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ハリー・スタイルズが、新曲「Aperture」を公開した。もっとも、ハリーの内輪にいる幸運な人々は、LCDサウンドシステムに着想を得た、じわじわと熱を帯びていくこの高揚感あふれるトラックをここ数か月にわたってすでに楽しんでいただろう。
現地時間2026年1月23日午前、ジョン・メイヤーがホストを務めるSiriusXMの番組『Life with John Mayer』に出演したスタイルズは、3月6日発売予定の4thソロ・アルバム『Kiss All The Time. Disco, Occasionally』の制作過程で、どのようにリスナーの反応を試してきたのか、そして今回はなぜ積極的に周囲の意見を求めたのかを語った。
ニュー・アルバムについてハリーは、「たくさんの人を呼んで、スタジオで流して聴いてもらったりしてきました。これまでの作品では、誰に聴かせるかについてすごく慎重で、完成するまでは誰にも聴かせない、という感覚がずっとあったんです」と説明した。
さらに彼は、「それによって音楽が“商品”みたいに感じられてしまっていたことに気づいて、その流れを変えたかったんです。今回のアルバムはデモを友達に聴かせたり、友達と一緒にいて“これどう思う?”って流したりして、すごくオープンなプロセスでした。そうしていくうちに、これは“大音量で鳴らされるための音楽”だということがはっきりしてきたんです。そのときが一番しっくりくる。でも同時に、ヘッドホンでじっくり聴いて、自分だけの体験として味わうのもすごく好きなんです。だからいろんな聴き方で試運転してもらって、アルバム体験がどう変わるかを感じてほしいですね」と続けている。
ハリーはアルバムを昨年夏の終わりに完成させたことも明かし、5分超の「Aperture」は締め切り間際に仕上がり、別のインタビューでは本作にとっての“完璧な小さなリボン”になったと表現していた。
長年の共同プロデューサーであるキッド・ハープーンとの最新コラボについてハリーは、「最初のシングル候補としていくつかの曲が挙がっていたんですが、“Aperture”は……アルバムの1曲目なんです。レコードのために作られた最後の曲でした。いちばん自由な状態にあったときに生まれた曲で……新しい音楽がどんなものかを人に聴かせるとき、最初にかける曲なんです」と語っている。
そうした試聴を重ねた結果、彼はいまの自分を象徴する最初のシングルとして、「Aperture」が“明らかな”選択だったと実感したという。「曲を作って、完成して、リリースする頃には、感情的に少し先へ進んでしまっていることがよくあると思います。そうすると自然と少し距離が生まれてしまうんです」と31歳のハリーは述べ、いまの自分の気持ちとまだ重なっているこの楽曲を先行シングルに据えたことに触れた。
また、番組内でメイヤーから、アルバム・タイトルに含まれる独特な句読点を人々が正しく使ってくれるかどうか、もし無視されたら気になるかと問われると、ハリーははっきりと重要性を強調した。「すごく大事なコンマなんです。とても重要なコンマ。あのコンマは……あれは正しいんです」と、彼は“Disco”の直後、“Occasionally”の直前に置かれたカンマについて語った。
さらにハリーは、今後開催されるレジデンシー・ツアー【Together, Together】の日程も発表した。同ツアーは7都市・全50公演で構成され、現地時間5月17日にオランダ・アムステルダムのヨハン・クライフ・アレナでの6公演から開幕し、その後、英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで6夜にわたる公演を行う。7月にはブラジルのサンパウロとメキシコシティを回り、その後ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで30公演のロングランに突入する予定だ。ツアーは、11月下旬と12月初旬に予定されているオーストラリアのメルボルンとシドニーでの各2公演をもって締めくくられる見込みとなっている。
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