back number「ヒロイン」が韓国で上昇中 韓国内における冬の名曲の仲間入りに

2025年12月21日 / 18:00

 2015年1月にリリースされたback numberの「ヒロイン」が、韓国内で大きな広がりを見せている。

 2025年12月19日にBillboard JAPANが発表した、韓国内でヒットしている日本の楽曲をランキング化したチャート“Japan Songs (韓国)” で前週17位から当週2位へと大きくジャンプアップした(集計期間:2025年12月5日~12月11日)。そのきっかけは、11月30日に放送されたフジテレビ系『千鳥の鬼レンチャン』内での歌唱。韓国で知らない者はいないほど有名な“バラードの皇帝” ソン・シギョンが同曲を歌い、ピッチの正確さはもちろん、その歌声とメロディーの相性の良さで視聴者を釘付けにした。しかし韓国では、本人の衣装の色が高麗青磁を連想させることから、澄んだ歌声とのギャップがちょっとした話題となった。

 しかし、そのバズが単なる一過性に終わらない点こそ、やはりこの曲が持つパワーだ。日本で4.1億回再生を誇る彼らの代表曲に初めて触れる韓国リスナーが多かったようで、「ここで初めて知ってすぐ原曲を聴いてみたんだけど、歌詞を見たら思わず涙が込み上げてきた……」「切ない初恋が連想される。この曲はとてもいいと思う」など、歌詞とメロディーに心を打たれたという反響やコメントが多くある。

 最新音楽を紹介する韓国のSNSアカウントでも本曲に関する投稿が増え、日本語の歌詞にハングルを付けるUGCも多く見られ、今まさに楽曲の魅力が広がっているところ。ルミネイトによる「CONNECT」で放送前と現在までの推移を見てみると、韓国内のプレゼンスは約5倍に急伸し、「ヒロイン」はSpotify「バイラルトップ50」で第2位、Apple Musicの「トップ100:韓国」では5位についている(12月19日現在)。雪大国として知られる韓国で親しまれてきた日本の冬ソングといえば、中島美嘉の「雪の華」が特に有名だが、今年からは「ヒロイン」もその仲間入りを果たしたと言っても過言ではない。

〈Japan Songs(国/地域別チャート)〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国・地域独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ、台湾、ドイツ、インドネシア、マレーシアで、順次追加予定。

Text by Mariko Ikitake


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