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「あなたが今日も強く可愛く生きるための心のおまもりになる」をコンセプトに、多種多様の“可愛い”と熱い想いを爆発させながら活動しているアイドルグループ・可愛いって言わないと呪う!(通称:かわのろ)。1月14日に渋谷Spotify O-EASTでの初ワンマンライブを大成功させた彼女たちが、次なる夢に向かって第3期オーディションを実施(現在、参加者募集中)。このタイミングでプロデューサーのメイビーモエが、新メンバーに求めるアイドル性とグループの未来を提示した。
<初ワンマン成功「このメンバーだったら、O-EASTはいける」>
かわのろは「可愛いって言わないと呪う」を代表曲に持つバンド・ぽわんのメイビーモエプロデュースのもと結成。アイドル顔面偏差値ランキング上位を席巻するほどのルックス。つんく♂プロデュースのモーニング娘。をはじめとするアイドル同様「さすがバンドマンがプロデュースしているライブ至上主義グループ」と思わせる、メンバー全員どこにいてもセンターのつもりで歌い踊る精神。本気でみんなを幸せにしようとする気概に溢れた光度100%の笑顔。それらが開花させるハイパーポップで個性的な楽曲の爆発力など、新人アイドルらしからぬ長所を武器にして、デビュー当初に掲げた「1年後に東京・渋谷Spotify O-EASTでの初ワンマンライブを成功させる」という目標を見事達成してみせた。
「超えられるわけのない山。事務所としてもそうだし、グループとしてもそうだし、私としてもそうだし、これまでやったことのないデカい挑戦にとにかくみんなで向かっていった1年でした。私がバンド時代にワンマンライブをやった最大規模の会場がO-WESTだったんですよ。でも、かわのろの最初のオーディションをやったとき「このメンバーだったら、O-EASTはいける」と思ったんです。もちろん簡単ではなかったし、浮き沈みもあったんですけど、その度にいろんな反省を繰り返しながら走り続けてきて、どんなときもメンバーがベストパフォーマンスを目指してくれたからO-EASTでの初ワンマン成功は達成することができた。だから、メンバーのことは超リスペクトしています。そもそもリスペクトしていない子はは入れていないので。」
◎<ライブレポート>可愛いって言わないと呪う!「かわのろを選んでくれてありがとう」諦めなかったアイドル人生の先に辿り着いた初ワンマン大成功
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/145634
「O-EASTでの初ワンマンを観て「すげぇ。ありがとう」と思ったんですよね。普通、アイドルのプロデューサーってもうちょっと俯瞰というか「ありがとう」だなんてメンバーに伝えないと思うんですけど、でも、私はシンプルにウチのメンバーは凄いなと思ったんです。もちろん足りないところに対して「もっとこうしなきゃ」と思う点はあるんですけど、まずひとつメンバーにとっての成功体験であってほしいなって。1年であのパフォーマンスができるのも凄いし、私が何年もかけて歌の表現とかステージに対する意識とか培ってきたものをこの1年で教えたんですけど、それをあの子たちがO-EASTでしっかり体現できていたのは、凄い成長スピードだなと思いました。ゆえの「すげぇ。ありがとう」。だから「私も負けられないな」って。」
<新部署・MEBISM(メビズム)発足“ライブアイドル業界の改革”>
かわのろが見せてくれたアイドルの可能性。それに「私も負けられないな」と鼓舞されたメイビーモエだが、かわのろと共にライブアイドルシーンの中で過ごしてきて「これは業界自体を変えなきゃいけない」と思うような場面も多く見てきたようだ。たしかに、2010年代のアイドルブーム以降、若い女の子たちがアイドルとしての活動に青春を捧げるも、夢半ばでリタイアしてしまうことは多い。そのアイドル活動に生活のほとんどを費やしてしまった分、その後のセカンドキャリアで進む先に迷う元アイドルも少なくない。かわのろの未来の為にも、この状況に一石投じるべく彼女は大きな決断をした。
「かわのろを大きくしていったのちのヴィジョンとして、今のライブアイドル業界っていろいろ問題があるから、それを変える一石を投じたいと思っているんです。なんでかと言うと、今はざっくり言えば搾取構造が横行しているし、夢を餌に……「何にでもなれる若い女の子たちの時間を何だと思っているんだろう?」みたいな事務所も多いし。あと、チェキで日銭がすぐに稼げちゃうから、それが目的なら楽曲もカバーでいいし、衣装も市販で売っているものだっていいし、それさえ揃えてライブハウスに出てしまえば、1枚1000円とか2000円のチェキが売れてしまう。チェキを撮ることが商品になっているアイドルグループと、楽曲やパフォーマンスで人を笑顔にするエンタメが商品になっているアイドルグループ。それらが今は混在してしまっているから、そこを含めて変えていきたいんですよね。」
「でも、まずはかわのろで結果を出さないと、負け犬の遠吠えになって「ほら、出来ないじゃん」って言われてしまうから、適正な形でチェキコンテンツやライブアイドル界のシステムをお借りしながらも、楽曲とパフォーマンスでしっかりファンを増やしていけるグループにしていきたいんです。そこを大事にしていかないと、アイドルとして頑張った子たちがセカンドキャリアで路頭に迷ってしまうリスクがある。歌とダンスが好きでこの世界に入ってきたのに「なんでこんなことしているんだろう?」みたいなことになってほしくないんですよね。そういう状況を打破していく為にも、しっかりと教育できる環境が必要だなと思って、オフィスビット(かわのろ所属事務所)の中でメイビーモエの部署・MEBISMを新しく立ち上げました。そこにはかわのろも所属して、もしかしたら今後新しいグループも増えていくかもしれないんですけど、10代20代で頑張ったことが先の人生にも活かしていけるような、人生設計やキャリアを見据えた育成や教育をしていくことにしたんです。」
<新メンバーに求めるアイドル性「とびきり元気な子が欲しい」>
そんな一大プロジェクトを実りあるものにする為にも、かわのろをブレイクさせることは、メイビーモエの命題と言える。
昨年の夏、かわのろ強化レッスンの場を取材させてもらったのだが、メイビーモエはプロデューサーとしてあれこれ指示を出すだけでなく、パフォーマーとしての基礎体力をつけるトレーニングからボーカルレッスンの方法まで自身で研究し、各メンバーごとに振られた歌割りをどう表現するべきかのアドバイスも含め、メンバー全員を直接指導するというトレーナーの役割まで担っていた。自身もステージに立つ表現者だからかもしれないが、ここまで近い距離でメンバーを緻密に育成しているプロデューサーは、滅多にいない。そんな彼女がかわのろをブレイクさせるうえで、新メンバーに求めるものは何なんだろうか。
◎かわのろ(可愛いって言わないと呪う!)新曲「虹」完成に至るまでの苦難と希望のストーリー解禁! メンバー6人の独白含むレポート公開「でも、私はアイドルだから」
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/143217
「今、新メンバーオーディションの参加者を募集しているんですけど、かわのろって実はめちゃくちゃ体育会系なんです。メンバーの精神もそうだし、私の教え方もそうだし。かわのろは可愛いし、いつも笑顔だけど、どんなときもそれをキープするのって大変なことなんですよ。体力も精神力も物凄く必要とするんです。だから、そこについて来れる根性のある新メンバーが欲しいなと思っていて。まだ発表していないんですけど、次のワンマンライブはまた大きいところでやることを予定していて、そこを埋める為にも今後はもっと数字を意識していきたくて。ライブをするにも、新しい衣装をつくるにも、何をするにも、やりたいことを実現するにはどうしても予算は必要なので。なので、しっかりそこのバランスを見ながら、ライトなファンからすごくディープに応援してくれる人まで集まってもらえるように、もっともっと規模を大きくしていきたい。なので、かわのろ全体として「たくさんの人に愛されたい」という願望をもっと強く持つグループにしていきたいんです。」
「その起爆剤のひとつとして新メンバーを募集することにしたんです。なので、とびきり元気な子が欲しいですね。今のかわのろは真面目な子は多いんですけど、空気をつくるのがあんまり上手じゃないんですよ。なので、別に誰も不機嫌じゃないのに空気があんまり良くなかったりすることもあって。それって本人たちだけの空間ならまだいいんですけど、初めて撮影で入る人とか新しいスタッフが来たときに「え、怒ってるのかな?」って不安にさせちゃったり、気を遣わせることになるじゃないですか。私、アイドルとして人に気を遣わせるってあるまじき行為だと思っているので、絶対にそうならないように振る舞うように常日頃から言っていて。なので、もしそういう空気になったときにソレをぶち壊せるような、明るいムードメイカーが入ってきたら面白くなるかなと思っていますね。」
「かわのろはとびきり可愛い衣装だし、女の子が歌いたい歌詞を書いている自負があるんです。アイドルの曲って男性が作詞しているケースが多いので、どうしたって男性目線になりがちなんですけど、私は女として生きてきたから、そこはプロフェッショナルだと思っていて。細かい言葉のニュアンスだったり、そういうところを他人事じゃなく自分事としてアイドルの子たちが歌える、リアルな自分の曲として歌えると思うんです。それを魅力と感じてくれる女の子にはぜひオーディションを受けてみてほしいですね。あと、かわのろのチームはかわのろに対する愛情や情熱や向上心が物凄いんです。だから、それを持てないスタッフはすぐいなくなるんですけど(笑)。愛の強さに関してはどこにも負けない。でも、愛はもらったら返さなきゃいけないから、その返せる精神がない子は落ちます。別に私たちに返してほしいわけじゃなくて、例えばお客さんやメンバーに愛情を注いでほしいんですよね。まわりに優しくできる子じゃないとアイドルとして好かれないと思うので。」
<かわのろの次なるフェーズ「人の心に突き刺さる表現」>
どんなときでも笑顔で観る者すべてを元気にしてしまえるアイドル。言葉にしてしまえば簡単だが、それを体現する為には根性も愛情も自らの想いを歌やダンスに乗せられる表現力も必要だ。これまで大きな夢を叶えてきたアイドルの多くは、たしかにそれを持ち合わせていた。言わば、王道アイドル。その一員になりたい女の子はぜひ新メンバーオーディションに参加してみてほしい。そして、その新メンバーと共にメイビーモエが目指すかわのろの未来、次なるフェーズとして描いているヴィジョンとはどんなものなのか。
「かわのろの活動を重ねていって「IDOL LIFE」という曲が育っていったりした中で、実はかわのろってコンセプトを変えているんですよ。この子たちだったら、私がぽわんでやりたいと思っていたことを実現できるかもしれないと思って。特にゆきだまの精神性にすごく可能性を感じたんですよね。で、最初は「可愛いに固執して、可愛いに執着して、可愛いを追求できるグループ」みたいな感じだったんですけど、途中から「あなたが今日も強く可愛く生きるための心のおまもりになる」にしたんです。ロック要素のある曲を創ったりしたのもそれがきっかけで。だから、欲を言えば、今はみんなにメッセンジャーとしての意識を強めてほしいし、新メンバーにもそういう属性を求めている。ライブアイドルとして月に何十本もライブをするのがゴールじゃなくて、一声でたくさんの人を幸せにできる表現者を目指してほしいから。そういう人がメジャーで活躍できるアーティストになっていると思うし。」
「例えば、BiSHはそういう存在になっていったじゃないですか。アイドルとかアーティストとか関係なく、人の為に自分の人生を乗せて音楽を届けていた。何かを演じるんじゃなくて、自分がここで歌う意味を見出していた。私もそれを目指して音楽を続けてきたし、そんな私がプロデュースするのなら、かわのろもそういうグループになってほしいと思うんです。言うならば原点回帰ですね。人前で歌を届けていく表現者の基本姿勢。結局、それがいちばん人の心に突き刺さるし、そもそもそれが出来ないと大きい存在にはなれない。かわのろは私がステージに立つわけじゃないから、私がどんなに音楽に想いを込めても、表現する人にその意識がないと届かないと思うんですよ。ありきたりでシンプルな言い方になりますけど、人の心に突き刺さる表現を目指してほしい。それが出来ているアイドルはなかなかいないから、かわのろはしっかりそこまで育てていきたいと思っています。」
取材&テキスト:平賀哲雄
◎【可愛いって言わないと呪う!第3期メンバーオーディション】
応募期間:2025年2月24日(月)~2025年3月16日(日)
応募方法など詳細:
https://kawanoro.bitfan.id/contents/239483
◎可愛いって言わないと呪う!オフィシャルサイト
https://kawanoro.bitfan.id/
◎可愛いって言わないと呪う!X公式アカウント
https://twitter.com/kawanoro_info
◎可愛いって言わないと呪う!TikTok公式アカウント
https://www.tiktok.com/@kawanoro_official
◎可愛いって言わないと呪う!YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/@kawaiitteiwanaitonorou
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