タイカ・ワイティティ&リタ・オラ、大失敗に終わった【ファイア・フェスティバル】を題材にしたミュージカル企画中「刺激的で奇妙で大惨事になりかねない」

2025年9月10日 / 15:30

 タイカ・ワイティティが新たな大勝負に挑む。監督と妻のリタ・オラが、悪名高い【ファイア・フェスティバル】を題材にしたミュージカル舞台化を企画している。

 米ハリウッド・リポーター(THR)によると、『ファイア・フェス・ザ・ミュージカル』は、ビリー・マクファーランドとラッパーのジャ・ルールが共同で主催し、大失敗に終わったことで有名な2017年のインフルエンサー向けフェスティバルを題材にしたミュージカル・コメディとなる予定だ。同フェスではブリンク182、プシャ・T、ディスクロージャー、ミーゴスらが出演すると約束されていた。バハマでの“リュクスな”集まりとして宣伝され、ケンダル・ジェンナー、ベラ・ハディッド、エミリー・ラタコウスキーといったモデルを起用したティーザー映像で話題を呼んだものの、直前で中止となった。その結果、セレブやチケット購入者は島に取り残され、質の低い食事、粗末なテント、約束された高級装備の何一つない状況に直面することになった。

 マクファーランドは2018年に電信詐欺罪で有罪を認め、2022年に釈放されるまで数年間服役した。失敗した同イベントを2025年に再始動させる計画を立てていたとされるが、主催者が会場の確保に失敗したと報じられ、発表から2か月後に中止となった。このフェスティバルとマクファーランドは、2019年にHuluとNetflixで公開された2本の類似ドキュメンタリー作品の題材となった。

 THRによると、舞台の制作スケジュールはまだ発表されておらず、ブロードウェイでの上演の有無も現時点では不明だ。ミュージカルの脚本は、監督であり【スーパーボウル】のコマーシャルのベテランであるブライアン・バックリーが担当し、演出も手がける。音楽は、【アカデミー賞】と【グラミー賞】の受賞者であるポール・エプワース(アデル、リアーナ)が担当し、セット・デザインはデヴィッド・コリンズ(『ハミルトン』)が担当する。

 あらすじによるとこのミュージカルは、「一人の男による詐欺というギリシャ悲劇的な規模の物語に留まらない。それは世代全体に対する風刺的な告発であり、悪しき考えが辿り得る最悪の結末を描いたものだ」と説明されている。

 ワイティティはTHRに対し、「劇場の仕事はいつも楽しいです。15年もやっていなかったのは楽しくなくなったからですが、今回は楽しいって言われてます。彼らを信じていますよ」と述べ、「ブライアン・バックリーが【ファイア・フェスティバル】のミュージカルを作りたいって言ってきた時、“ブライアン・バックリーって誰だよ?”って言いました。でも15年来の友人であり仕事仲間だと気づいて、断るのがちょっと難しかった。正直、この企画は刺激的で、奇妙で、大惨事になりかねません。まさにふさわしいし、僕が好む仕事のやり方です。早く始めたいですし、甘美なアメリカの劇場マネーを少し搾り取ってやりたい」とコメントした。

 バックリーも同様に信じられないといった気持ちをユーモラスに表現した。「自分が演劇的なミュージカル・コメディをやるなんて想像もしていませんでした。でも考えてみれば、【ファイア・フェスティバル】で起きたような、完全に頭がおかしくなりそうなほど馬鹿げていて興味深い出来事も想像できませんでした。壮大な失敗作。これは永遠に世代を悩ませ続けるでしょう。このショーを世に出したくてたまりません。そしてそう、今回は本当に音楽がありますし、なければ返金します」と彼は語った。


音楽ニュースMUSIC NEWS

三四少女、新曲「光」は自身初の本格的な“冬ソング” 生出演ラジオ内で初OAも決定

J-POP2026年11月4日

 三四少女(サンスーガール)が、新曲「光」を11月13日に配信リリースする。  今年4月にメジャーデビューした三四少女は、川田羽撫子(Vo. / Gt.)、さっちゅー(Ba.)、あんどりゅー(Dr.)からなる大阪発の男女混合3人組“ネオキュ … 続きを読む

荒田洸(WONK)、新曲「Fade Into Silence」をリリース

J-POP2026年11月4日

 荒田洸(WONK)が、ニューシングル「Fade Into Silence」を11月4日にリリースした。  2026年に再始動したソロプロジェクトの新たな一作となる本作は、繊細な電子音と緻密なリズムアプローチを軸に、静けさと高揚感が交差する … 続きを読む

<インタビュー>DIIVが語る、革命と“再建の精神”、声を上げないアーティストの“臆病さ”

洋楽2026年11月4日

 今世紀、この経済状況の中で、インディーロック・バンドとして15年間生計を立て続けることは決して簡単ではない。だが、メンバー間の問題や音楽業界の変化の波を乗り越えてきたDIIV(ダイヴ)は、ただ生き残ってきただけではない。ザカリー・コール・ … 続きを読む

【ビルボード】Travis Japan「チェックメイト」2万DL超でDLソング首位獲得 M!LKが2位に続く

J-POP2026年11月4日

 2026年11月4日公開(集計期間:2026年10月26日~2026年11月1日)のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で、Travis Japan「チェックメイト」が20,820D … 続きを読む

【ビルボード】M!LK「ザッツ!超常」が“JAPAN Hot Animation”1位に輝く 2017年「疾走ペンデュラム」以来2度目のアニメチャート首位を達成

J-POP2026年11月4日

 2026年11月4日公開(集計期間:2026年10月26日~11月1日)Billboard JAPANアニメチャート“JAPAN Hot Animation”で、M!LK「ザッツ!超常」が1位を獲得した。  本楽曲は、10月26日に配信さ … 続きを読む

page top