【米ビルボード・ソング・チャート】アレックス・ウォーレン首位キープ、モーガン・ウォーレン3週連続でTOP5に3曲チャートイン

2025年6月10日 / 09:30

 今週の米ビルボード・ソング・チャートは、先週初のNo.1タイトルを獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」が2週目の首位をキープ。2週前にTOP3を独占したモーガン・ウォーレンは、今週も引き続きTOP5に3曲をランクインさせている。

 2週目の首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、今週の集計期間(2025年5月30日~6月5日)に公式ストリーミング再生回数が2,150万回(前週比3%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が4,810万回(前週比11%増加)、週間セールスは7,000(前週比12%減少)をそれぞれ記録。

 デジタル・ソング・セールス・チャートでは通算6週目の首位を獲得して、ストリーミング・ソング・チャートでは前週の4位から3位に上昇(以前に4週間首位を獲得)。エアプレイ・チャート(総合)でも5位から4位にワンランクアップして、最高位を更新した。

 また、先週から再開された今年のソング・オブ・ザ・サマー・チャートでも、2週目の首位を獲得している。

 2週前(5月31日付)のチャートで自身初の首位を獲得したテイト・マクレーから、先週(6月7日付)のチャートでアレックス・ウォーレンに入れ替わったことで、ソング・チャート“Hot 100”で初めて首位を獲得した2組のアーティストが、2週連続で首位を獲得するチャート・アクションを展開した。

 これは、昨年の3月から4月にかけてテディ・スウィムズ、メトロ・ブーミン、ホージアの3組(それぞれ初の首位獲得)が3週連続で入れ替わって以来の記録で、2024年の同時期には4曲を通じて5組のアーティストが初の首位を獲得、最終的には以下の7組がその偉業を達成している。

2025年:
・モーガン・ウォーレン「ホワット・アイ・ウォント feat.テイト・マクレー」(5月31日付)
・アレックス・ウォーレン「オーディナリー」(6月7日付)

2024年:
・リッチ・ザ・キッド&プレイボーイ・カルティ「Carnival(with イェー&タイ・ダラー・サイン)」(3月16日付)
・テディ・スウィムズ「ルーズ・コントロール」(3月30日付)
・メトロ・ブーミン「ライク・ザット(with ケンドリック・ラマー&フューチャー)」(4月6日付)
・ホージア「トゥー・スゥイート」(4月27日付)
・サブリナ・カーペンター「プリーズ・プリーズ・プリーズ」(6月29日付)
・シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」(7月13日付)

 2025年のチャートで首位を獲得した曲は以下の通りで、現時点で初の首位を獲得したアーティストはテイト・マクレーとアレックス・ウォーレンの2組にとどまっている。

・1月4日:マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」
・1月11日~2月1日:レディー・ガガ&ブルーノ・マーズ「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」
・2月8日:トラヴィス・スコット「4×4」
・2月15日:レディー・ガガ&ブルーノ・マーズ「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」
・2月22日:ケンドリック・ラマー「ノット・ライク・アス」
・3月1日~5月24日:ケンドリック・ラマー&シザ「Luther」
・5月31日:モーガン・ウォーレン「ホワット・アイ・ウォント feat. テイト・マクレー」
・6月7日~14日:アレックス・ウォーレン「オーディナリー」

 2組は現時点で2020年代の最も少ない記録で、最低記録の年とならないためにはあと5組のアーティストが新たに1位を獲得する必要がある。

2020年代の初の首位獲得アーティスト数は以下のとおり

・2025年:2組(更新中)
・2024年:7組(6曲)
・2023年:9組(7曲)
・2022年:12組(5曲でうち1曲「秘密のブルーノ」は7組のアーティストがクレジットされている)
・2021年:8組(7曲)
・2020年:13組(11曲)

 そのテイト・マクレーとモーガン・ウォーレンの「ホワット・アイ・ウォント」は、先週に続き今週も2位をキープ。ストリーミング・ソング・チャート(2,410万回/前週比4%減少)とカントリー・ソング・チャートでは、それぞれ初登場から3週連続で首位を獲得している。

 モーガン・ウォーレンは、「ホワット・アイ・ウォント」の他にも3位に「ジャスト・イン・ケース」(前週3位)、5位に「アイム・ザ・プロブレム」(前週4位)の3曲をTOP5にランクインさせていて、3曲が収録されたアルバム『アイム・ザ・プロブレム』は、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で3週目の首位を獲得している。

 3月1日付から5月24日付まで13週連続で首位を獲得したケンドリック・ラマー&シザの「Luther」は、先週の5位から今週4位に再浮上。R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートではそれぞれ24週目の首位を獲得して、前者では史上最長記録をさらに更新した。

 先週6位にランクインしていたシャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」は、今週も同位をキープ。レディー・ガガ&ブルーノ・マーズの「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」も、先週に続き7位にランクインしている。

 先週8位にTOP10復帰したテディ・スウィムズの「ルーズ・コントロール」は今週も同位をキープして、TOP10の滞在週を通算64週目、Hot 100のチャートイン総週は94週目に、それぞれ史上最長記録を更新した。

 ドレイクの「Nokia」は、先週の9位から今週10位にワンランクダウン。ベンソン・ブーンの「ビューティフル・シングス」は10位から9位にワンランクアップして、今週でチャートイン総週を通算71週目に更新し、史上8番目の記録に到達した。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは6月12日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
2位「ホワット・アイ・ウォント」モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー
3位「ジャスト・イン・ケース」モーガン・ウォーレン
4位「Luther」ケンドリック・ラマー feat. シザ
5位「アイム・ザ・プロブレム」モーガン・ウォーレン
6位「ア・バー・ソング(ティプシー)」シャブージー
7位「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」レディー・ガガ&ブルーノ・マーズ
8位「ルーズ・コントロール」テディ・スウィムズ
9位「ビューティフル・シングス」ベンソン・ブーン
10位「Nokia」ドレイク


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