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2026年2月11日、渡辺直美が芸歴20周年を記念したコメディショー【渡辺直美 (20) in 東京ドーム】を開催した。
会場にはオリジナルグッズや渡辺がデザインした衣服に身を包む観客が多く見られた。会場外に設けられたグッズ販売エリアや記念写真が撮れるブースには長蛇の列ができ、約45,000枚ものチケットは即日完売、ライブ配信もされるなど、その人気ぶりはすさまじい。この“ピン芸人による史上初の東京ドーム公演”は、「女性ソロコメディアンによるコメディーショーで販売されたチケットの最多枚数」としてギネス世界記録にも認定された。
ヒップホップや洋楽好きの彼女らしく、開場中はケンドリック・ラマーやフランク・オーシャンといった洋楽好きにはたまらないナンバーが続々と流れ、開演を待ちわびる観客たちの気持ちを高める。
ペンライトがカラフルに輝き、カウントダウンがスタート、ゼロが近づくにつれて歓声も手拍子も大きくなっていく。6人のダンサーが花道からメインステージへ移動すると、雛段に総勢72名のダンサーが勢揃い。ビヨンセの2018年の伝説の【コーチェラ】のステージを思い起こす。そして風に髪をなびかせて、本日の主役が登場。和製ビヨンセとしてブレイクした自身のキャリアを語る上で外せない「Crazy In Love」にナールズ・ バークレイ 「Crazy」をマッシュアップさせたトラックに合わせて踊ったり走ったり(もちろん口パクも)して、早くもハイライトを作った。
大物アーティストが立つこの会場で繰り広げる本格的なショーには生バンド演奏を取り入れるというこだわりっぷり。「こんばんわー。東京ドーム盛り上がってますか? こんなに多くの人を一斉に見るのは初めてです。さっきのビヨンセで体力ぜんぶ使っちゃった(笑)」と笑いも忘れていない。
ここから幼少期から現在までの人生の履歴書を写真や爆笑エピソードを交えながら振り返ってい~。小学生のときは母親の母国、台湾で夏休みの大半を過ごした渡辺。現地で3時間おきに流れた志村けんの番組を見て、一人っ子の寂しい時間を紛らわせたという。「テレビの向こう側に行って、同じような気持ちでいる人たちを楽しませたい」と小学生ながら思ったそうだ。
ヤンキー同級生の“すぐる”が自分のモノマネを笑ってくれたのを見て芸人になろうと決意したのが中学2年生。高校受験に失敗し、夢庵のバイトで貯金して、東京にあるNSC(吉本総合芸能学院)に入るためいざ面接へ。ここから再現ミュージカルが始まった。その名も『ミュージカル~渡辺直美物語~』。実際のNSC同期であるジャングルポケットの太田博久とおたけが同期仲間を演じ、ひとつ先輩のチョコレートプラネット、シソンヌ、パンサー向井慧が先輩アシスタントとして登場した。コンビを組んだアイコとリナちゃん(ともに朝日奈央)との別れ、『ドリームガールズ』のビヨンセの「Listen」の口パクパフォーマンスが少しずつ業界内で広がり、2008年の『新春大売出し!さんまのまんま』の出演を機にオファーが殺到、夢だった『笑っていいとも!』出演までこぎつけた(ビヨンセが番組出演した際、本人の前で披露している)。
平成ノブシコブシ吉村崇、ピース又吉直樹とのつながりでコント番組『ピカルの定理』のレギュラーに。ステージにはピース綾部を除くピカリ隊(平成ノブシコブシ、モンスターエンジン、又吉、ハライチ)が番組から生まれた名キャラクターに扮して約13年ぶりに集結し、会場は大盛り上がり。そこに“西の強烈な匂いを放つ”千鳥も登場して、会場は騒然とした。
大悟の「アメリカ行かんの?」、又吉の「夢を追う姿はみんな応援してるよ」の言葉が後押ししてアメリカ行きを決意したのが30歳。しかし、タイミング悪く世界中がパンデミックになり、主演ミュージカル『ヘアスプレー』上演やノンストップで入っていた仕事も止まってしまう。主人公トレイシーの衣装に着替えた渡辺が「一人でヘアスプレーできないよなー」と言うと、三浦宏規、清水くるみ、平間壮一、田村芽実、上口耕平、瀬奈じゅんら舞台で共演したキャストがこの日のために再集結し、名曲「You Can’t Stop the Beat」をパフォーマンス。終盤のステップの数々に喝采を浴びた渡辺はエンタメの聖地ニューヨークへと飛んだ。90分におよぶこのミュージカルの脚本と劇中で繰り広げられたオリジナルナンバーの作詞、楽曲プロデュースは渡辺本人によるものであることが後に明かされた。
そんな渡辺は、実はPeach Napという名前で歌手デビューもしていた。顔も名前も明かさずに昨年8曲リリースしたのだが、音源を流しても会場はピンと来ていない様子。『「まさかあのPeach Nap!?』って思ってもらいたかったけど……地獄!」と自虐しつつ、リアルでホットでイケてる“友達”の千葉雄喜のサプライズ登場に、会場は一瞬フリーズ。「チーム友達」で知られる千葉とはニューヨークで一緒に中華料理を食べて以来の仲だという。4.5万人が照らすスマホライトの美しさに「人生っておもしろい不思議だらけ」「なにこれなんだこれ なにこれなんなんだ」と歌う2人のコラボ曲「なにこれ?」が初披露された。本曲は近日配信とMV公開を控えていることもアナウンスされ、観客を再度驚かせた。
千葉とともにステージを後にした渡辺を待つ間、ダンサーたちのパフォーマンスが展開。レディー・ガガが2011年に『徹子の部屋』に出演した際のルックで再登場すると、会場が一気に沸いた。そして約2週間前に同じ会場で3年半ぶり来日公演を行ったガガが終盤に着ていたコスチュームと髪型で「Judas」を実際の振り付けと一緒に披露して、ピークを作った。
最後、渡辺は「芸人の私がこうやって東京ドームのステージに立てたのは、みなさんの応援のおかげです。私に新たな夢を与えてくれてありがとうございます。ピン芸人が東京ドームに立ったのは初めてですが自分一人でできたわけではありません」とファンやスタッフに感謝を述べ、「みんなの素晴らしい人生に私を入れてくれてありがとうございます。いつまで生きているかわかんないけど、みんなで長生きして、またどこかで会いましょう。今日が終わったら明日は来ます。仕事がんばろう。またお会いしましょう! 本当にありがとうございました!!!」と全方向に挨拶して、3時間超えのショーは幕を閉じた。
Text by Mariko Ikitake
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