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ビリー・アイリッシュによる今年の【グラミー賞】受賞スピーチを批判した人たちに向け、兄で共同ソングライターのフィニアスが怒りの反論をインスタグラム・ストーリーズに投稿した。
フィニアスは、「24歳の妹が受賞スピーチで語ったことに憤っている、非常に影響力のある年配の白人男性たちをたくさん見かける。あなたたちの名前は文字どおりエプスティーン・ファイルに載っているね」と綴っている。
ゴールド・ラッシュ級の成果は予想されていなかったが、結果としてビリーとフィニアスは、2024年作のアルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』収録曲「WILDFLOWER」で【グラミー賞】の<年間最優秀楽曲>を受賞した。この勝利により、ポップ界のスーパースターであるビリーは通算11個目のグラミー像を獲得し、そのスピーチの場を利用してトランプ政権を強く批判した。
ビリーはフィニアスとともにステージへ登壇し、ソングライティング界のレジェンド、キャロル・キングからトロフィーを受け取った。ビリーは、「感謝の気持ちはもちろんありますが、正直言ってこれ以外に言う必要はないと思っています……奪われた土地に、違法な人間なんて存在しません」と述べ、「今、何を言って、何をすればいいのか分からないほどつらい状況です。でもこの部屋の中では希望を感じています。私たちは闘い続け、声を上げ、抗議し続けなければならない。私たちの声は本当に意味を持っているし、人々そのものが大切なんです」と語った。そして、「言いたいのはこれだけです。ICEなんてくそくらえ。ごめんなさい」と締めくくった。
ビリーは当日、米ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナの観客の多くと同様に、トランプ政権による移民取締り強化への抗議として“ICE Out”と書かれたピンを着用していた。この移民執行強化では、1月に米移民・税関執行局(ICE)のエージェントによってアメリカ市民2名が殺害された。
ビリーはここ数週間、トランプ政権の移民政策を公に批判し続けており、詩人で3児の母でもあった37歳のレネ・ニコール・グッドがICEによって殺害されたことを受けて同機関を“テロ組織”と呼び、さらに1月の【MLK Jr.・ビラヴド・コミュニティ・アワード】受賞スピーチではミネソタ州での取締り強化についても強く批判していた。
フィニアスもまた、ICEや保守系コメンテーターのダブルスタンダードについて積極的に発言している。USAトゥデイに掲載された「有名人への注意喚起:パフォーマンスに専念し、政治から距離を置くべき」と題したイングリッド・ジャックによるオピニオン記事を受け、彼は反論の声を上げ、今後も発言を続けると表明した。
Threadsへの投稿で彼は、「そんな都合のいい話は通らない。ミュージシャンや有名人の発言は大したことないと言いながら、何日もそれについて語り続けるなんて。あなたたち自身が問題を大きくしているんだ。不快に思うならなおさら、僕はこれからも発言し続ける」と綴った。
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