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RIIZEが、初のフルアルバム『ODYSSEY』のリリースを記念して、“プレミア上映”イベント【THIS IS OUR ODEYSSEY ~PREMIERE IN CINEMA~】を5月15日に開催した。
前日の5月14日20時にWeverseのRIIZEコミュニティにてオンライン初公開された、アルバム全曲を映像化した約40分の特別ムービーが都内劇場にて上映され、アルバムの世界観を大迫力の映像と音楽で届け、RIIZEの2025年初となるカムバックのムードを高めた。
上映が始まると、まずはRIIZEのメンバーから「皆さんにいち早くお届けしたいと思い、【~PREMIERE IN CINEMA~】を企画しました」(SHOTARO)、「それではRIIZEのODEYSSEYをお楽しみください!」(SOHEE)と、日本語でメッセージが送られた。
「旅に出ることにした。答えを求めて」というEUNSEOKのナレーションから、旅支度をするメンバーの映像が映し出される。アルバムの冒頭を飾る1曲目は、「Odyssey」だ。神秘的なシンセサウンドとUKガラージのリズムが融合したポップソングで、新たな章を迎えたメンバーたちの心境を示す楽曲。これから始まるストーリーへの期待感を高めるようなサウンドとともに、水泳をするANTONや部屋でダンスを踊るSHOTAROといったソロのシーンから、6人が集まって車に乗り、星空に飛び込んでいく。途中、蟻のような小さな虫が、WONBINの指先のアップやEUNSEOKがスマートフォンのライトでベッドの下を照らしたシーンなどに出てきたが、集団でまとまって行動する蟻の協調性を表しているのか、気になるところだ。
ANTONがバッグを持つシーンから、6人がバッグを持って階段を上がっていく映像に切り替わり、始まる2曲目は「Bag Bad Back」。今までのRIIZEの楽曲にはなかった、ヒップホップ色が強いナンバーだ。“RIIZEのバッグには、輝くアーティストへ成長したいという強い願いが詰まっている”という歌詞が示すとおり、強い意気込みを感じる鋭い視線を向け、猛烈なラップとキレッキレのダンスをみせる。シネマ風のモンタージュもユニークだった。
バッグを持った6人とともに「WE’RE GOING TO LA!」とテロップが表示される。そしてLAに向かうRIIZEの機内でのオフショットの後、「Ember to Solar」が始まる。アニメーションとダンス映像がミックスされたSF感のある映像、疾走感あふれるビートと全身をダイナミックに使ったダンスは、映画館でみると迫力満点だった。
いよいよLAに到着したRIIZEが空港から車で移動する映像をはさみ、オンライン会議の画面に。そこには「Siren」の振り付けを担当しRIIZEと交流の深い、Joshの姿もあった。Joshは「RIIZEとは昔からの友達のよう」と話し、その後もANTONがメンバーに英語名を付けたりして、歓談を楽しむ。そしてRIIZEの重大な計画に向けて、“図書館”で待ち合わせをする約束をし、オンライン会議が終わった。そんなキーワードとなる“図書館”の扉を開ける映像から始まったのは、「Fly Up」。1950年代のロックンロールを彷彿とさせる明るいダンスナンバーで、たくさんのダンサーとミュージカルのような溌剌としたパフォーマンスをみせる。「Fly Up」というタイトルのとおり、浮遊感のあるシーンもあり、とにかく見どころ満載。音楽とダンスを通じて“違い”の壁を越え、広い世界で人々とつながっていく6人の姿を楽しく描いていた。
続く「Show Me Love」は、誰かの期待ではなく、自分自身の声に耳を傾け、本当に好きなものを見つけて自分のために生きていこうというメッセージが込められた、RIIZE流の青春応援歌。6人が腕を高く上げ空を指差すポーズや自然の中を走る様子は、どこか「Memories」のミュージックビデオを彷彿とさせる。2023年8月にリリースされた「Memories」から約1年9か月、初々しさが見えたあの頃から、様々な経験を重ねた彼らの成長を感じさせる映像だった。
ムービーには、アルバム制作の様子も映されていた。汗を流しながらダンスを練習する6人や、レコーディングで涙を流すANTONの姿。練習の合間にソファに横になりWeverseのBRIIZE(ファンネーム)からのメッセージを見るWONBINとSHOTARO。ギターを練習するANTONは、「今回の僕たちのアルバムで、後悔なく、この時期を過ごせたらいいな」と話す。そんな裏側のストーリーを、インストゥルメンタル曲の「Passage」が寄り添う。トレモロ奏法を用いたオーケストラの演奏が緊張感を与えるとともに、アルバムの中では、内面的な成長ストーリーがさらに深まっていく“通路”のような役割を果たしていた。
「Midnight Mirage」では、EDMサウンドでRIIZEならではのMidnightモードを届ける。映像にはRIIZE公式キャラクターも登場し、可愛らしいキャラクターとアニメーション化したメンバーの様子を、繊細な歌声とともに、真夜中のファンタジーのような世界観で見せた。
ドラマのようなストーリーに引き込まれたのは「The End of the Day」。体育館でメンバーが歌唱する姿は、どこか「Love 119」のようなエモーショナルさを感じる。情緒的な歌声とともに、ステージ上でうまく演奏ができない男の子や、野球の練習風景など、高校生活を舞台にストーリーが繰り広げられる。うまくいかず落ち込む高校生たちを、EUNSEOK考案のキャラクター、ソンヨンドリの着ぐるみが励ます。最後に着ぐるみの頭部分を外し、EUNSEOKが顔を出すシーンは、爽やかさとどこか彼らしいコミカルな面白さを醸し出していた。
メンバーが真っ直ぐな想いを伝えるシーンは多くのBRIIZEの心に響いただろう。「毎日準備をして、早くBRIIZEに会いたいとたくさん思った」(EUNSEOK)、「なぜ(練習や準備を)やっているのか思い出させてくれるのがBRIIZE」(WONBIN)、「BRIIZEのために準備しているから、喜んでくれたら嬉しい」(SHOTARO)。そんなBRIIZEへの想いを載せた楽曲が「Inside My Love」だ。縦型のスマートフォンの画面で、InstagramやTikTokなど、BRIIZEと交流するツールを用いた映像を挟み、BRIIZEがRIIZEのすべてであり、存在の理由であるという優しいメッセージが染み渡る。
「あの時、私たちは一緒に夜空を見上げていた。この長い旅の終わりに、私たちは大きく変わった。この輝かしい瞬間を忘れない」というEUNSEOKのナレーションを挟み、アルバムの最後を締めくくるのは、「Another Life」。ピアノの旋律にインパクトのあるドラムサウンド、華やかなエレクトリック・ギターの演奏が加わった壮大なサウンドスケープが拡がる。ラストに映し出された、真っ直ぐにこちらを見つめるSUNGCHANの表情からはRIIZEが新たなフェーズへ突入したことを感じさせた。
10曲の映像が終わり、『RIIZING』のトレーラーを思い出させる、ANTONのナレーションと宇宙をバックにメンバーが未来を見つめる表情で約40分のムービーは締めくくられた。最後には「RIIZE WILL CONTINUE TO RISE(RIIZEは上昇し続ける)」の言葉でエンディングを迎えたが、その言葉どおり、ここから見せるだろうRIIZEの“ODYSSEY”に期待が高まる。なお、アルバム『ODYSSEY』は本日5月19日18時に配信リリースされる。
Text by Sakika Kumagai
◎リリース情報
アルバム『ODYSSEY』
2025/5/19 DIGITAL RELEASE
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