エンターテインメント・ウェブマガジン
アリアナ・グランデは、これまでに亡き祖母マージョリー・グランデことノンナがいつも率直にものを言う人だったと分かるインタールードをいくつも発表している。そして現地時間2025年12月5日に行われたQ&Aセッションで、その事実を改めて世界に思い出させた。
観客から「創作過程やキャリアにおいて、ノンナからもらった最も大切なアドバイスは?」と質問されたグランデは、ユーモアを交え、「F—k ’em!(気にするな!)」と答えて会場を沸かせた。
大きな笑いが収まると、彼女はこう続けた。「私が経験していたどんなことも、落ち込んでいたこと、不安だったこと、自信が持てなかったこと、怖かったこと、ノンナはすべてを驚くほどシンプルにしてくれました」と彼女は説明し、「オーマイガー、あのブルックリン流のカッコよさで雑音を全部シャットアウトして、本当にいつも“F—k ’em”って言ってくれた。すごく単純なんだけど、今でもその声が聞こえる気がする……今でも、彼女が私の耳元や肩にいて、力が出ないときに力をくれているように感じる。彼女は本当に最高だった」と続けた。
グランデは回答を続けながら感情を抑えきれなくなり、涙ぐんだ。この様子は、チャップマン大学で行われたマスタークラス中に収録され、米ザ・ハリウッド・リポーターのポッドキャスト『Awards Chatter』の公開収録としても配信された。ファンからも“ノンナ”と親しまれたマージョリー・グランデは、今年6月に99歳で亡くなっている。ノンナはグランデの楽曲に複数参加しており、2024年の「Ordinary Things」(55位)では、98歳で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”入りした史上最高齢の人物となった。
『エターナル・サンシャイン』の締めくくるこの曲でも、ノンナは孫娘へ賢い助言を残しており、それをグランデはファンに届けている。「寝る前にキスをしないなんてダメ」とノンナは話し、「最悪だから、絶対にそんなことしちゃダメ。もしそれが自然にできないなら、あなたに合ってないってこと。すぐに(その状況から)出なさい」と続けている。
現在グランデは、映画『ウィキッド 永遠の約束』で賞レースを戦っており、映画は現地時間12月8日に発表された【ゴールデン・グローブ賞】のノミネーションで5部門の候補にあがった。<作品賞(ミュージカル/コメディ部門)>の候補からは外れたものの、ジョン・M・チュウ監督によるこの映画は、<主演女優賞>(シンシア・エリヴォ)、<助演女優賞>(グランデ)、<歌曲賞>(「The Girl in the Bubble」「No Place Like Home」)および<興行・映像功績賞>の候補に名を連ねている。さらに、現地時間12月5日に、グランデは2026年の【クリティクス・チョイス・アワード】で同作唯一の演技部門ノミネーションも獲得している。
J-POP2025年12月9日
音楽をテーマにしたブックフェス【ワード・オブ・エコー】が京都・CLUB METROをメイン会場として開催される。 本イベントは、通常のクラブイベントで行われるDJやライブ、音楽と本に関するトークセッション、そしてミュージシャン、DJ、音 … 続きを読む
J-POP2025年12月9日
12月17日発売の映画『楓』オリジナル・サウンドトラックより、十明がスピッツの楽曲をカバーした劇中歌「楓」が先行配信された。 12月19日全国公開となる映画『楓』は、スピッツの楽曲「楓」を原案にしたラブストーリー。同曲が主題歌として本編 … 続きを読む
洋楽2025年12月9日
フォーク・ビッチ・トリオが、デビュー・アルバム『ナウ・ウッド・ビー・ア・グッド・タイム』を引っさげた初来日公演を行うことが決まった。 フォークの伝統を尊重しつつも、現代的なインディー・フォークとしての魅力を併せ持つトリオの初来日公演は、 … 続きを読む
洋楽2025年12月9日
来年1月に開催される【第83回ゴールデン・グローブ賞】のノミネーションが発表され、<最優秀オリジナル楽曲賞>と<最優秀オリジナル・スコア賞>にそれぞれ6作品がノミネートされた。 <最優秀オリジナル楽曲賞>には、マイリー・サイラスの「Dr … 続きを読む
洋楽2025年12月9日
オーストラリア・シドニー発のインディー・ポップ・デュオ、ロイエル・オーティスによる初の単独来日公演が決定した。2026年2月16日に東京・豊洲PITにて開催され、チケットの一般発売は12月20日からとなる。 ◎公演情報2026年2月16日 … 続きを読む