<イベントレポート>BE:FIRSTの終わらない“夢”への挑戦、映画『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』舞台挨拶

2026年2月10日 / 22:15

 2021年にデビュー、国内ドームツアーも経て、2025年には初のワールドツアー【BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-】を開催したBE:FIRST。着実に“夢”を叶えてきた彼らだが、それでもRYUHEIは「まだまだ夢を見ているグループ」だと笑顔を見せた。

 “夢を越えて始める”のは、“更なる夢への挑戦”か。MANATO曰く「個人としてもBE:FIRSTとしても大きな夢で、世界への第一歩だった」というワールドツアーに完全密着したドキュメンタリー映画が、2026年2月6日に全国公開された“BE:FIRST THE MOVIE”の第3弾『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』である。2月8日には東京・新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶が開催され、BE:FIRSTの6人がそれぞれの想いを語った。

 本作は、RYOKIを含む7人最後のパフォーマンスとなったシンガポール公演など、ワールドツアー各地の模様を収めながら、独占インタビュー、メンバー自身がカメラを回して撮影した映像などで、BE:FIRSTというグループの“人間性”を映し出す作品。SOTAは「オーディションから生まれ、社長(SKY-HI)の意向もあってカメラがいつでも回っているグループだったんですけど、そのおかげでカメラの前でもいつも通り過ごせる僕らも出来上がっている」とし、自分たちの“本気の目に変わる瞬間”が印象に残ったと明かす。彼らが所属するBMSGは “遊び心”を大切にする事務所であり、BE:FIRSTにもその精神が深く根付いているからこその一幕だ。

 ワールドツアー中も、自由時間には出来る限り現地を楽しんだようで、JUNONは「全部が印象に残ってるのは前提として、個人的にはオランダ。街の景色もそうですし、雰囲気もすごくあたたかくて、ずっといたいなって思ってました」と話し、「もうちょっと見たかったな」とこぼした。というのも、非常にタイトなスケジュールだったのだという。眠っている様子も映っていることについて、RYUHEIは「ちょっと恥ずかしい姿をお見せしてしまった」とはにかんだ。

 そんなRYUHEIにまつわるタイでのエピソードを明かしたのはSOTA。「オーディションのときとか、めっちゃシャイだったじゃないですか。なのに今になってはもう、ウッドデッキのレストランから、でっかい遊覧船に向かって『We are BE:FIRST!!!』とか大声で叫んでたりして。楽しいなと思いました」。なお、SHUNTOが語ったのは「やっぱりフランス。フレンチをメンバー全員で食べに行って、それは今でも記憶に残ってます」という、ごはん好きの“もぐもぐSHUNTO”らしい思い出だ。

 快活で屈託のない笑顔も、素直でポジティブな言動も、BESTY(※BE:FIRSTファンの総称)から深く愛されている。とはいえ、表には見せない苦労や苦悩も多いに違いない。いまでは日本を代表するアーティストにも成長したが、結成当初のBMSGはまだ大きな事務所ではなかった。ボーイズグループとしては珍しかったロックフェスへの出演も含め、様々な道を切り拓いてきた。だからこそ「BE:FIRSTは負けず嫌い。逆境に強いグループ」という、劇中の言葉にも納得する。SHUNTOは「誰か一人が突っ走っていったら、そのバイブスに乗っかるように化学反応を起こしていくようなグループになってる。このグループでよかったなって改めて思わされますね」と噛み締めた。

 その上で、デビュー5周年のメモリアルイヤーである今年「どんなグループに進化していきたいか」を、それぞれがフリップで発表していった。

 SOTAは、<アーティシズム〇 クオリティ△ クリエイティブ△>。自身曰く「ちょっと厳しめ」とのことだが、「どれだけ練習するかとか、“0”から“1”を作るところに携われる機会を増やすとか、去年末くらいから思っていて、見事に今年1月からしっかりやらせてもらっている」

 SHUNTOは、<自分たちらしい音楽をもっと追求>。「BE:FIRSTらしい楽曲とは何か、BE:FIRSTは何を出すのが一番かっこよくて面白いのか、とかを模索しながら、新しいものをしっかりと取り入れていきたい」

 MANATOは、<毎秒していくステップアップ>。ワールドツアーを通し、言語の壁などを越えてパフォーマンスを届ける経験をしたことに触れ、「チャレンジしていくことの種類や数をどんどん増やせば、自分たちのステータスに出来ると思う」

 RYUHEIは、冒頭で触れた<夢>。「この一文字でまとめさせていただきました」

 JUNONは、<愛されるグループ>。「今までと何も変わらない」

 LEOは、<音楽を愛して音楽に愛されるチーム>。「音楽好きが集まったチームなので、制作もたくさんしています。その中でも、一方的に愛するんじゃなくて、音楽にも愛されるようなチームになりたいな、という風に思いました」

 最後にSOTAは感謝を述べつつ、真っ直ぐな目で「音楽好きとして、BE:FIRSTとして、何がかっこいいかってなった時に、華やかなところだけじゃなく、もっと繊細に、もっと深いところにこだわれるグループだな、っていうのは本当に最近思っているので。皆さんの目には映らないところもしっかり出来て、アウトプットするときにより良いものを新体制として見せられるグループに一歩ずつ進んでいきたい。これからも進化するBE:FIRSTを楽しんでいただけたら嬉しいです」と締めくくった。

 結成当初から掲げている“世界進出”。ワールドツアーは大きな一歩となった。その模様を記録した『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』は、2D版に加え、SCREENX、4DX、ULTRA 4DXでも上映中。この先に待ち受けている“夢”の大きさは計り知れないが、彼らはきっと、常に越えていく。

Text by 佐藤悠香
Photo by 田中聖太郎

◎映画情報
『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』
2026年2月6日(金)全国公開
監督:オ・ユンドン、キム・ハミン
出演:SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEO
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
(C)B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
X:@BEFIRSTthemovie
https://befirst-themovie.jp


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