ガンズ・アンド・ローゼズ、「Human Being」のカバーを初披露し故デヴィッド・ヨハンセンを追悼

2025年5月30日 / 17:20

 ガンズ・アンド・ローゼズが、現地時間5月27日にUAE・アブダビで行われた公演で、長年の人気曲を初めてライブで披露し、2か月前に75歳でがんとの長い闘病の末に亡くなったニューヨーク・ドールズの故デヴィッド・ヨハンセンへの追悼の意を表したようだ。

 アクセル・ローズとメンバーたちは、ヨハンセン率いるニューヨーク・ドールズの1974年の楽曲「Human Being」を演奏したが、彼の死については特にコメントしなかった。この曲は、ドールズのアルバム『トゥー・マッチ・トゥー・スーン』に収録されており、ガンズ・アンド・ローゼズは1993年のカバー・アルバム『ザ・スパゲッティ・インシデント』でこの曲をカバーしていたが、これまでライブで披露したことはなかった。

 ファンが撮影した映像で、ローズが「気に入らないなら/聖人でも探せばいいさ/さあ行けよ、自分で見つけてみな/俺じゃないようなやつをな」と吠えるように歌い、疾走感のあるビートと鋭いギターの上でその存在感を放っている。

 サビでは「もし俺が王様みたいに振る舞ってるなら/それは俺が人間だからさ/欲しがりすぎだって?/でも俺も人間なんだぜ」と、息もつかせぬ勢いで歌い上げる。

 性別を超えたルックスと挑発的なパンク精神を持つヨハンセンは、ガンズ・アンド・ローゼズの初期スタイルに大きな影響を与えた人物だった。逆立てた髪やメイクアップ、そして『ザ・スパゲッティ・インシデント』に収録されている楽曲群からも、その影響は明白だ。同作にはダムド、U.K.サブス、ザ・ストゥージズ、デッド・ボーイズ、ミスフィッツ、セックス・ピストルズなどパンク界のレジェンドたちのカバーが収録されている。前述の「Human Being」はニューヨーク・ドールズ/ハートブレイカーズのジョニー・サンダースとハンセンの共作だ。

 ガンズ・アンド・ローゼズは現在、パブリック・エミー、ライヴァル・サンズ、そしてフランク・カーター率いるセックス・ピストルズとともに、【Because What You Want & What You Get Are Completely Different Things】と題したヨーロッパ・ツアーを開催中で、現地時間5月30日にはジョージアのシェクヴェティリ・パークでの公演が予定されている。


音楽ニュースMUSIC NEWS

JO1/INI/ME:Iを排出した『日プ』第4弾はボーイズグループ、全世界から応募可能

J-POP2025年7月17日

 サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第4弾となる『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』の放送が決定し、参加者募集がスタートした。  番組『PRODUCE 101 JAPAN』は、2019年の第1弾を … 続きを読む

金城碧海(JO1)×Crystal Kay、2人で「Lied to you」「恋におちたら」歌唱

J-POP2025年7月17日

 金城碧海(JO1)とCrystal Kayのコラボレーションによる、JO1のユニット曲「Lied to you」とCrystal Kay「恋におちたら」の歌唱動画が公開された。  昨年末、JO1のメンバーセルフYouTube企画「PLAN … 続きを読む

WONWOO(SEVENTEEN)が誕生日、自作曲「GOGAE」サプライズ公開

J-POP2025年7月17日

 WONWOO(SEVENTEEN)が、2025年7月17日に誕生日を迎え、自作曲「GOGAE」をサプライズ配信リリースした。  楽曲「GOGAE」は、穏やかなピアノとストリングサウンドが調和したバラード。峠を越える過程を人生に例え、「時に … 続きを読む

りりあ。、広州&上海で初の海外公演

J-POP2025年7月17日

 りりあ。が、2025年11月に初となる海外公演を広州と上海で開催する。  先日開催が発表された【Asia Tour OneMan Live「秋の予兆」】。9月に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で開催される初のZeppワンマン … 続きを読む

DOPING PANDA、新曲「2043」配信スタート

J-POP2025年7月17日

  DOPING PANDAが、新曲「2043」を配信リリースした。   本楽曲は、現代社会に警鐘を鳴らすかのようなアッパーな4つ打ちのシンセリフと、エレキギターの小気味よいカッティングが印象的な作品になっているそうだ。   歌詞の世界観を … 続きを読む

Willfriends

page top