットを獲得した(前週比46%減少)。アルバム収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は1億1,254万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートで通算6週目の首位を獲得。アルバム・セールス・チャートでも前週の3位から1位に浮上し、通算2週目の首位を獲得した。

 2022年に13週間首位を記録した前作『Un Verano Sin Ti』(52,000ユニット/前週比35%減少)は、前週の6位から7位にランクダウンしている。

 先週のチャートでNo.1デビューを飾ったJ.コールの新作『The Fall-Off』は、初週(280,000)から71%減少の81,000にユニット数が減少し、今週2位にランクダウン。ドン・トリヴァーの『オクタン』(79,000ユニット/前週比19%減少)は前週の4位から3位、モーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(77,000ユニット/前週比1%増加)は7位から4位、オリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(72,000ユニット/前週比5%減少)も8位から5位に、それぞれ再浮上した。

 続いて今週6位には、米メリーランド州出身のR&Bシンガー=ブレント・ファイヤズの新作『アイコン』がデビューし、前作『ウェイストランド』(2022年/最高2位)に続く2作目のTOP10入りを果たした。

 『アイコン』は、初週にストリーミングによるアルバム換算ユニットが44,500(収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は4,570万回)、アルバム・セールスが13,500(週間売上として自己最高記録を更新)を記録して、累計58,000ユニットを獲得。ストリーミング・アルバム・チャートで7位、アルバム・セールス・チャートでは5位に、それぞれデビューした。初週の売上は公式ウェブサイトでサイン入りのフィジカルが販売されたことにより後押しされ、本作からは「Have To」が今週のR&B/ヒップホップ・エアプレイ・チャートで自己最高位となる5位にランクインし、アルバムのヒットに繋げている。

 先述の『Un Verano Sin Ti』を7位に挟み、今週8位には映画『嵐が丘』にインスパイアされ制作されたチャーリーxcxの最新アルバム『Wuthering Heights / 嵐が丘』がデビューして、『クラッシュ』(2022年/最高7位)、『ブラット』(2024年/最高3位)に続く自身3作目のTOP10入りを果たした。

 『嵐が丘』は、初週にアルバム・セールスが26,000(アルバム・セールス・チャートで3位に初登場)、ストリーミングによるアルバム換算ユニットが25,000(収録曲のオンデマンド公式ストリーミング再生数は2,485万回、ストリーミング・アルバム・チャートで19位に初登場)を記録して、累計51,000ユニットを獲得した。初週のセールス26,000枚のうち72%は、2種類の形態でリリースされたアナログ盤の売上が占めている。

 エメラルド・フェネル監督が脚本・監督を務め、マーゴット・ロビーとジェイコブ・エロルディが主演する映画『嵐が丘』は、2026年2月13日に全米の映画館で公開された。

 先週9位にランクインしていたテイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』(50,000ユニット/前週比7%減少)は今週も9位に、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラック(40,000ユニット/前週比4%減少)も10位をそれぞれキープしている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは2月26日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』バッド・バニー
2位『The Fall-Off』J.コール
3位『オクタン』ドン・トリヴァー
4位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
5位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
6位『アイコン』ブレント・ファイヤズ
7位『Un Verano Sin Ti』バッド・バニー
8位『Wuthering Heights / 嵐が丘』チャーリーxcx
9位『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』テイラー・スウィフト
10位『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』サウンドトラック


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