エルトン・ジョン&ブランディ・カーライル「スウィング・フォー・ザ・フェンシズ」MV公開、グザヴィエ・ドランが監督

2025年3月17日 / 08:45

 2025年4月4日にリリースされるエルトン・ジョンとブランディ・カーライルのコラボレーション・アルバム『天使はどこに』からの新曲第2弾「スウィング・フォー・ザ・フェンシズ」のミュージック・ビデオが公開された。

 映画監督のグザヴィエ・ドランがディレクターを務め、映画『エミリア・ペレス』などで知られる振付師のダミアン・ジャレと組んだこのMVは、官能と開放をダイナミックにそしてエモーショナルに探究している。

 ドランは、「エルトンとブランディがこの曲について連絡してきた時の概要に、“若いクィアの子たち”のために書いた曲、とあった。私はすぐにこの孤独な若者が自分のために踊っているのを見た。音楽とダンスが常にクィア文化の中心であることは偶然ではなく、究極の表現行為であり自暴自棄であり無私である。エルトンとブランディが私に、音楽とダンスを通して自分の力とプライドを主張する若者を撮影する、という素晴らしい機会を与えてくれたことに大変感謝している。特に、権力のある人たちが、その力を弱め、取り消し、そのプライドを抑えようとしている時に」と話している。

 ドランは、過去にアデルの「Hello」と「Easy on Me」のミュージック・ビデオのディレクターを務め、後者は2021年の【グラミー賞】で<最優秀ミュージック・ビデオ>にノミネートされた。

 カーライルは、「“スウィング・フォー・ザ・フェンシズ”は私がスタジオに持ち込んだ1曲です。私はゲイの女性、エルトンはゲイの男性、私たちにはそれぞれ家族がいて、夢が叶いました。若いゲイの子たちに、人生はより大きくエレガントで素晴らしいと伝えたくて、“行け、進め、何があろうと怯むな”と歌うアンセムを書いたらクールだろうなと思ったんです」とコメントしてる。

 ジョンは、「“スウィング・フォー・ザ・フェンシズ”をレコーディングした時は、アルバムの方向性が明確になった瞬間だった。そこまでたどり着くのは大変だったが、私たちはこの機会に立ち上がらなければならないとわかっていたし、全員がこの大きな喜びと高揚感を感じていた。最初の困難の後、この曲が完成した時にはすべての不安は消え去った。素晴らしいサウンドだった」と述べている。

◎リリース情報
アルバム『天使はどこに』
2025/4/4 RELEASE
https://umj.lnk.to/EJBC_WBIA

Photo: Peggy Sirota


音楽ニュースMUSIC NEWS

グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、コンサートを一時中断して観客を厳しく叱責

洋楽2025年6月25日

 グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、現地時間2025年6月22日のコンサート中に観客を激しく注意する一幕があった。  ドイツで開催された【ハリケーン・フェスティバル】でのグリーン・デイのステージのライブ配信を … 続きを読む

BABYMONSTER、80年代ヒップホップがコンセプトの「HOT SAUCE」ビジュアルポスター公開

J-POP2025年6月25日

 BABYMONSTERが、2025年7月1日18時に配信リリースとなる新曲「HOT SAUCE」のビジュアルポスターを公開した。  新曲「HOT SAUCE」は、1980年代中後半スタイルのヒップホップで暑さを吹き飛ばすサマーソング。ビジ … 続きを読む

SHISHAMO、9月に東京ワンマンライブ決定 タイトルは「残暑お見舞い申し上げます!!!」

J-POP2025年6月25日

 SHISHAMO が2025年9月27日に東京・Zepp Haneda (TOKYO) で【SHISHAMO ワンマンライブ2025「残暑お見舞い申し上げます!!!」】を開催することを発表した。  夏らしい写真が印象的な公演ビジュアルのデ … 続きを読む

【ビルボード】“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”、吉本おじさん「お返事まだカナ?おじさん構文!」3週連続首位に 内緒のピアス「プロポーズ」約2年ぶりにチャートイン

J-POP2025年6月25日

 2025年6月25日公開(集計期間:2025年6月16日~6月22日)のBillboard JAPAN “ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”で、吉本おじさん「お返事まだカナ?おじさん構文!」が首位を獲得した。  同楽曲は … 続きを読む

Mega Shinnosuke、新曲「白い墓」配信リリース&MV公開

J-POP2025年6月25日

  Mega Shinnosukeが、新曲「白い墓」を配信リリースした。   前作「メロい夢」に続く今作は、「愛の先にある孤独」をテーマにした切なくも希望に満ちたオルタナティブ・ロックだという。   傷ついた心が運命の出会いによって再生する … 続きを読む

Willfriends

page top