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フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションが、1968年7月23日に米ウェスト・ハリウッドのウィスキー・ア・ゴー・ゴーで行ったコンサートの模様を完全収録したライブ・アルバム『ライヴ・アット・ザ・ウィスキー・ア・ゴーゴー1968』を2024年6月21日に発売する。
日本盤は、CD3枚と40ページの英文ブックレット、日本版ブックレットで構成され、大半が未発表音源となる全32トラックが収録される。現在「ザ・デューク – テイク 2」が先行配信中となっている。
ザッパ家のテープ倉庫管理人ジョー・トラヴァースは、本作について「このアルバムは、マザーズ・オブ・インヴェンションの面々が綿密に選び抜いて演奏した曲目を、55年の時を経て漏れなく完全収録した作品だ。使用されている音源は、オリジナル・マスター・テープをハイレゾ品質でデジタル変換し、新たなリミックスを施したものである。テープ倉庫からまたも発掘されたこの歴史的な演奏は、“オリジナルの”マザーズ・オブ・インヴェンションがいかに特別なグループだったかを再認識させてくれる」と語っている。
ザッパが、1969年まで率いていた“オリジナル・マザーズ”が1968年7月に、新作のレコーディングを目的に行った全3ステージの伝説的なコンサートの模様を最高音質で完全収録し、結成メンバーであり、グループの中心的存在でもあったレイ・コリンズ(ボーカル)を含む顔ぶれでのライブを総計3時間近くに亘りもれなく堪能できるのは、現時点でこの作品のみとなる。
「ハングリー・フリークス、ダディ」、「アメリカ・ドリンクス・アンド・ゴーズ・ホーム」、「プラスティック・ピープル」、「キング・コング」、この日がライブ初披露となった「ブラウン・シューズ・ドント・メイク・イット」などグループを代表する楽曲のほか、「ウィスキー・インプロヴィゼーション」と題された全3トラックの即興演奏など、当時のマザーズの魅力が凝縮された名演の数々を収録。一部のトラックにはキム・フォーリーや、ザッパのプロデュースでデビューしたGTO’sが客演している。
収録トラックの大半は完全未発表の秘蔵音源で、ライブ本編には、クレイグ・パーカー・アダムス(ウィンズロー・コネチカット・スタジオ)がオリジナルのマルチトラック・テープから新たにミキシングし、ジョン・ポリート(オーディオ・メカニクス)がマスタリングを手がけた最新マスターを使用。さらにボーナス・トラックとして、ザッパ本人が公式リリースを念頭に製作していたと考えられる「ザ・ウィップ」と「ハングリー・フリークス、ダディ」の“ヴィンテージ・ミックス”を併録。
英文ブックレットには、ジョー・トラヴァースによるライナーノーツ、元GTO’sのパメラ・デ・バーの回想録、当日のライブに出演していたアリス・クーパーとザッパの息子であるアーメット・ザッパの対談、ジョージ・ロドリゲス撮影の秘蔵写真など、貴重な資料の数々が掲載される。
◎リリース情報
アルバム『ライヴ・アット・ザ・ウィスキー・ア・ゴーゴー1968』
2024/6/21 RELEASE
UICY-16227/9 5,500円(tax incl.)
https://umj.lnk.to/FrankZappa_TheDuke
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