オリヴィア・ロドリゴ、自身のツアー関係者のセラピー費用を負担していたとギタリストが明かす

2025年7月10日 / 16:00

 オリヴィア・ロドリゴが、【ガッツ・ワールド・ツアー】の開催期間中だけでなくオフの間も、スタッフ全員のセラピー代を負担していたと、帯同したリズム・ギタリストのデイジー・スペンサーが明かした。ポッドキャストStageLeftに最近出演したベテラン・ギタリストである彼女は、適切なセラピストを見つけるのに苦労していたため最近セラピーから“遠ざかっていた”が、オリヴィアからの愛情のこもった行動に驚かされたと語った。

 デイジーは、「すると【ガッツ・ワールド・ツアー】では、オリヴィアとツアー・マネージャーのマーティ・ホムが、ツアー関係者全員に無料で利用可能なセラピーを提供したんです」 と述べた。2024年2月に米カリフォルニアで開幕したこの大規模なツアーは同年10月まで続き、しばらく間を置いてから今年1月に再開し、米国以外の日程を経て7月1日に英マンチェスターで終了した。

 「そんなことは今まで一度もありませんでした。そしてそれは私にとってセラピーの大切さを再認識させるきっかけになりました。なぜなら私は長い間セラピーから遠ざかっていたのですが、突然、素晴らしい心理療法士たちという素晴らしいリソースを手に入れたからです。それを最大限に活用しました」とデイジーは続けた。

 31歳のセッション兼ライブ・ギタリストは、オリヴィアの行動の結果、ツアーがオフでも関係者がサービスを利用できる期間も週に1回、あるいは2週間に1回、心理療法士に診てもらうようになったと振り返った。「正直、それは(これまでの)ツアーで起こった最もクールなことの一つでした。本当に、人々に与えられる最も素晴らしいものの一つは、アクセス可能な無料のセラピーです。結構高額になることがありますから」と彼女は語っている。

 17歳からツアーを続けてきた彼女は、セラピストとのセッションが、若い頃に経験した未処理のトラウマと向き合う上で非常に役立ったと述べた。メンタルヘルスを優先するために時間を割くことは、「私が若い頃、幼いデイジーが経験したことについて語る物語をついに聞くことができた」という点で、“幼いデイジーにとって良いことだった”と語っている。

 22歳のオリヴィアは、10代の頃からセラピストに通っていることを公言しており、それがメンタルヘルスを優先する上で非常に役立ったと語っている。父親が家族療法士であるこの歌手は、2021年に米CBSの番組『サンデー・モーニング』で、16歳のときにセラピストに通い始め、それが“人生を大きく変える大きな転機”となり、自分自身について多くのことを学ぶことができたと語っていた。

 当時彼女は、「人から、“ああ、君はそんなものいらないでしょ、君は持っているものが多いし、人生は素晴らしいじゃないか、何の問題があるの?”と言われることがあるんです。それは年上の人が年下の人に対して時々やることでもあって、(若者が)経験していることを軽視してしまったりします。“彼らは大丈夫だよ、まだ子どもだから、そのうち乗り越えられるさ”って。でもその状況にいるとそれは本当に現実味があって、正当な問題なんです。大人ほどの問題じゃないからとか、まだ税金を払わなくていいからとか、そういう理由だけでそれがつらくないわけではありません」と述べていた。

 オリヴィアは、メンタルヘルスの問題について率直に語っているアーティストたちの一人だ。他にもアデル、ビリー・アイリッシュ、ビービー・レクサ、アリアナ・グランデ、ブルース・スプリングスティーン、ホールジー、ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガン、デミ・ロヴァート、チャペル・ローン、チャーリーxcx、エド・シーランなども積極的に発言している。

 デイジーは、このツアー中のセラピーは“まさに贈り物”だと付け加え、「自分自身を見つめ、他の誰かに助けられて、自分だけでは決して気づけなかったことを引き出してもらえることは本当に恵みだと思います。セラピーが私に与えてくれた贈り物は、子ども時代に抱えていた声に出せなかったことを、本当に深く掘り下げることができるようになったことです」と語っている。


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